院内ブログ

2023.07.24更新

 

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

7月に入り暑い日々、蒸し暑さが続きますね。かといって突然の激しいスコールにもあいますね。そして、子供達にとっては長ーい長ーい夏休みにはいりましたね♬1日1日が長く感じます。毎日のお昼ご飯と夏休みの工作にも悩まされますね。

さて、話しは変わりますが。今回は、「フッ素による虫歯予防」についてのお話しをさせていただきます。

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まず、歯科医院に行くと『フッ素』と言うフレーズの言葉を良く聞くかと思います。『フッ素』とは、元素名です。水に溶けた時にマイナスイオンになる無機の物質を「〜化物」と言います。なので、『フッ素』も水に溶けた時にフッ素イオンの無機の物資を『フッ化物イオン』と呼んでいます。『フッ素』は、私達の自然に広く存在している物なんですよ。私達の身体の中・土の中・海の中・植物の中・動物の中などに必ず含まれている栄養素です。でも、普段の食べ物などから摂取出来るフッ素の量だけでは、虫歯を抑制するには全然不足なのです。


◆フッ素の働き◆
フッ素の働きには、③つあります。

①再石灰化を促進する
②歯質の強化する
③虫歯菌の働きを抑制する

①再石灰化を促進する
歯は、脱灰(虫歯菌が出す酸毒素によって歯の表面が溶けてしまうこと)と、再石灰化(歯の表面が溶けてしまった部分を元に戻そうとする働きのこと)を繰り返しています。フッ素がお口の中にあると、歯にとって大事な成分「カルシウム・リン酸」が歯に取り込みやすくなります。そして、歯が修復されやすくなります。
②歯質の強化する
フッ素によって、歯が修復されさらに、元々の歯の歯質よりも丈夫になって、より強い歯を保つ事が出来ます。
③虫歯菌の働きを抑制する
フッ素は、抗菌作用があります。なので、虫歯菌の増殖を抑制する事ができます。また、虫歯菌が歯の表面を酸毒素によって溶かす効果を止める効果もあります。

当院では、定期的な検診の時に、小さなお子様から大人の方にも、フッ素を塗布させていただいています。まず、患者様にお口の中で気に所をお伺いし、お口の中の検診をし、特に何も問題がなければ、歯石除去と丁寧にお口の中のクリーニングを行います。最後にフッ素を塗布させていただいています。フッ素を塗布する事により、歯を強化し虫歯予防を強化しています。注意点として、患者さまには、フッ素を塗布した後は、20分ほどですが、うがいや飲食を控えさせていただいています。
普段ご自宅でのご使用の歯磨き剤にもフッ素入りのものがありますが、歯磨きに入っているフッ素濃度よりもさらに歯科医院でのフッ素濃度が高いので定期的にフッ素塗布に来られて下さい。ご来院をお待ちしております。

小学校などでも、虫歯予防として、学校でのフッ素洗口を取り入れてきています。
次回は、フッ素洗口についてご説明しますね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.07.09更新

 

八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックスタッフの大石です。
気付くと今年の半分が終了しましたね!
つい最近年明けたような感じだったので、時間の流れの早さにびっくりしています。
梅雨に負けずに、頑張りたいですね。

さて今回は歯医者嫌いの理由の1つでもある、
通院期間の長さについてお話します。
『歯医者に行くとなかなか終了しない』
『まとめて虫歯治療したいのにやってくれない』
などなど、様々なご不満をお聞きします。
歯科医院側としても、通院回数を減らして患者様の負担軽減を考えて治療を進めています。
ではいくつか治療内容の例をあげてご説明します!

大石

虫歯治療といっても、状態によっては様々な治療が存在します。
小さな虫歯が『1カ所だけ』あれば、即日処置と言ってその日に患部を削ってレジンを埋めて研磨して終わることができます。
小さくても複数箇所にある場合は、噛み合わせの状態なども関係する為数回に分けて治療します。
また、虫歯が大きく神経を取らないといけない治療になった場合は、1回では終わりません。
というのも神経を取る処置自体は1回で終わりますが、神経を取った後のお部屋の消毒が数回続きます。
しかも、中に入れるお薬は最低でも1週間は期間を空けなければならない為、連日の通院が不可能になるのです。
神経の治療中は1週間〜10日に1度、平均で3〜4回の通院になります。
歯の根の状態や形態によっては前後します。
神経の治療が終わった後は被せ物の型取りなどがありますので、1本の歯を治すのに約1ヶ月はかかります。

虫歯治療だけでなく歯周病が進行している方の治療も回数がかかります。
歯のクリーニングは通常であれば1〜2回の通院で終えることができますが、歯周病治療になると最大で6回の通院が必要になります。
理由としては痛くないように軽めの麻酔をするのですが、1度にお口全体に麻酔をかけると大変なことになります。
ですので口腔内を4〜6等分に分けて1カ所ずつ麻酔をして処置を進めていくのです。

歯周病も虫歯もある場合はかなり長く通院する必要があります。
口腔内の状態や、予約・患者様のご都合によっては、すべての治療が終わるまで数ヶ月〜1年以上かかることも。
1番の目標は完治して健康なお口を継続させていくこと。
この目標を達成する為には、長期間の通院や治療を患者様と歯科医院が連携して一緒に続けていかなければなりません。
『通院が面倒で治療途中のまま』
よく耳にする言葉ですが、これ、余計に治療期間を延ばしてしまっています!
歯磨きや通院に手を抜いた結果は必ずお口に現れるので、必ず最後まで通院して完治を目指してくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.07.03更新

 

こんにちは!
八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの今井です。

7月に入り、そろそろ各地で梅雨明けしていよいよ夏の本格的な到来が近づいてきますね。

海や山などのアウトドアを始め夏祭り、花火大会などのイベントも盛りだくさんで楽しみにしている方も多いことでしょう。

私の今年の夏は、免許取り立ての子どもの運転で、実家に帰省する予定です。
子どもの成長した喜びをかみしめながら、手に汗握るスリリングな夏の思い出になりそうです。(笑)

私が小学生の頃、夏休み中にすることといえば、虫歯の治療でした。

お子様の中には小学生から高校生は学校で歯科検診があり、「歯科検診の結果のお知らせ」の紙をもらってくることもありますよね。

当医院でも歯科検診の紙を持参されて、すでに治療が終わっているお子様も多くいらっしゃいます。

学校歯科検診は子供たちの健康にとって非常に重要なチェックの一つです。この検診では、歯科医師が子供たちの口腔内を調べ、歯周病や虫歯、歯肉炎、歯並びの異常などを早期に発見することができます。

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では、学校歯科健康診断についてお話しします。

まず、お口の開閉状態、顎関節の状態を診査します。
①お口がどのくらい開くか
②顎の関節に痛みや異常がないか

次に、お口の中を診査します。
①歯列、咬合の状態
歯並びやかみ合わせに不正がないか
咀嚼障害がないか
発音障害がないか

②歯肉の状態
歯ぐきに炎症がないか
歯を支えている歯のまわりに問題がないか

③歯垢の付着状態
歯垢がどのくらいついているか

④その他の疾患異常
歯や歯肉だけではなく、口臭、小帯、前突、口呼吸、歯の形、歯の数、歯の色、歯の質、歯の発育、口の中の炎症など

また、歯の萌出しているう蝕(虫歯)の有無、治療をしているかの有無を診査し、「要確認」「要注意」などの判断をします。

今回は、さらに学校での歯科検診後に歯科医院へ受診する重要なポイントをお伝えしたいと思います。

1. 学校歯科検診では詳細な検査はできませんので、検診後に歯科医院を受診してより詳細な検査を受けることが重要です。早期発見により治療期間を短縮し、痛みを軽減することができます。

2. 学校歯科検診で虫歯や歯周病、歯並びの異常などが見つかった場合は、放置すると症状が進行し重症化する可能性がありますので、早めの対処が必要です。

3. 歯科医院での予防処置として、クリーニングや歯石除去、フッ素塗布、シーラントの塗布などがあります。これらの処置により虫歯の進行を防止することができます。

4. 歯科医院では、患者さまのお口の状態に合わせて歯のケアについてアドバイスを受けることができます。虫歯の原因や予防方法、正しい歯磨きの方法などについて学ぶことができます。

以上のように、学校歯科検診後に歯科医院を受診することは非常に重要です。

お子様の歯の健康を守るためにも、早めの受診や予防処置を行うことが大切です。

もし、お子様の歯の健康について気になる点や不安がある場合は、いつでも八幡西区のいまむら歯科クリニックにご相談ください。お口のケアをサポートいたします。

また歯並びが気になる場合は、月2回の矯正専門医の相談も行っております。
初回無料なので気軽にお越しください。(⭐要予約)

 

いまむら歯科クリニック
  093-647-1325

投稿者: いまむら歯科クリニック

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