症例一覧

2020.01.30更新

こんにちは院長の今村です。1月も終わりますね。早いですね。
最近、テレビやネットのニュースでは新型コロナウイルスの話題でいっぱいです。感染がどんどん拡がり、特効薬がなく症状に応じた対処療法しかないようです。50代以上の方や糖尿病などの持病がある方は気をつけたほうが良いそうです。予防法は風邪やインフルエンザと同じで、手洗いうがい、マスクをする、人混みを避ける、栄養をとる、睡眠をしっかりとる必要があります。自己管理が大切ですね。

マスク
遠い中国での感染だから当院はそんなに影響を受けないだろうと高を括っていましたが、別の形で被害がおよんできました。マスクです!マスク!
歯科医院では患者さんを治療するときにマスクをします。そのマスクが歯科関係の業者さんに問い合わせても品切れが続いているようです。当院では1日10枚くらいのマスクを使用します。まだ在庫はありますが、業者の方からいつ入ってくるかは未定だそうです。心配ですね。
今回は矯正治療についてお話します。
歯並びが悪いと見た目だけではなく、むし歯や歯周病になりやすいとご存じですか?
また顎の関節やその周囲の筋肉にまで悪影響を及ぼすこともあります。健康で美しい笑顔のためには矯正治療は有意義な治療となります。
矯正治療に用いる装置にはすべての歯にワイヤーをつける装置や、取り外しの可能な装置など様々なものがあります。どのような装置を使うかは症状にあわせて選びますが、見た目の問題や治療期間の問題などよく話し合ったうえで決めていきます。
抜歯が必要なの?
矯正治療をするにあたり小臼歯を抜歯しなければいけないケースもあります。これは歯の大きさと歯が並ぶ場所である歯槽骨との大きさのバランスをとるために行います。しかし実際にはこのことが矯正治療に踏み切れない原因のひとつになっています。最近では小臼歯を抜歯しない矯正法も確立されてきていますので相談してみてもよいでしょう。ただしどちらの方法が正しいということはありませんので歯科医院でしっかり説明を受けるとよいでしょう。
矯正治療を始める時期は?
歯並びや噛み合わせが悪いのは、乳歯の時にある程度予測ができる場合があります。この場合咬合誘導としてその時点から矯正を始めることがあります。また永久歯がはえそろってから始めたりすることもあり、一概にこの時期から矯正治療を始めなくてはならないといったタイミングはありません。
大人でも矯正できますか?
最近では歯並びや噛み合わせへの関心が高くなり、矯正治療は子どもの頃にするだけではなくなってきています。歯周病で歯の位置異常が起こったものや噛み合わせの治療でも矯正するケースもあります。
いまむら歯科クリニックでは月に2度矯正専門医による無料相談を行っています。気になる方はご相談ください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.01.19更新


こんにちは、院長の今村です。正月休みボケもなおり全快で診療をしています。今年は1月なのに暖かいですね。今回は歯科医院でお渡しする薬について説明いたします。

歯科医院で治療を受けた時、痛みが出る場合や、炎症(腫れや膿が出ている)がある場合お薬をお渡しすることがあります。歯科医院でお渡しするお薬には、抗生物質(化膿止め)、鎮痛剤(痛み止め)、消炎酵素剤、うがい薬、塗り薬と大きく5つにわけられます。

薬


1. 抗生物質 抗菌薬ともいわれ、いわゆる化膿止めです。主に歯の根のまわりに膿がたまった場合や歯ぐきが腫れた場合、また抜歯や外科的な処置を行ったあとに感染予防のために処方します。ある期間血液中の薬の濃度が一定でないと効果がないので、痛みがなくなったからと勝手に減量したり中止せずに指示されたとおりに服用してください。肝臓、腎臓に重篤な疾患がある場合、妊娠している場合は事前にお伝えください。
2. 鎮痛剤 痛みや発熱を抑えたりする効果のあるお薬です。痛みの原因そのものを治療するものではなく一時的に痛みの症状を抑える作用があります。過度に長期間の服用をしたりすることは避けるべきです。また痛いからといって指示された用量以上に服用することはやめてください。原因となる炎症そのものを治療する必要があります。
3. 消炎酵素剤 抗生物質や鎮痛剤と併用して炎症を抑えることを助けるお薬です。消炎酵素剤の中には塩化リゾチーム製剤といって卵白からの成分が入っていますので、卵アレルギーの方は注意してください。 以上は内服薬といわれる飲み薬です。指示された用量を守り、服用するときはコップ1杯程度の水と一緒に飲みましょう。
4. うがい薬 抜歯後の感染予防やお口の中の殺菌、消毒を目的として用いられます。濃くしすぎてお口の粘膜を刺激したりまた薄すぎて効果がなかったりすることがないよう指定の濃度で用いてください。
5. ステロイド軟こう(塗り薬) 口内炎ができた時、入れ歯によるキズができた時に痛みを和らげるために処方されるお薬です。使用方法は一時的に炎症を抑えて痛みを和らげる目的のものです。入れ歯を装着する際に毎日塗ったり、症状がないのに常に歯ぐきに塗ったりするような使い方をするものではありません。痛みの原因に対する治療、口内炎であれば栄養のバランスを整え免疫力を高める。また入れ歯によるキズができるのであれば歯科医院で入れ歯を調整してもらうような原因に対する治療が必要です。
以上、歯科医院で処方される薬にはさまざまなものがあります。どのような薬を使うにもアレルギーの問題は重要です。以前に飲んだ薬でじんましん、かゆみ、気分が悪くなった、下痢をしたなどありましたら事前にお伝えください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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