院内ブログ

2024.08.18更新

 

こんにちは、八幡西区にある歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。

今年のお盆は暑過ぎましたね。
お墓参りも大変だったのではないでしょうか。
毎年お盆は実家に集まって皆んなでお墓参りに行くのですが、今年は娘が妊娠中で体調がすぐれなかったので、一人お留守番させて代わりに私がご先祖様に報告してきました。
娘も最近やっとつわりが落ち着きつつあるので、そろそろ妊産婦歯科健診を受ける時期になってきたなと思っているところです。

hirata

北九州市では妊娠している方又は出産後1年以内の方を対象に無料で歯科健診を行っています。
一般的にも妊産婦歯科健診を受ける時期は、つわりが落ち着いて安定期に入ってからが望ましいとされています。
対象期間内であればいつでも受けることができますが、妊娠5ヶ月〜8ヶ月の時期が最もおすすめとなります。
つわりがない方も妊娠初期の内は切迫流産の危険があるので、緊急を要する時以外の受診は控えた方が安心です。
逆に妊娠後期になるとかなりお腹が大きくなるので、短時間とはいえ仰向けの状態で寝ることが圧迫感で苦しくなりますし、いつ陣痛が起きるかもわからないという心配もあるので、できるだけ安定期に入って、つわりも治った体調の良い時期に受けておくことをおすすめします。

そうは言ってもどうしても妊娠中に健診を受けることができなかったという方もいらっしゃると思います。
そんな方のために出産後も1年以内であれば健診を受けることができるので安心してくださいね。

ただ出産後は想像以上にに赤ちゃんのお世話に忙しくなったり、外出が難しくなったり、そもそも忘れてしまうかもしれません。
また妊娠中はつわりや食べ物の好みの変化などで食生活がガラリと変わります。
そのため虫歯になりやすくなったり、ホルモンバランスや身体のさまざまな変化の影響で口内環境が悪くなりがちです。
加えてつわりの時期はしっかり歯磨きができないので、口臭や歯茎の炎症や出血も気になるところです。
さらに歯周病菌が体内に入り込むと、早産や低体重児出産のリスクが2〜4倍程高まるといわれています。
こういったことからも、できるだけ妊娠中に妊産婦歯科健診を受けて悪いところは改善していけるといいですよね。

妊産婦歯科健診の受診率はどのくらいか知っていますか?
実は約35%程なんです。
私は思ったより少ない印象を受けました。
どんなことをされるのか不安もあるのかもしれませんね。
健診ではレントゲンを撮ったり、虫歯や歯周病の治療をすることはありません。胎児や妊婦さんへの影響は無いので安心してください。

妊産婦歯科健診の内容は、歯科医師に虫歯の有無や歯石の有無、歯肉の炎症の有無などをチェックしてもらい、母子健康手帳への記入と簡単な説明を受けます。
その時に妊娠中や産後の歯の問題や気になることなどについても相談できたり、アドバイスを受けることができますよ。

健康な赤ちゃんを出産するためにも是非妊産婦歯科健診を受けてくださいね。
母子健康手帳を忘れずにお持ちください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.08.01更新

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの竹内です。
今回は、初診時の診察の流れをお話しさせてもらいます。
初診で来院された場合は、まず予診を記入してもらいます。予診票では、主訴、薬のアレルギー、治療中の病気、飲んでいるお薬などを把握する為の大事なものになります。

カウンセリング
記入した予診票を元に、スタッフとカウンセリングルームでお話しを聞かせてもらいます。
まずは、主訴がどのような状態にあるのか、いつから痛いのか、どんな治療を希望しているか、どの時間帯が病院に通いやすいかなど患者さんと面談させてもらいます。
カウンセリングの中で、お口の中全体が写るパノラマレントゲンやデンタルエックス線写真を撮らせてもらっても良いかの確認、口腔内写真、歯石取り、歯周病の治療はどうされるかなどを質問させてもらいます。
では何故パノラマやデンタル、歯周病検査などが必要なのかを説明します。
問診やお口の中を見るだけでは、診断するのに情報が足りないのです。原因を知る為にはできるだけ多くの情報が必要になります。

パノラマは、全顎を撮影することができます。顎の関節や鼻の骨の一部も映し出されます。
小児の歯の生え変わりや、先天的の欠損がないかの確認、埋伏過剰歯や埋伏歯の確認、親知らずの治療の診断、多数歯の虫歯の進行状態の確認、全顎的な歯周病の進行度合いなどの確認などができます。

デンタルは、3〜4本の歯を詳しく診断する為に撮影します。虫歯の進行状態、歯と歯の間の虫歯、根管治療後の歯の場合、薬が根尖まで入っているかの確認、歯周病の進行状態の確認、インプラント周囲の骨の状態などが確認できます。

歯周病検査は、歯周病の進行状態をパノラマで確認しながら検査し数値にしていきます。
歯周病は、症状が出ないことがほとんどなので気付かないうちにうちに進行してしまいます。

口腔内写真は、患者さんの初診時の状態を保存することと現状の把握するのに必要です。虫歯の説明をする時に使ったり、治療が終了した際に振り返ってもらう時に使います。

いまむら歯科クリニックでは、この情報を精査して、初診時に虫歯の有無や歯周病の進行状態などを記入したセカンドカウンセリングの紙をお渡ししています。主訴とは違う虫歯も見つかるかもしれませんが、虫歯は放っておいても治ることはないので、痛みが出る前に治療を終わらせるとをおすすめします。歯石とりは必ずやってもらいたい治療です。苦手な方が多い治療なのですが、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気で、原因は歯石やプラークです。
家に例えて考えてみて下さい。家の土台がグラグラしている家に住みたいと言う方はいないと思います。歯も同じです。虫歯の治療は終わっても、歯周病の治療をしないと歯は抜けてしまいます。歯の土台をしっかりさせる為に必要な治療になります。治療をする前にしっかりと説明をさせていただきますので、不安な事などありましたら聞いて下さい。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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