症例一覧

2020.04.12更新


こんにちは、院長の今村です。毎日コロナウイルスの話題でいっぱいです。つい一月前まではこんなに感染者が増えるとは思いませんでした。当院では院内の消毒を徹底し診療を行っています。今回は毎日の歯みがきについてご説明します。

歯みがきについて
1歯磨き粉
歯磨き粉を使ったあと、口の中がかゆい、しびれるといった症状が出たことはありませんか?
これまでに、歯磨き粉を使用したことが原因で、アレルギー反応が起こった例は数少ないですがいくつか報告されています。
症状は、唇、歯ぐき、ほっぺたの内側、舌が腫れたり、かゆくなります。
歯磨き粉の中には目的に合わせて様々な種類の成分が含まれており、どの成分もアレルギー反応を起こす可能性があります。
歯磨き粉に含まれる成分として代表的なもの
・研磨剤
・発泡剤
・保湿剤
・結合材
・薬効成分(フッ素、殺菌剤など)
などがあります。
特定の食品などにアレルギーを持っている方は、初めて使う歯磨き粉は一度皮膚につけてみたり、少量から使い始めた方がいいかもしれません。
当院では定期検診の際に歯磨き粉を使いますので、そういった症状のある方はご相談下さい!

歯磨き


2歯磨きのタイミングについて
皆さんは歯磨きをどのタイミングでしたらいいのか疑問に思ったことはありませんか??
ここ10年ほどで、歯磨きの常識もずいぶん変わってきました。
昔は「食後3分」なんてよく耳にしたものです。
食後すぐに3分間磨こうと・・・。
食後すぐに歯磨きをすると、その前に口にした食べ物や飲み物の酸で、一時的に柔らかくなった歯の表面のエナメル質を削ってしまう恐れがあるのです。
口の中が酸性になっても、通常はしばらくすれば唾液の力で中和されます。
しかし、口の中の菌は増殖しているので、歯垢は早く落としたい!
結論からいうと、食後はすぐにうがいをし、酸を流して菌の増殖を防ぐ。
歯磨きをするタイミングは、口の中が中性に傾く、食後15~30分がよい。
とはいうものの、きちんと歯垢を落とせていることが1番大切です!
1日3回なんとなく磨くよりは、唾液が減少して菌が繁殖する就寝前の1回にしっかり磨いて歯垢を落とすほうが効果は高くなります。
歯の大きさや歯並びは人それぞれ。
自分に合った歯ブラシや歯磨き粉、磨き方も重要になってきますので
一度チェックしてみてはいかがですか?
3歯ブラシの交換時期について
歯ブラシの交換時期は1ヶ月です!
歯ブラシはとても丈夫に作られているので1ヶ月以上使い続けることは可能ですが、
長く使い続けるとこんなデメリットがあるんです・・・
① 歯ブラシの清掃効果が低下する
→歯ブラシは1ヶ月で毛先が広がり、弾力が弱くなってきます。
そんな歯ブラシだと軽い力で磨いただけでは汚れは落ちず、磨き残しが多くなります。
② 歯ブラシが細菌の温床となる
→歯を磨いた後、歯ブラシをどんなにしっかり洗っても細菌は残っているので、
長く使うほど細菌も増えていきます。
③ 歯や歯ぐきを痛める
→毛先が広がり弾力の弱くなった歯ブラシだと、磨く力が強くなります。
強い力で磨くことで歯のエナメル質が削れてしまい、知覚過敏の原因となります。
また、広がった毛先では歯ぐきを傷つけます。
ただし、毛先が広がってきたら1ヶ月未満でも交換が必要です。
すぐに毛先が広がってしまう、という方は、もう少し力を控えめにして磨きましょう。
いつまでも自分の歯で食事を楽しむためには日々のお手入れがとても大事です

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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