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2018.03.25更新

八幡西区黒崎の歯医者、いまむら歯科クリニックです。

今回は唾液のはたらきとむし歯予防についてご説明します。

唾液には消化吸収を助けるだけではなく、お口や全身の健康を守るためのさまざまなはたらきがあります。むし歯予防にも唾液はたいへん重要な役割を果たしています。

唾液のもつ3つのはたらき

leaf洗浄・殺菌・抗菌

唾液はお口の中をたえず流れて、食べかすやお口の中にすんでいる細菌を洗い流します。まただ液に含まれた免疫物質は、粘膜からの細菌感染を防ぎます。

leafお口の中を中性にする

唾液には飲食で酸性に傾いたお口の中を中性に戻す作用があります。むし歯の原因菌であるミュータンス菌は食べ物に含まれる砂糖や炭水化物を分解して酸をつくりますが、唾液はこれを中和してむし歯の始まりを防ぎます。

leaf再石灰化

唾液には歯の成分であるカルシウムやリンが含まれています。お口の中のミュータンス菌が食べかすなどを分解して作り出した酸は、歯の表面のエナメル質を溶かします。この時唾液があると、唾液中のカルシウムやリンが溶けだした部分を補うように歯の表面に付着して歯を修復します。これが『再石灰化』作用です。唾液が多いほど再石灰化のはたらきが強くなります。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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