院内ブログ

2018.12.15更新


こんにちは、スタッフの平田です。

長く歯科医院でお仕事していると、患者さんから、歯について色々な質問をされることがあるのですが、その中でもかなりの上位にランクインしている質問が、「人の歯は全部で何本ですか?」や「今、私の歯は何本残っていますか?」などの歯の本数についてなんです。
実は自分の歯が何本あるのか、ちゃんと知っている方は少ないようなのですが、それは何故でしょうか…

例えば大きな虫歯や重度の歯周病などによって何回も歯を抜いた方は、何本抜いたのか、何本残っているのかがだんだんわからなくなるのかもしれません。
また、歯を抜いたところにインプラントやブリッジを入れた場合、一見外から見ると歯があるように見えるため見分けがつきにくくなることも考えられます。
でも一番の理由は、毎日歯磨きはするけれど鏡を覗き込んで磨いたり、ちゃんと磨けたか鏡でチェックしたり、さらに鏡を見ながら歯の数を数えるなんてことまではなかなかしないからだろうと思いました。

それで自分でも鏡を見ながら歯を数えてみることにしたのですが…
実際に鏡を覗くと下の歯は全部見えるので14本あるのがわかります。でも上の歯はあまり見えないので数えるのが難しく、結局途中で諦めてしまいました。
自分で自分の歯の本数を数えるのがこんなに大変だとは思ってもみなかったのでとても勉強になりました。
私に歯の本数を質問してくれた患者さん方も、私と同じように鏡を覗き込んで必死に数えようとしたけれど途中で諦めてしまったのかもしれませんね。

この先、また同じような質問を受けたときは、今まで以上に喜んでお答えできるのではないかと思います。
どしどし質問して下さい。

ところで歯の本数は多いに越したことはありませんよね。
それに、歯が抜けても何回も生えかわってくれたらいいのに…と考えたことが誰でも一度はあるのではないでしょうか。
では、歯の本数と生えかわりについてお話ししたいと思います。

人の場合、乳歯のときは上顎10本、下顎10本の合わせて20本あります。
永久歯になると一番奥の歯(親知らず)を含め上顎16本、下顎16本の合わせて32本になります。
ただ親知らずは人によって生えたり生えなかったりするので28本〜32本になります。
歯の生えかわりは皆さんもご存知のように、一生に一度だけです。

次に人以外の動物についても調べてみました。
哺乳類の中で人と同じ32本の歯を持つのは、ニホンザルとウシとヤギでした。
ニホンザルは人とよく似ているのでなるほどと思ったのですが、ウシとヤギはちょっと以外ですね。
ちなみにイヌは42本、ネコは30本、ブタは44本もあるそうです。
多くの哺乳動物は、一生のうちに一度だけ生えかわりますが、リスやネズミなどは一度も生えかわらず、一生を同じ歯で過ごすそうです。
この仲間はさらに2つのグループに別れていて、決まった長さまで伸びたら成長が止まる有根歯タイプと、一生伸び続ける無根歯タイプがあるそうです。
一生のうちに何度も歯が生えかわる動物もいます。
サメなどの魚類やワニなどの爬虫類がこれにあたります。
獲物に噛み付いたときに折れてしまっても、すぐに新たな歯が生えてくるのです。

【一生歯性】
歯が一度だけ生えるが生えかわることはない。一生同じ歯で過ごす。
*有根歯(成長が止まる)…イルカなど
*無根歯(一生伸びる)…ウサギなど

【ニ生歯性】
一生のうち一度だけ歯が生えかわる。
ヒト、サル、イヌ、ネコ、ウシなどの哺乳類全般。

【多生歯性】
歯が抜けても何度でも生えかわる。
サメ、トカゲ、ワニなど

歯の生える本数も生えかわる回数も様々だということがわかりました。

残念ながら私たち人はサメやワニのように何度でも歯が生えかわることはありません。
一生に一度しか生えかわらないのです。
そう思うと今ある歯がどれだけ大切かわかりますね。
一生自分の歯だけでお食事できるのが理想ですが、難しい場合もあります。
もし歯を抜いたとしてもいくつかの方法で人工の歯を入れることができますので安心して下さい。
ただどんな人工の歯も天然の歯にはかないません。
今ある自分の歯を大切にし、できるだけ長持ちさせることが大事だと思います。

そのためには毎日の丁寧な歯磨きプラス、歯科でのクリーニングの両方を行うことをオススメします。
普段の歯磨きだけでは落としきれない汚れを、私たちが専用の器械を使ってキレイにしていきます。
このクリーニングを定期的に行うことでいつもお口の中をキレイな状態に保つことができ、虫歯や歯周病の予防や進行を防ぐことができます。その結果、将来残る歯の本数を変えることができると言っても過言ではありません。

失くして一番後悔したことの第1位が「歯」だというデータもある程、私たちにとって歯はとても重要な役割を持っているということです。

将来後悔しないために今できることをしませんか?

私たちがお手伝いさせていただきます。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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