症例一覧

2020.08.16更新


こんにちは。院長の今村です。前回、ホワイトニングの効果についてお話しました。今回はホームホワイトニングについてご説明します。
ホームホワイトニングは自宅で行えるホワイトニングです。歯科医院で行うオフィスホワイトニングに比べると時間を十分にかけておこなうので効果が出やすい、再着色しにくいというメリットがあります。しかし、一日2時間もしなければいけない、マウストレーをお口の中に入れるのが苦手だなといったデメリットもあります。

ホワイトニング

ホームホワイトニングは自宅で1日2時間の2週間の使用が目安です。
ホワイトニングを行うにはまず診察とカウンセリングが必要です。
よく「今日、歯科医院に行ったらホワイトニングしてもらえますか?」というお問い合わせがありますが、大切な歯を守ってより良い結果が得られるようにむし歯の有無や歯に入ってるヒビ、被せ物などを確認し、必要な準備をしてからスタートします。

ホワイトニングが困難なケース
・エナメル質や象牙質が形成不全の歯:痛みの原因になったり、白く目立つ場合があります。
・むし歯や亀裂がある歯:痛みが出る可能性があり事前に治療が必要です。
・被せ物や詰め物は白くなりません
・金属による変色がある場合:ホワイトニングでは取れません。
ホワイトニングは避けましょう
・お子さまや若年者の方。
・妊娠中や授乳中の方。
・重度の知覚過敏症の方。
・無カタラーゼ症の方。
・アレルギーのある方。

ホームホワイトニングは歯の型を取り専用のマウストレーを作製し、マウストレーに専用のジェルをつけて行う方法です。

使用方法を守ってください
1. 薬液のジェルをつけすぎない
つけすぎてもホワイトニングに効果が上がることはありません。用量とおりにつけてください。装着時にマウストレーからはみ出たものはティッシュや綿棒でふき取りましょう。2時間以上マウストレーを装着しても薬液の効果がうすくなるため効果はありませんので決められた時間を守ってください。
2. マウストレーの清潔を保ってください
使い終わったトレーは歯ブラシを使って毎日きれいに洗いましょう。熱湯などで消毒すると変形しますのでやめましょう。
3. ホワイトニング後は飲食物に注意してください
ホワイトニング後は歯の表面にあるぺリクルがなく、着色や知覚過敏が起きやすい状態です。ぺリクルができてくる3時間程度は色の濃いもの(カレー、ミートソース、ワインなど)は避けるようにしましょう。

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングとそれぞれメリットデメリットがありますのでご自分の生活スタイルあった方法を選ぶとよいでしょう。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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