院内ブログ

2018.06.09更新

 

こんにちは(^^)スタッフの木下です。

最近、「受動喫煙」という言葉をよく耳にしませんか?
東京都では、18歳未満の子供がいる家庭の室内や自動車内でたばこを吸わないよう求める、「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」が今年の4月1日に施行されました。
子供が受動喫煙から受ける健康被害は、大人以上に深刻です・・・
中耳炎や気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症や、ぜんそくなど呼吸機能低下、そしてお口の中にも影響があります。

歯ぐきが黒くなる!?
→親が喫煙者だと、80%近くの子供の歯ぐきに黒ずみがみられます。
歯にタール(発がん性物質)が付着し、ニコチンの影響で毛細血管が収縮し、歯ぐきは暗紫色になります。

虫歯のリスクが2倍!
→同居する家族に喫煙者がいる子供では、3歳の時点での虫歯罹患率が高く、生後4ヶ月時点で受動喫煙している子供は虫歯罹患率が2.14倍になるという研究結果があります。

受動喫煙と虫歯の関係は十分には解明されていませんが、分かっていることはタバコの煙がお口の中の細菌、歯の性質、唾液に影響しているということです。

甘い物を食べると虫歯になりやすいことはご存じの方も多いと思いますが、
タバコと子供の虫歯の関係については知らない方が多いのではないでしょうか?

この機会に、お子様のお口の健康について考えてみませんか。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2018.06.04更新

 

こんにちは!スタッフの田中です(^^)
梅雨の晴れ間に夏を感じるころとなりました。

さて、6月4日は「6(む)4(し)」にちなんで「虫歯予防デー」です。
そして6月4日~10日は「歯と口の健康週間」となっています。

この時期は学校などでも歯科検診が行われます。
検診で「虫歯」が見つかり、紙をもらった(泣)という経験はありませんか?
最近では小学生でも「歯石」や「歯肉の炎症」で紙をもらうことが増えたように思います。

歯磨きが上手にできず歯垢が残り、それが歯石となって細菌が繁殖し、歯肉に炎症を起こします。
また、歯石は歯ブラシでは落とせないので、歯科に受診して取らないといけません。
そのまま放っておくと歯肉(周)炎となって、重症化することもあります。

虫歯になっていないか気にする方は多いのに、歯石や歯肉の炎症があるのに気にしていない方はたくさんいます。
歯を失う原因として、虫歯より歯周病の方がはるかに高いのです。
この機会に、歯だけではなく、お口全体の健康を考えてみては??

投稿者: いまむら歯科クリニック

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