院内ブログ

2024.02.18更新

こんにちは、八幡西区にある歯医者『いまむら歯科クリニック』スタッフの竹内です。
2月も半ば過ぎましたねぇ。年明けから、あっというまにですよね。今週は暖かい日が続くようですから、花粉症の方はお気をつけてください。

さて、今回は今年からいまむら歯科クリニックが取り組むセカンドカウンセリングについてお話します。

セカンドカウンセリング

まず、今年一年をかけていまむら歯科クリニックにあったセカンドカウンセリングのシステム作りをしていきます。

なぜ、セカンドカウンセリングを導入していこうと考えたのは、患者さんがご自分の口腔内に感心を持っていだだいて、歯科治療の中断を防げればという思いと、患者さんが歯医者の治療についてどう考えているかなどを、私たちスタッフや先生が、知る事ができるので患者さん1人1人にあった治療の提案ができるのではと考えたからです。
いまむら歯科クリニックの診療理念で、
『患者様が健康で快適な毎日を送って頂けるように、お口の健康をサポートします』というのがあります。
セカンドカウンセリングが浸透していけば、治療から終わった後の定期検診への移行もスムーズに進むのではないかと思います。

セカンドカウンセリングとは、簡単に説明すると来院してくれた患者さんの口腔内がどうなっているかを説明する事です。

単なる説明ではなく、レントゲン写真、お口の中の写真(口腔内写真撮)P検(歯周病検査)予診(口腔内診察)のデータを、活用して患者さんと話をしていく事です。

今、現在の取り組みは、初診で来られた患者さんの口腔内写真を撮らせていただき、予診をとり、パノラマ写真をとり、次回に歯周病の検査をさせていただきその日か、次回までに必ず患者さんに説明をしていくようにしていますが、まだ始めたばかりでうまくいかない事などがあると思いますが今年1年スタッフ、先生いろんな勉強を通して、システムを構築していければと思っています。

今回参加するPJ1は、月に一回病院で研修をしてくださっている徳永さんが主催しているもので、大阪や熊本からも歯医者さんが参加します。
他の歯医者さんも課題をひとつ決めて一年をかけてシステム化していくので、別の病院の課題などもこの先、参考になる事があれば取り入れていきたいと思います。いろんな事を勉強していまむら歯科クリニックに持ち帰れたらと思っています。
10月のプレゼンでしっかりとシステム化していけるように頑張ります。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.02.03更新

 

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
暦の上では春になりましたが、まだまだ寒さが続きます。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、いまむら歯科クリニックでは患者様により良い診療を提供するために、月に一回、講師の先生をお招きして研修会を行っています。
院長先生の診療理念に基づき、医院目標や個人目標を立て、技術面や説明力などの向上を目指しています。
先月末に行われたその研修会では、歯と病気の関係・繋がりについて詳しく調べるよう宿題が出されました。
歯周病(歯を支えている骨を溶かす細菌感染症)が引き起こす全身疾患への影響は、最近ではよく知られるようになってきました。
今回はその宿題の答えをブログにしてみました♪

tanaka

代表的なものは、
①心臓血管疾患・脳血管疾患
慢性的な歯周病により細菌が歯肉の血管から入り、心臓に送られ、弁や内膜が感染を起こし狭心症などの発症リスクを高めます。また動脈硬化は全身で起こしやすく心筋梗塞や脳梗塞にも影響します。

②糖尿病
歯周病菌由来の毒素や炎症性反応物質が、血液を介して筋肉細胞や脂肪細胞に作用し、糖の代謝を妨げたり、インスリンの働きを弱め、糖尿病を悪化させます。
そのため、合併症も起こしやすくなります。

③早産・低体重児出産
歯周病によって炎症物質が増えるので、それを抑えようとプロスタグランジンが多く作られます。プロスタグランジンは、分娩時と同じように子宮を収縮させるので、出産予定日より前に陣痛が起きて早産を起こしやすくします。
また、歯周病の母親が早産・低体重児出産になるリスクは、歯周病でない方の7.9倍ともいわれています。

④誤嚥性肺炎
唾液の中にいる細菌が誤って気管に入ると、肺に感染して炎症を起こします。
特に高齢者の方は、嚥下機能が低下して誤嚥しやすく、またそれを回避する咳反射も低下しているので、かかりやすいといわれています。
誤嚥性肺炎から検出される菌の多くが、歯周病の原因にもなっている「歯周病原性細菌」なのです。

⑤骨粗しょう症
骨粗しょう症を発症する原因の一つに「エストロゲン」というホルモンの減少があり、歯と歯肉の境目などで炎症を起こしやすくするので、歯周病が悪化します。


こうしてみると、歯周病はお口だけの問題ではなくて、全身の健康に影響する病気です。
歯周病予防には、毎日の歯磨きと歯科医院での定期的なクリーニングが有効です。
いまむら歯科クリニックでは「予防」に力を入れていて、悪化させないように3ヶ月に1回のメンテナンスをおススメしています。
定期的なお口のメンテナンスを受けて、全身の健康に繋げましょう♪

投稿者: いまむら歯科クリニック

2024.02.03更新

 

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
暦の上では春になりましたが、まだまだ寒さが続きます。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、いまむら歯科クリニックでは患者様により良い診療を提供するために、月に一回、講師の先生をお招きして研修会を行っています。
院長先生の診療理念に基づき、医院目標や個人目標を立て、技術面や説明力などの向上を目指しています。
先月末に行われたその研修会では、歯と病気の関係・繋がりについて詳しく調べるよう宿題が出されました。
歯周病(歯を支えている骨を溶かす細菌感染症)が引き起こす全身疾患への影響は、最近ではよく知られるようになってきました。
今回はその宿題の答えをブログにしてみました♪

tanaka

代表的なものは、
①心臓血管疾患・脳血管疾患
慢性的な歯周病により細菌が歯肉の血管から入り、心臓に送られ、弁や内膜が感染を起こし狭心症などの発症リスクを高めます。また動脈硬化は全身で起こしやすく心筋梗塞や脳梗塞にも影響します。

②糖尿病
歯周病菌由来の毒素や炎症性反応物質が、血液を介して筋肉細胞や脂肪細胞に作用し、糖の代謝を妨げたり、インスリンの働きを弱め、糖尿病を悪化させます。
そのため、合併症も起こしやすくなります。

③早産・低体重児出産
歯周病によって炎症物質が増えるので、それを抑えようとプロスタグランジンが多く作られます。プロスタグランジンは、分娩時と同じように子宮を収縮させるので、出産予定日より前に陣痛が起きて早産を起こしやすくします。
また、歯周病の母親が早産・低体重児出産になるリスクは、歯周病でない方の7.9倍ともいわれています。

④誤嚥性肺炎
唾液の中にいる細菌が誤って気管に入ると、肺に感染して炎症を起こします。
特に高齢者の方は、嚥下機能が低下して誤嚥しやすく、またそれを回避する咳反射も低下しているので、かかりやすいといわれています。
誤嚥性肺炎から検出される菌の多くが、歯周病の原因にもなっている「歯周病原性細菌」なのです。

⑤骨粗しょう症
骨粗しょう症を発症する原因の一つに「エストロゲン」というホルモンの減少があり、歯と歯肉の境目などで炎症を起こしやすくするので、歯周病が悪化します。


こうしてみると、歯周病はお口だけの問題ではなくて、全身の健康に影響する病気です。
歯周病予防には、毎日の歯磨きと歯科医院での定期的なクリーニングが有効です。
いまむら歯科クリニックでは「予防」に力を入れていて、悪化させないように3ヶ月に1回のメンテナンスをおススメしています。
定期的なお口のメンテナンスを受けて、全身の健康に繋げましょう♪

投稿者: いまむら歯科クリニック

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