院内ブログ

2019.09.24更新

こんにちは、スタッフの平田です。

最近やっと涼しくなってきて、暦の上でも『秋分の日』を迎えましたね。

私はこの数年、年齢的にも体調面で色々なことがあるのですが、その中でも夏が1番ツライので、秋になってくれてすごくホッとしています。

ずっと、今か今かと秋を待ち望んでいたので本当に嬉しいです♪

最近嬉しかったことの1番かもしれません(笑)

 

では本題に入りまして、今回のブログは【補綴】(ほてつ)についてお話させていただきます。

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、きっと皆さんのお口の中にも1つや2つ補綴物が入っているのではないでしょうか?

例えば歯が欠けたり、虫歯になったり、抜けてしまった場合に、色々な種類の人工物で補うことを言います。

補綴物を入れることで噛みやすくなったり、話しやすくなったり、見た目が良くなったりします。
更に他の歯への悪影響を防いだり、お口の中全体のバランスを保つためにとても重要な役割もあります。

先程話したように、色々な種類の補綴物があるのですが、1つの種類だけでも材料の違うものがいくつかあり、全体ではかなりの数になります。

今回はその中から1番小さな補綴物のインレーについて、少々詳しく説明させていただこうと思います。

インレー

 

〈インレーを入れるまでの治療の流れ〉

インレーとは、一般的には歯の噛み合う面の溝(裂溝)から、歯と歯の間(歯間)にかけてできた虫歯の治療に用いられる、部分的な歯の詰め物のことをいいます。

① 虫歯になってしまった部分を取
  り除きます。

② 削った部分の型取りをします。

③ 模型を作ってインレーを作成し
  ます。

④ インレーを調整して専用のセメ
  ントで付けます。

といった治療の流れになります。

型取りをしてから詰め物が出来るまでに数日かかるので、その間は仮のフタで過ごしていただきます。

当院ではインレーの種類が4つありますので、治療を進める前に必ず説明して、どのインレーにするかを患者さんに決めていただいてから型取りをしていきます。

ではインレーにはどんな種類があるのか、それぞれどんな特徴があるのか説明していきますね。


まずは、保険診療で入れられるインレーの種類は1つだけしかありません。

それは、パラジウム合金でできた、銀色の金属の詰め物になります。
一般的に「銀歯」と言われているものです。

[長所]

・保険が使えるので安価
・硬い金属なので割れにくい

[短所]

・歯より硬いので段差が出来やすく
 再度むし歯になりやすい
・金属アレルギーを起こす可能性が
 ある
・銀色が目立って見た目が良くない
               等


次に自費診療で入れられるインレーの種類は3つあります。

☆1つ目はゴールド(金合金)でで
 きた金色の金属の詰め物です。

[長所]

・体に1番害のない金属
・最も歯に適合しやすい
・歯と同じ位の硬さなので段差がで
 きにくくむし歯になりにくい
・適度に軟らかいので、顎関節や噛
 み合う歯を守る

[短所]

・保険適用外
・価格が変動する
・金色が目立って見た目が良くない
・金属アレルギーを起こす可能性が
 少しある
            
               等

※しっかり噛む奥歯の見えにくい部分
 にオススメです。
               

☆2つ目はハイブリッドセラミック
 の白い詰め物です。
 こちらはプラスチックとセラミッ
 クを合わせた混ざり物です。

[長所]

・歯と同じ位の硬さなので段差がで
 きにくくむし歯になりにくい
・軟らかいので顎関節や噛み合う歯
 を守る
・白いので目立ちにくい
・金属アレルギーの心配がない

[短所]

・保険適用外
・経年的に劣化、変色する可能性が
 ある
・プラーク、着色が付きやすい
               等

※プラスチックが混ざっている分、料
 金が抑えられるので、白くて出来
 るだけ安価なものを入れたい方に
 オススメです。


☆最後3つ目は、オールセラミック
 インレーの白い詰め物です。
 こちらは全てセラミックだけでつ
 くられています。

[長所]

・1番自然な色合いと形
・白くて透明感やツヤがある
・劣化、変色しない
・プラークが付きにくい
・むし歯になりにくい
・金属アレルギーの心配がない

[短所]

・保険適用外
・歯ぎしりをする方には不向きな場
 合がある
               等

※入れているとわからないほど自然な
 白さなので、とにかく見た目重視
 の方にオススメです。
 


当院で入れられるインレーの種類は以上の4つになります。

どのインレーを選ぶかは人それぞれでしょう。

金属アレルギーで選んだり、見た目が良いものを選んだり、耐久性や強度で選んだり、予算で選んだりとみなさん選ぶ基準が違います。

もし悩んだ時は参考にしていただけると嬉しいです。

むし歯や欠けたところなどがあるとという方は、そのままにしないできちんと治療して下さいね。

そして健康な歯で、秋の美味しい味覚を思いっきり楽しみましょう!

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.09.09更新


こんにちは。スタッフの和田です(^^)/


9月に入り、夜になるとだいぶ風が冷たくなっ
てきて快適にすごせるようになって来ましたね!

そして、もう?秋の季節?にはいったんですかね?

私ごとですが、9月に入ってすぐに夏の最後にどうしても“桃パフェ”を食べたくて息子とびっくりドンキーに“桃パフェ”を目当てに行くと…

もう、桃パフェは終了してしまってました∑(゚Д゚)!その代わりに、“栗パフェ”が。

あ〜栗かぁ〜 もう、秋なんだなぁ〜。と

季節の変わり目、皆さんは何処で見つけますか??笑)

 

さて、食欲の秋到来です。快適にお食事が出来るように、今回は、顎関節症についてお話しします‼︎(^^)


顎関節症とは、耳の穴の前にある顎関節や下あ
ごを動かす筋肉(咀嚼筋)に負担がかかってし
まい食べ物を噛むと顎関節や咀嚼筋に痛みを感
じ、口の開け閉めをするときに顎関節からカク
カク・ゴリゴリ・カクンなどと音がしたり口が
大きく開かないなどの症状が起こります。

顎(あご)は微妙に入り組んだ形と複雑な機能をもっています。

ここには筋肉と関節と神経が集まっていたり下の顎をささえています。

食事をしたり、おしゃべりしたりすると連動して動いています。

この顎の関節やその周囲が何かの原因で痛みや動きにくくなるのが顎関節症です。

 

★ 症 状 ★

 

*顎関節やその周辺に違和感があったり、食べ物を噛む時に痛みがある

*食事をしていると顎がだるくなる、痛みがある

*口を開けたり閉めたりすると、カクカク・ゴリゴリと音がする

*顎が開けずらくなり、無理に口を開け閉めするとカクンとスムーズできない

*口が左右にうまく動かない

*顎が安定しない、噛み合わせがうまく出来ない

*頭痛・肩こりなどの痛み などがあります。

wada

 

★ 原 因 ★

 

上下の歯の噛み合わせの異常による場合が多い

ようですが、精神的な緊張やストレスが顎の周

りの筋肉を緊張させ噛み合わせがアンバラスに

なり、無理な力が関節にかかり顎関節に負担を

かけることがあります。

歯ぎしりも顎の関節に大きな負担をかけます。

 

*急激なストレス(精神的な緊張)

*歯ぎしり

*食いしばり

*唇や頬っぺたの内側をよく噛む癖がある

*頰杖・うつぶせ寝・猫背をしている

*顔面強打や交通事故による外傷

*歯の噛み合わせが悪い(入れ歯や詰め物、被せ物が合っていない)

*大きく口を開けたり、よく固いものを噛む

*左右どちらか一方でばかり噛む癖がある

*片側の歯が悪いため反対の歯だけで物を噛む

などがあります。

 

★ 治 療 ★

 

まず、上下顎骨の広い範囲を観察できるパノラ
マエックス線撮影(顎全体が写るお口全体の大き
なレントゲン写真)をして、診断をします。


当医院では、まず、口が開かない、顎が痛い、顎の関節部分やその周辺にレーザーを照射します。レーザーを照射することで、痛みなどの症状を軽減することができます。


レーザーを照射している部分は、じんわりと温かくなります。


数回 かレーザー照射治療を行って、それでも改善しない場合は、歯型を取って、マウスピースのように上の歯列に被せるプラスチックの装置(スプリント)を作ります。


噛み締めたとき、食いしばり、顎関節や咀嚼筋への負担を軽減させる事ができます。


ご自分でも、もし、顎関節やその周辺のお痛みがある場合は、まず顎を安静にして下さい。
そして、症状を悪化させないために長時間大きく口を開けたり、ガムなど片側だけで噛まない、頰杖をしないなど生活習慣の改善をしましょう(^^)|

まずは、顎に違和感、お痛み、顎を開け閉めしたりする時にカクカク、カクンとしたり気になるようでしたらご予約のお電話を…

投稿者: いまむら歯科クリニック

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