バイオフィルムってどんなもの・・・・?
徐々にに進行し、それでいて治りにくいタイプの感染症では、細菌が増殖するときに作り出すフィルム状のもの(バイオフィルム)が病気の発症やその後の進行と深く関係しています。コンタクトレンズや人工関節など様々なところにバイオフィルムは見られます。お口の中のプラーク(歯垢)も実はバイオフィルムであり、むし歯・歯周病はバイオフィルムによる感染症です。
バイオフィルムの特徴
・細菌自体がつくりだす粘着性の強いフィルム状の物質
・細菌をその中に包み込んで外的をシャットアウトします
・水に溶けません
・バイオフィルムの中でさらに細菌は増殖します
・物理的な方法でしか落ちません。薬が浸透しません。
歯の表面にバイオフィルムが形成されるには18時間以上かかります。プラークは、簡単に落とせるうちにブラッシングやPMTCで除去しておきましょう。