院内ブログ

2019.06.23更新

メッソッド

こんにちは、院長の今村です。

6月も終わろうとしてますが、なかなか梅雨入りしないですね。水不足にならないか心配です。

昨年11月から受講しているセミナーも終盤となってきました。今回は審美修復における歯の形成について学んできました。実習もあり毎回新たなことに気づかされます。10月まであと4回セミナーはあります。どんなことが学べるのか楽しみです。

 

さて当院の近くには九州病院もあり手術前の歯科受診の方も来院されます。今回は手術を受けられる方へお口のケアについてご説明します。


全身麻酔での手術を行う場合、手術中や手術後はしばらく呼吸を管理するためお口が開いた状態が続き、お口の中が乾燥してしまいます。そのためお口の中にいる細菌が増殖し色々なトラブルを引き起こしてしまいます。

手術後の肺炎の予防
手術後は呼吸を管理するため肺までチューブを挿入します。この間、お口の清掃ができないため清掃不良となり口腔細菌が増殖します。細菌がチューブを介して肺まで到達してしまうと、肺炎をおこしてしまいます。
入院する前に歯科医院を受診して歯をきれいにしてもらいお口の中が清潔になるようにしましょう。またセルフケアの方法を習って手術前までお口のセルフケアをしっかりと行いましょう。

手術後の創部の感染予防
お口の中に歯周病や進行したむし歯があると、清掃できない間に歯周病菌やむし歯菌が増えて、手術を行った部位に感染することがあります。また血液から心臓などに感染して合併症を引き起こすこともあります。歯科で治療できる部位は早めに治療しておきましょう。

全身麻酔時のトラブル
手術中グラグラしている歯があると、全身麻酔を行う際に入れる管に歯があたってしまい歯が抜けたり、欠けたりするリスクがあります。また抜けてしまい転がり落ちて誤嚥、誤飲の危険があります。心配な歯があれば手術前に歯科医院を受診して固定するなど必要な処置をしてもらいましょう。

このような方は注意が必要です
・歯周病もしくは重度なむし歯がある方
・お口の清掃が不十分で汚れが残っている方
・肺炎にかかったことがあり、術後肺炎など感染症のリスクがある方

手術の種類は以下のものです
① 頭頚部、呼吸器、消化器領域の悪性腫瘍の手術
② 心臓血管外科手術
③ 人工股関節などの整形手術
④ 臓器移植手術
⑤ 造血幹細胞移植
⑥ 脳卒中に対する手術

手術の前後のセルフケアについて
① 歯科医院を受診してお口の中のプロッフェショナルケアをしてもらい、ご自分で行えるケアの方法を習いましょう。
② 手術の前日は時間をかけて丁寧に磨きましょう。
③ 手術後はできるだけ早い時期からお口のケアを行いましょう。

がん等の治療中は口内炎ができたり、お口の中が乾いたりすることがあります。ひどくなると話をしたり食事をすることも困難となり体力が落ちてしまい、今までどおりの生活が難しくなってしまいます。


手術を受ける前から歯科でお口の中をチェックすることは大切です。成人のほとんどの方は歯周病にかかっているというデータもあるため注意する必要があります。

 

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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