院内ブログ

2019.04.08更新

 


こんにちは、原田です。

4月に入って暖かくなって過ごしやすくなりましたね。
お出かけをするとどこも桜が満開で、風に舞う花びらがキレイで癒されますね(^-^)
最近の我が家では、今年はトマトを植える前にイチゴの苗を植えてみました。
小さな白い花が可愛いです。こどもが喜ぶ苺がなるかなー?楽しみです(o^-^o)

 

それでは今日のブログでは幼児期の口の状態のお話します(^-^)
この時期のことをいくつかあげていきますね。

原田

○歯が生えそろう時期○
幼児期に全ての乳歯が生えます。
あらためて乳児期から幼児期の歯の生える流れを書き出しますね

・10ヵ月 4本···上下前歯4本づつ

・1歳   8本···上下前歯4本づつ
(かみかみが出来るようになる)

・1歳4,5ヵ月 12本···前歯+奥歯が生えてくる
(あごを左右に動かして、食べ物をすりつぶせるようになる)

・1歳6,7ヵ月 16本···前歯と奥歯の間に犬歯が出てくる

・2歳3,5ヵ月 20本···一番奥の歯が出てきて全ての乳歯がそろい出す

・3歳 歯の高さがそろい歯並びが完成
(ここから6歳ころまでには歯並びには大きな変化はなく成長します)

・6歳 乳歯の奥に永久歯が生えてくる(最近は下の前歯から生えてくることも増えています)
となります。

※乳歯はすべて生えそろうと20本あります。2歳半から3歳までに乳歯列は完成します。このあげてる月齢には個人差があるので、前後の2,3ヵ月くらいは気にしなくて大丈夫です。


○乳歯の役割○
乳歯には役割があります。

・乳前歯ー噛みきること、発音噛む機能の発達のため

・乳臼歯(奥歯)ー食べ物をかみ砕き、かみ潰すこと

・前歯奥歯ともにー「永久歯(大人の歯)を守ること」これがとても大事です

乳歯にも歯の根っこがあり、あたま部分よりも大きな形をしています。
これは将来、大人の大きなお口の為の永久歯が生えるスペースを確保するためです。そして永久歯が歯ぐきの中で成長するのを守ってあげています。

原田2


○乳歯の噛み合わせ○
早い段階からお子さんの噛み合わせや歯並びが気になる方もいらっしゃると思いますが、歯並びは1歳頃まではあまり心配されなくて大丈夫です。

その後に噛み合わせを狂わせるのは「遺伝」と「悪習慣」があります。

悪習慣が原因の場合はそれを止めると治せることが多いです。
遺伝でも早めに対応すると治せたり、ひどくならない様にできるのでご相談ください。
また虫歯などで乳歯を抜いたままにすると大人の歯並びにもかかわってくる場合もあります。抜いたあとのこともしっかり歯医者さんからお話を受けてくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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