院内ブログ

2025.01.18更新

こんにちは八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックの竹内です。

今回のblogは、虫歯について詳しく説明したいと思います。

そもそも虫歯とはどんな状態かと言うと、虫歯菌によって歯が溶けてしまった状態の事です。

まず、歯について説明します。歯は、エナメル質、象牙質、セメント質の硬い組織(硬組織)からできています。

エナメル質は、歯の1番外側を覆っている目に見える表面の硬い層の事です。物の硬さを1〜10段階に分けたモース硬度という指標でみると、水晶(モース硬度7)と同じくらいの硬さがあります。
でも、酸に簡単に溶けてしまうという弱点があります。

セメント質は、歯根部表面を覆っている組織で、歯根膜によって歯槽骨と結合しています。
モース硬度は4〜5で人間の骨と同程度の硬さです。

歯髄は、一般に神経と呼ばれる組織で神経線維のほかに血管やリンパ管などが通っていて、象牙質に栄養を補給しています。

虫歯菌の代表的なものは、ミュータンス菌とラクトバチルチス菌です。
ミュータンス菌は口の中の食べかすを餌にして酸を作り出し、歯のエナメル質を溶かして虫歯を作ります。
ミュータンス菌の正式名は、ストレプトコッカス・ミュータンスといい、大きさがわずか約1μmの球状の菌で、口の中にいる口腔連鎖球菌の一種で繋がった状態で存在し増えていきます。ミュータンス菌は不溶性グルカンという水に溶けないネバネバの物質を作り出して歯にくっつき、塊となって歯垢を作ります。特徴は、糖を分解して酸を作り出し歯を溶かします。酸性の環境に強いです。

ラクトバチルチス菌は、食べ物や飲み物の中に広く存在し、乳酸菌の中にも存在しています。食べ物や飲み物の糖から酸を作り出します。ラクトバチルチス菌は腸内にいると身体に良い働きをする善玉菌ですが、お口の中ではミュータンス菌によって作られた虫歯に定着して虫歯をどんどん進行させる働きをします。

竹内

次は虫歯症状と処置方法です。
尚、進行度はCO、C1、C2、 C3、C4、に分けられます。
COは、痛みはなくエナメル質表面がわすかに脱灰している状態、経過観察、シーラント

C1は、痛みはなくエナメル質内部まで溶けた状態
シーラント、CRの詰め物

C2は、冷たい物がしみる、痛みを感じる象牙質に達した状態、CR、インレーなどの詰め物

C3は、ズキズキと痛みがある歯の神経(歯髄)まで達した状態、神経をとった後アンレー、クラウンなどの被せ物

C4は、体の抵抗力が下がると急に腫れて痛みが出る、抜歯になる

C2とC3だと治療内容がずいぶんと変わります。
C3になると治療期間もかなりかかります。神経をとるか取らないかで、歯の寿命も大きく変わります。

定期検診を受ける事で、お口の中の菌を減らすことができます。もし虫歯ができても早期発見早期治療で、早い段階で治療することができるので、歯を残すことに繋がります。

当院では予防に力を入れていて、定期検診をオススメしています。
特に気になるところがなくも、3ヶ月に1回の定期検診を受けましょう。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2025.01.08更新

 

明けましておめでとうございます。
八幡西区の歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。

皆さまは2025年をどんな年にしたいですか?
当院では年末に行った院内研修で2025年の目標を掲げました。
医院目標は、毎年院長先生が考えてそれをみんなに発表するのですが、今年は院長先生と代診の先生、幹部2人で出し合い、4つの候補からみんなで投票して決めました。
誰の案か分からないように名前を伏せて投票したのですが、結果は院長先生の圧勝でした。
さすが院長!(笑)投票にしなくても良かったのかも(笑)

それは冗談ですが、医院目標とは別に漢字一文字で個人目標も立てます。
私は「努」にしました。
”より良く”するために努力するという意味です。

さらにそれを基に具体的には何に取り組んでいくのか10項目挙げます。
そしてそれを一人ずつみんなの前で発表していきます。
そうすることで周りにも自分にも、何を目指しているのか明確にいなっていきます。

また、診療だけではなく、患者さんやスタッフ同士でも言葉遣いに気を付けて優しく接するよう努力したりと、様々な面でも実践できるものなので、掲げたからには達成できるようにがんばりたいと思っています。

さて、みなさんは歯が痛いときはどうしますか?
よく患者さんから聞くのが、初めは痛かったんだけど少しすると痛みがなくなって治ったから。そのまま放置してたら急に痛み出して。今は我慢できないくらい痛い。
こういう経験がある方は少なくないのでは?

田中

大前提として、痛みが出るような虫歯は自然には治りません。
また、我慢できないくらいの痛みを伴う虫歯は、歯の神経まで虫歯が進行している可能性が高いです。そのまま放置していると神経自体が死んでしまって痛みがなくなります。これは治ったのでなく、神経が壊死して機能を果たせなくなっているため痛みを感じないのです。
さらに放置していると、口臭、歯肉の腫れ、違和感などの症状が出てきます。

治療法は、感染を起こしている歯の神経を取り除いて、根の中きれいにする必要があります。根の治療には時間がかかります。炎症がひどければひどいほど長引きます。
場合によっては、抜歯になることもあります。

虫歯が神経までいっていないような状態であれば、治療は1~2回で終わります。
また、痛みがなくても歯石がついていると歯周病の進行につながり、歯を失う要因となりますので、特に気になるところがなくても3ヶ月に1回は定期検診を受けましょう。

検診では、虫歯のチェック、歯石除去~歯のクリーニング、他に異常がないかの確認をしています。
もし虫歯があれば、早期発見、早期治療で早い段階で治療が可能なので、歯を残せます。
歯のクリーニングもツルツルになって気持ちいいですよ♪
なので、早めの受診を心がけましょう。

本年も皆さまのお口の健康をサポートできるように、より一層努めてまいりますので
スタッフ一同、宜しくお願い致します。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2025.01.02更新

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックの今村です。

お子様の歯を守るために、小学校で年に二回行われていたフッ化物のイオン導入法から、フッ化洗口法に変更され1年が経ちました。
ではフッ化物洗口ってどういう方法でしょうか?フッ化物洗口とは適正な量のフッ化物の水溶液でぶくぶくうがいをする方法で、日本でも世界でも推奨されている虫歯予防法です。

フッ素

今回は900ppmの濃度のフッ化物洗口液で1週間に1回洗口する方法を行います。フッ化物洗口することによって虫歯に負けない丈夫な歯を作れますし、初期の虫歯を修復できます。また虫歯菌を抑制することによって虫歯を予防できます。永久歯は一生のものです。一度失ってしまうと2度と生えてくることはありません。永久歯を失わないためにも、虫歯の原因とその予防方法について知ることが大事です。今回は虫歯の原因と予防についてお話ししたいと思います。まず虫歯の原因ですが、虫歯は3大原因と言われている歯、細菌、食べ物の3つの要素に時間の経過の要素が加わってできると言われています。
細菌は酸を作り歯を溶かします。歯の質が弱いと虫歯になりやすいです。糖質は虫歯菌が酸を作り出す材料に使われますし、歯の表面に酸が長い時間さらされると虫歯になりやすくなります。虫歯ができるには糖、細菌、歯の質、時間の4つの要因が必要です。もしその中のどれか1つが欠けてしまえば虫歯できないと言うことになります。
それでは虫歯の予防についてお話ししたいと思います。虫歯の3大原因である歯の質、細菌、食べ物に対する予防ですが、
砂糖の多すぎる取り方に対しては上手なおやつの食べ方を考える必要があります。また、虫歯菌に対しては正しい歯磨きを身に付ける必要がありますし、歯の質の弱さに対しては、歯の質を強くすることで虫歯予防ができます。虫歯菌を減らすために行うのが歯磨きによる虫歯予防です。しかし歯磨きだけでは虫歯の予防は難しく、虫歯の予防効果を上げるためには、歯の質を強くしないといけません。
では、歯の質を強くする時期はいつでしょうか?また1番適切な時期はいつでしょうか?虫歯の1番できやすい時期は、永久歯が生えて2、 3年が最も虫歯になりやすいのです。小学校高学年中学生の時から部活や受験勉強などによる生活習慣の変化などにより急速に虫歯の数が増加します。よってその前に強い歯を作っておく必要があります。小児期のフッ化物洗口の程度によっては歯の質を強くします。研究データの報告ではフッ化物洗口を実施しているグループとフッ化物洗口を実施してないグループでは大きな差があることが証明されています。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.12.22更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。

前回に引き続き、今回も舌のお話をさせていただきたいと思います。
その中でも舌が正しい位置に置かれていないことによるデメリットを中心にお伝えできればと思っています。

hirata

前回お伝えしたように私自身一年程前からずっと気になっていたにもかかわらず放置していたために舌が痛くなったり歯が欠けたりしてしまい、慌てて改善しようと決めてもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。
その後どうなったのかといいますと実はまだ改善されていません。
毎日意識して努力はしているのですが、気がつけば舌の位置が下がっていたり、舌を噛んでいたり、歯を押していたりといった感じです。
ただ気がついたら正しい位置に戻すということをずっと繰り返しているので、いずれ改善されると信じて努力を続けていこうと思っています。
何か変化があればまたいつかみなさんにお伝えさせていただきますね。

では舌が正しい位置に置かれていないことで起こるデメリットについてお伝えしていきます。

まず舌の筋力が低下して口が開いた状態になりやすくなります。
それによって口呼吸になったり唾液の分泌量が減ったりします。
唾液は口腔内の環境を守ってくれているため、唾液の量が減ることでむし歯や歯周病になりやすくなったり口臭の原因になったりします。
さらに口呼吸はウィルスや細菌が体内に直接入り込みやすくなるため風邪などの感染症のリスクが高まってしまいます。

また舌が歯を押す力は意外と強いため、歯並びが悪くなったり歯列矯正が思うように進まなかったり矯正後の後戻りの原因になることがあります。

滑舌や発音にも影響することがあります。
特に上顎に舌をつける発音がし難くなります。

咀嚼がしづらくなったり、音を立てて食べたり、飲み込む時に咽せやすくなったりします。

舌は顔周りの筋力と繋がっているので、顔の歪みやたるみ、二重あご、ほうれい線などの原因になります。

他にはいびきや睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなります。
舌の位置が下がったままだと気道を塞ぐ原因になってしまうためです。
睡眠時無呼吸症候群の人は何度も目が覚めることで、慢性的な睡眠不足になったり、高血圧や動脈硬化からの心筋梗塞を引き起こす場合もあるため命の危険さえあります。

これだけでも一日でも早く改善した方がいいのは明らかですよね。
改善されれば鼻呼吸になって、唾液の分泌量が増えて、むし歯、歯周病、口臭のリスクが減って、病気になりにくくなって、歯並びや発音が良くなって、食事がしやすくなって、顔のバランスが整い引き締まって、睡眠不足も解消できるので舌の位置一つで全身の健康にも繋がっていきます。
すぐには効果が出なくても、長い目で見て努力を続けていこうと決心しました。
あいうべ体操や舌回しも舌の筋力を鍛える運動になるので、取り入れてみようと思っています。

それでは皆さん楽しいクリスマスをお過ごしください♪

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.11.24更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。

以前のブログに書いたよく噛むというテーマの元となった私の早食いですが、その癖はもうすっかり改善され今では意識しなくてもゆっくりよく噛んで30分〜1時間かけて食事できるようになりました。
小さな事かもしれませんが努力して変われたという喜びや達成感を感じることができたことや、実際改善してみて色々と良い気づきや結果が出たことで自信に繋がっていったことなど、本当に毎日コツコツ努力して良かったと感じています。
ところが最近新たに別の癖でとても気になっていることがあるので今回はそのお話しをさせていただきたいと思います。

平田

それは仕事に集中している時や家事をしている時、入浴中や考え事をしている時、携帯やテレビを見ている時、ボーっとしている時など普段の生活の中でふと気がつくといつも舌が正しい位置にないことに気づいてしまいました。
1年程前からずっと違和感がありましたが、最初の頃は一時的なものかな?そのうち治るだろうと思ってそこまで意識してはなかったのですが3ヶ月経ち、半年経ち、そろそろ1年が経とうとしているにも関わらず一向に治る気配がなく、それどころが癖になってしまい、むしろこれが当たり前の状態になってしまいました。
一体どんな癖かと言いますと、舌を下の前歯の内側に押し当てて力を入れていたり、上下の前歯で舌を噛んだままにしていたり、舌で下の前歯の一番上の切端を触っていたりという感じです。
おそらくこれらの癖が原因で常に舌の先がヒリヒリして痛くなってきたことで疑問に思うようになったのだと思います。
更にこれも半年程前に気づいたのですが、上下の前歯の切端同士で前後に歯ぎしりをしていることがあり、気にはしていたもののこちらも放置してしまい、とうとう最近下の前歯の切端が一本欠けてしまいました。
それもあって尚更いつも舌で欠けた所を触るので余計に舌の先の痛みが増してきたという状況です。
これは何とか改善しなければ!と思いまず考えたのが舌の位置です。
ところで皆さん、正しい舌の位置はご存知ですか?
正しい舌の位置なんてあるの?!と思った方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。
実は舌には正しい位置がちゃんとあって、普段はその場所に収まっているべきなんですね。
それが上顎のアーチになっている部分で上の前歯の裏側の口蓋という場所になります。
舌を鳴らす時、舌をギュッと押し付ける場所が口蓋です。
又は唾をゴックンと飲み込んだ時に舌があたっている部分になります。
この時舌の先だけではなく根元の方からしっかり上げて少し圧をかけた状態で口蓋にピッタリくっつけているのが正しい位置になります。
実際やってみるとちょうどピッタリ収まる感じがしますよね。
この場所に通常は舌が収まっているのが理想的だと言われていますが皆さんはどうですか?
私は少なくとも気になり始めた約1年前から舌は下がっていたのではないかと思います。
ですが舌の位置が真ん中や下にあると何故いけないと思いますか?
次回に続きますので是非皆さんも一緒に考えてみてくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.11.10更新

 

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

さて、私の前回のお話が「着色汚れの原因」についてでした。原因が分かった所で、次にその着色汚れを付きにくくするための予防方法をご説明させていただこうと思います。

着色汚れを付きにくくするためには、
①食生活の見直しをする
②タバコを控える
③自宅でのケア(正しい歯磨き)をする
④歯科医院での定期的なメンテナンス(クリーニング)をする

①食生活の見直しをする
ご自身の普段の食生活がどおなのかを見直してみましょう。普段からよくコーヒー・紅茶・赤ワインやお茶系・カレーなどを習慣的に摂取されているのであれば、それだけ着色汚れが付くリスクが高くなります。それらの食べ物や、飲み物を少しでも控える事で着色汚れを付きにくくします。でも、今までの食習慣を急に控えたり我慢する事は、無理があると思いますので出来る所から改善していきましょう。
着色しやすい食べ物、飲み物を摂取した後にお口の中をそのままにしておかずに、一度お水でお口の中をゆすぐ事で着色汚れの予防にもなります。出来れば歯磨きをしていただくとより予防効果が高まりますが、外出されている時とかは難しいかとおもいます。そんな時は、"キシリトール配合のガム"をよく噛んでいただくと、唾液の分泌を促してくれます。唾液を多く出す事により歯の表面に付着した食べ物や細菌を洗い流してくれる効果がありより着色汚れをも付きにくくし予防してくれます。
キシリトール配合のガムは、当医院の受付でも販売していますので良かったらぜひ。

和田

②タバコを控える
普段からかなり多くの本数のタバコを吸われる方は、特にヤニの着色汚れが付きやすいです。そのため、一番に効果的なのは、本数を減らすか禁煙を検討していただく事が一番の予防方法になります。ですがこちらも急には無理かと思いますので、出来るならタバコを吸われた後は、うがいなどお口の中をゆすいでいただければ、少しは着色(ヤニ)汚れを軽減できます。

③自宅でのケア(正しい歯磨き)をする
着色汚れが付きにくくするためには、ご自宅でのケア(正しい歯磨き)がとても大事になります。正しく歯磨きをすることによりしっかりと歯垢(プラーク)を除去をする事が出来ます。
特に、寝ている間は、唾液の分泌があまりないので、寝る前は特にしっかり活丁寧にケア(正しい歯磨き)をし、着色汚れが付きにくくするお口の中の環境を保つ事が出来ます。
また、歯磨き剤のほとんどには、研磨剤が入っています。特に歯を白くすることを目的にした歯磨き剤は、研磨剤が多く含まれているためあまりゴシゴシ力強く定期的に歯を磨いてしまうと逆に、歯の表面をきづつけてしまい新たに着色汚れを付着してしまいますのでご注意して下さいね。

④歯科医院での定期的なメンテナンス(クリーニング)をする
歯科医院では、定期的なメンテナンス(クリーニング)を行っています。ご自宅でのケア(正しい歯磨き)をしていてもどうしても着色汚れを落とせれていない所が出てきます。
歯科医院では、着色汚れなどを落とす専用の道具を使用して、歯の表面の着色汚れを除去をしツルツルにして新たに着色汚れが付きにくくする効果があります。お口の中のクリーニングをする事によりそれらをキレイに落とす事ができます。あとは、着色汚れが付きやすい所などがあれば適切な歯ブラシの当て方やご自宅でのケアの方法などをもアドバイスさせていただいています。
着色汚れを除去することによりお口の中の細菌を減らせれれば、お口の中の環境がよくなります。また、虫歯や歯周病予防にも繋がるので良かったらぜひ歯科医院でのメンテナンス(クリーニング)にお電話でのご予約をされて来られて下さいね。お電話お待ちしております。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.10.26更新

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックの竹内です。
最近は、寒かったり暑かったり激しい雨が降ったりで体調管理が難しいですが、体調を崩さないようにしましょう。

さて、今回は今年の2月から院長、スタッフの田中、大石、私の4人でPJ-ONEの勉強会に参加をし、10月に成果発表を行いました。
参加した目的は、いまむら歯科全員で一つの目標に向かってみんなで力を合わせ達成する為。
医院活性化、一体感創り、幹部育成、成功体験の共有です。

竹内

今でのいまむら歯科ではなかなかできてなかったSecondカウンセリングを実施していく事にしました。

Secondカウンセリングをやる目的は、『健康価値観を上げてリコールに応じてもらう、治療中断をなくし安心して治療を受けてもらう』です。

新患で来られた方のカウンセリングは行っていましたが、おおまかな治療内容や期間など、詳しい説明が出来ていなかったので、今回はSecondカウンセリングを構築してシステム化していく事を目標に、勉強会に参加しました。

まず、患者さんに渡す資料の内容や書き方などを話し合いました。患者さんにわかりやすいよう見やすさを重視して作りました。この資料は新患、2年間歯医者に受診されなかった方全員に渡していきます。
・虫歯の本数(大きさ、場所)
・歯周病の程度
など、歯式の書いてあるところを色分けしてチェックしていきます。経過観察が青、虫歯が赤、歯石が黒です。
大人用、小児用の2種類を作りました。
ユニットでスタッフが説明します。
虫歯や歯周病のリーフレットなども使って皆さんにわかりやすく説明をしますので、わからない事などあればお尋ねください。

対象の方に渡すSecondの資料は、患者さんのお口の中の写真に治療する箇所、治療内容、大体の期間などを書き込み医師が説明をします。

今年の4月から徐々に進めてきましたが、お口の中の状態がわかるからか、患者さんが主訴以外でも虫歯がある事を説明すると、他にも虫歯があるなら治療してほしいと言われることが多くなりました。この勉強会に出る前は、主訴のところの治療をするだけで、その時のお口の状態などお話しする事がなかったのですが、今回からは資料を渡す事で、患者さんもお口の中に興味を持ってもらえたんだと実感しました。

勉強会に参加してみんなで意見交換をし、どうしたらもっと良くなるのかなどを話し合って進めてきました。いまむら歯科医師、スタッフが前より一致団結できました。

これからも、患者さんに寄り添った質の良い治療を目指していきます。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.10.10更新

 

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
木々の葉が色づき始めるこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、10月31日はハロウィンです。
いまむら歯科クリニックではハロウィンイベントとして10月30日に「歯医者さんが作ったチョコレート」をプレゼントします。
チョコレートといえば、糖分が多いので虫歯になりそうなイメージがありますが、この「歯医者さんが作ったチョコレート」はその逆で、虫歯を予防してくれるすごいチョコレートなんです!

tyoko
では、なぜ虫歯を予防できるのか説明していきますね♪
実は、チョコレートの虫歯になる原因は「砂糖」なんです。
その砂糖を一切使わずに、甘味料として「キシリトール」を100%使用しています。
キシリトールは、虫歯の原因となる酸を作りません。
また、虫歯菌がキシリトールを取り込むと、歯を溶かす酸の機能を抑制してくれます。
しかも甘味が強いので唾液の分泌も多くなり、口腔内の自浄作用が促進され、再石灰化に繋がります。

キシリトールは虫歯を予防するだけではなく、続けることで歯を固く強くしてくれます。
糖尿病疾患のある人や炭水化物制限の必要な方などにも適していて、急激な血糖値の上昇を起こしません。
甘さは砂糖と同じですが、カロリーは砂糖の4分の3でダイエットにもおススメです。

食べ方は、2才以上で1粒程度、5才以上で1~3粒程度を1日1回~3回、ゆっくり溶かしながら食べましょう。
食後や歯磨き後、寝る前に食べるのがおススメです。

同じような商品で「キシリトールガム」も良い商品ですが、小さなお子様や噛むことが難しい方はチョコレートなら食べやすくて安心です。
虫歯は寝ている間に進行するので、寝る前に食べると効果的です。
ガムはミント系の味が多くて、寝る前だと目がさえてしまう可能性があります。
その点チョコレートはカカオが使われているのでリラックス効果もあり、血圧低下や動脈硬化予防、老化防止にも期待できます。

「子供たちの大好きなチョコレートで楽しく虫歯を予防したい」と願う歯医者さんの発案で生まれたこの良いことづくめのチョコレート。一度、食べてみたいと思いませんか??
(このチョコレートを食べたからと歯磨きをしなくていいわけではありません。歯磨きはしっかり行いましょう)

プレゼントは数量限定ですが、いまむら歯科クリニックではお取り扱いもしておりますので気になる方はスタッフにお尋ねください。

 

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.09.29更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。

明日から10月だというのにまだまだ夏服が手放せませんね。
暑さでそろそろ心身共に疲れてきた頃なのでしっかり栄養と睡眠を取りながら体調管理していきたいと思います。
本当に秋は来るのでしょうか?

hirata

さて皆さんはどのくらいで歯ブラシ交換していますか?
実は歯ブラシ交換時期の目安は1ヶ月に一度が良いといわれています。
これは1日3回歯磨きをした場合、約1ヶ月で毛先が開いてくるためです。
毛先が開いてしまった歯ブラシでいくら頑張って歯磨きしても、清掃効率が下がってしまい適切に汚れを除去することができないばかりか、歯や歯ぐきを傷つけてしまうことさえあります。
毛先が開いた状態というのは毛先がヘッドの部分からはみ出しているかどうかで確認できます。
歯ブラシを正しく使えていれば大体1ヶ月程で毛先が開いてきますし、逆に言うと1ヶ月程で毛先が少し開く位の力加減で歯磨きできていれば歯ブラシを正しく使えていることになります。
もし1ヶ月もたずにすぐ毛先が開いてしまう方は歯ブラシの使い方が間違っている可能性がありますので毎日の歯磨きタイムに歯ブラシの毛先チェックを取り入れてみてください。
歯科で確認してもらうのもおすすめです。
すぐに毛先が開いてしまう方の特徴は力の入れ過ぎです。
歯ブラシをギュッと握り締めていませんか?
力を入れてゴシゴシ磨いていませんか?
この磨き方を続けていると歯ぐきが下がる、歯が削れてしまう、冷たいものや熱いものがしみるようになる、歯ぐきが痛くなる、歯ぐきから出血するなどの症状が出てきます。
歯や歯ぐきのためにも毛先が開いてしまった歯ブラシは使わないようにしましょう。

また毛先が開いた歯ブラシは一生懸命磨いているにもかかわらずプラークが残りやすくなってしまいます。
これは新品の歯ブラシではプラーク除去率が100%ですが、毛先が少し開いた状態になると約80%に下がり、かなり開いた状態になると約60%にまで下がってしまうからです。
これだとせっかく磨いても結果的に磨けていないので虫歯や歯周病になりやすくなってしまいますよね。
歯ブラシは毛先が開ききる前に交換するようにしてください。

一般的には1〜3ヶ月で歯ブラシを交換する方が一番多いそうです。
そういえば当院でも毎月歯のクリーニングに来られる度に必ず歯ブラシを1本買って帰られる方や3ヶ月毎のクリーニングに来られた際に3本まとめて買われる方がいらっしゃいます。
大変意識が高くて素晴らしいなと感心していますが、歯医者に行ったついでに歯ブラシを買う習慣はとてもいいことですよね。
クリーニングでお口の中を綺麗にしてもらって、新しい歯ブラシを買って帰り、古い歯ブラシと交換することをルーティンにすれば、うっかり買い忘れることも、ついつい交換し忘れることも防げると思います。

歯ブラシを1ヶ月毎に交換した方がいい理由がもう一つあります。
それは衛生的に良くないという理由からです。
歯ブラシはプラークという細菌の塊を毎日数回擦り取っています。
いくら毎回しっかり水洗いして乾燥していたとしても細菌、雑菌の繁殖は防げません。
特に数ヶ月使用した歯ブラシには驚くほどの菌が繁殖しているそうです。(数億以上)
歯磨きで口腔内を綺麗にするつもりが、逆に細菌だらけにしていると思うとゾッとしますよね。
たとえ見た目が綺麗だとしても目に見えない細菌が沢山潜んでいますので、古くなった歯ブラシはすぐに新しいものと交換して常に清潔な歯ブラシを使用するように気をつけてください。

歯ブラシを長く使い続けてもデメリットしかありません。
毛先が開いたらすぐに、開いていなくても1ヶ月を目安に交換するようにしましょう。
それより前に頻繁に交換しても勿論問題ありません。
新しい歯ブラシはよりプラークを効果的に除去することができたり、衛生面でも安心して使用できると思います。
私は毎月1日に新しい歯ブラシと交換していますが忘れにくいのでおすすめですよ。
個人的には衛生面のことを考えて月に2回にしてみようかと考え中です。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.09.15更新

「歯の着色汚れ」について

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

 

よく患者様からの質問で、歯の着色汚れってどうしてクリーニングで取っても取っても毎回着くの?とか、どうしたら歯の着色汚れは付かなくなるの?予防方法はないんですか?など聞かれます。なのでまず、原因を知っていただこうかと思います。

それでは今回は、「歯の着色汚れ」についてご説明しますね。

和田さん

歯の着色汚れの要因には大きく2つに分かれます。歯の表面のエナメル質に着色の色素がついてしまう"外因性着色"のもの。よくテレビのCMでも聞く"ステイン"のことです。あとは、なんらかの原因により歯の内側に色がついてしまって歯の表面のエナメル質から透けて見えてしまう"内因性着色"のものとで分かれます。

"外因性着色"による歯の着色原因には、いくつかの原因があります。
①食生活による着色
②喫煙(タバコ)による着色
③ケア(正しい歯磨き)が出来ていない
④口呼吸をしている
⑤詰め物による着色

①食生活による着色
食生活の中で普段から何も気にせずに、飲食されているかとおもいます。その中でも着色しやすい代表的な物をご紹介しますね。

*コーヒー・紅茶・お茶系
コーヒー・紅茶・お茶などには、ポリフェノールの一種でもあるタンニンが含まれています。そのタンニンは、歯の表面に付着しやすく着色してしまいます。コーヒー・紅茶・お茶など飲み終わったカップの内側を見るとカップの内側に薄っすら茶色っぽく着色していますよね。歯の表面もカップと同様に、毎日常に摂取している事が多いいと色が付着して茶色っぽく着色してしまいます。

*ワイン
赤ワイン白ワイン特に、赤ワインは、一般的に酸性が強いと言われています。そのため、赤ワインを口に含んでしまうと歯の表面のエナメル質が溶けてしまって、赤ワインのポリフェノールの一種のアントシアニンと呼ばれる色素成分が歯の表面に付着しやすく着色してしまいます。

*カレー
カレーの中に入っているスパイスや野菜に含まれているカロテノイドと呼ばれている天然の色素成分により歯の表面に付着して、着色してしまいます、そして、ワイン同様にカレーも、酸性のためカレーを食べてしまうと歯の表面をとかしてしまい着色しやすいのです。

*レモンなど柑橘系
レモンや柑橘系も酸性の食べ物になります。そのため、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまってレモン・柑橘系のではなく、他の色素を付着しやすくしてしまい着色させてしまいます。

②喫煙(タバコ)による着色
タバコを喫煙される方は特に着色が、ガッツリ付着されているかと思います。タバコの煙にはタール(ヤニ)・ニコチンといわれる色素成分が含まれています。そしてタバコも酸性成分があるため歯の表面をとかしてしまいます。ヤニは、黒色でネバネバしているのでタバコの煙を吸うことにより、歯の表面に付着しやすくヤニの色素付着が定着しやすいんです。あと、歯の表面だけではなくて歯茎への色素沈着をもしてしまい歯茎が黒ずんでしまう原因にもなります。


③ケア(正しい歯磨き)が出来ていない
毎食後、歯磨きをしない・していたとしても正しい歯磨きが出来ていないと、お口の中に細菌の塊の歯垢(プラーク)ができてしまいます。
歯垢(プラーク)が蓄積されて固まってしまうと歯石に変わります。歯石は、ザラザラ凸凹しているため色素が付着しやすく着色もしやすくなります。そして、お口の中に虫歯菌が多くいるとその虫歯菌がお口の中の糖分をエサとして摂取して酸(毒素)を発生させます。その酸(毒素)により歯の表面を溶かしてしまい着色も付きやすくしてしまいます。

④口呼吸をしている
口呼吸をしてしまう方は、お口の中が常に乾燥されていて唾液の分泌量が非常に少ないと思います。唾液には、お口の中を潤すだけではなくて、お口の中の汚れを洗い流してくれる役割が有ります。汚れを洗い流してくれる唾液が不足してしまうと汚れが蓄積して色素が付着しやすい環境を作り出してしまいます。

⑤詰め物による着色
保険診療による、コンポジットレジンと呼ばれる白いプラスチック素材の詰め物は、経過とともに少しずつ劣化していき少しずつ黄色く変色してしまう事があります。また、境目などには多少の段差があるため色素も付着しやすく着色汚れがつきやすい原因にもなります。

着色汚れは時間がたてば立つほどさらに色素が蓄積してしまい色が濃くなってきてしまい目立ちやすくなります。なので、次回は、これらを含めて予防方法をご説明していこうと思います。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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