症例一覧

2017.02.23更新

tooth歯垢は歯周病やむし歯の原因菌がお口の中で増えた細菌の塊であり、いわゆる『食べかす』とはちがいます。歯垢は別名プラークと言われています。歯垢、歯石ともむし歯や歯周病を引き起こす因子となります。歯垢の中の細菌は歯に付着した食べかすを利用して酸をつくり、歯の表面のエナメル質を溶かします。そのほか細菌性のプラークが歯と歯ぐきの間に入り込んで停滞すると歯ぐきに炎症が起きます。その状態が続くと細菌の出す毒素で、歯を支えている骨が溶けてしまいます。これが歯周病です。

tooth歯垢は柔らかいよごれであることから歯ブラシでも取り除くことができます。これに対し、歯石はこの歯垢に唾液中の石灰分が沈着して硬くなったもので、こうなってしまうと歯ブラシだけでは取り除くことができません。歯科医院で専用の治療器具を使って取り除く必要があります。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2017.02.12更新

親知らずは現代人では萌出するスペースがなく歯ぐきに埋まったままで出てこなかったり、出てきても少しだけで完全に出てこなかったりします。

親知らずは必ず抜かなければいけないわけではありません。ただ、親知らずがあると次のような悪影響が起こる場合があります。

①歯ぐきの炎症を起こしやすい

②隣の歯がむし歯、歯周炎になりやすい

③歯列不正やかみ合わせの異常を引き起こす

このような場合は早めに抜いたほうが良いでしょう。

tooth抜歯の時間は30分~1時間、局所麻酔を使用して行います。抜歯後に数回ほど洗浄などに来院して頂きます。通常抜歯後、1週間程度で糸取りを行い、あとは経過をみていきます。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2017.02.07更新

cow牛乳はカルシウム成分をたくさん含んでいて歯によさそうな感じがしますね。しかし牛乳はむし歯になりにくいだけであってならないというわけではありません。

cow牛乳には乳糖というものが含まれています。お口の中のphが5.5を超えると「脱灰」という歯からミネラル分が溶けだす現象起きます。この脱灰はむし歯の前兆です。、乳糖はphが5.1までしか下がらないと言われています。phは値が低くなると酸性に傾いてきますのでよりむし歯になりやすいことになります。牛乳の中の乳糖がお口の中を酸性になるのを抑えむし歯予防に効果を発揮しているといえます。

しかし、お口の中にも個人差があり、唾液の量や質によってphの下がりかたにもそれぞれ差がありますので、一概に牛乳を飲んでいたらむし歯にならないというわけではありません。

投稿者: いまむら歯科クリニック