院内ブログ

2023.11.25更新

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの竹内です。
秋がないまま、真冬になったような寒さの日がありますが、体調管理をしっかりしてコロナやインフルエンザに打ち勝ちましよう。

さて、今回は歯周病の治療法についてお話しします。我がいまむら歯科クリニックでは、まず初診の患者さんはP検(歯周基本検査)をします。

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歯周基本検査とは、それぞれの歯の歯周病の状態を記録する事です。検査項目として、3項目あります。まず、1項目は各歯の歯周ポケットの深さをプローブと呼ばれる道具で計ります。一本の歯を6箇所計ります。歯の頬側および舌側の近心、中心、遠心を検査して1番深い数値を紙に記入します。
2項目は、炎症部位です。プロービングをした際の出血の有無です。正常な歯肉は、出血したりしませんが歯肉の炎症があると、ブラッシングやプロービングなどの軽い刺激で出血します。出血の有無は初期の炎症を示すものになります。
該当の歯は、記入する紙に赤丸がつきます。
3項目は、歯の動揺です。
支える骨が少なくなれば、歯が動揺し始めます。
歯の動揺の仕方で歯周病の進行度がわかります。
0度 生理的動揺 0.2mm以内
1度 唇舌方向にわずかに動揺 0.2〜1mm
2度 唇舌方向に中等度に動揺 1.0〜2mm
   近遠心方向にわずがに動揺
3度 唇、近遠心方向に動揺2mm以上
   歯軸の方向にも動揺
記入の紙には、該当する歯の番号の下に数字を記入します。

この、3項目を参考にして、歯周病の治療に該当するのかを見ていきます。

該当した方は、上下のスケーリングの後SRP(歯肉の中の歯石を取る)をしていきます。

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SRPは、患者さんの歯を6等分にして麻酔をして歯石を取っていきます。使う道具は、グレーシーのキュレットと超音波スケーラーを使ってポケットの中の歯石や汚れを取ります。SRP後、歯肉が退縮して、シミが出ることがありますが徐々に良くなると思います。その場合は、シミドメなど塗って対応していきます。SRP後の3週間〜4週間の間に再度、歯周基本検査をして初回との変化を患者さんと共有していきます。その後、虫歯の治療を開始したり、カリエスがなければ経過を見ていく必要があります。歯周病の治療で1番大事なのが経過を見ていく事です。経過観察しないとまた、悪い状態に戻りやすく、今回の歯周病の治療の意味がなくなります。定期的に病院に来ていただいて定期検診を行うことがかなり大切になりますので、1ヶ月〜3ヶ月の間で無理のないように長く歯医者に通ってもらい、良くなった状態を保っていただきたいです。いまむら歯科クリニックスタッフ一同お待ちしています。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.11.12更新

 

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
日に日に秋が深まる季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしですか。

先日、八幡歯科医師会主催のレクレーションに行ってきました♪
これは毎年行われているのですが、今年はうきは市の春光園さんでフルーツ狩り、朝倉市の原鶴温泉、泰泉閣さんでお昼ごはん(お風呂付き)という内容のバスハイクでした。
60名ほどの参加でしたので、バス2台で行きました。
いまむら歯科クリニックからは、院長先生、先生のお子さん2人、スタッフ4人が参加しました。
春光園さんは一年中フルーツ狩りが楽しめる農園だそうで、この時期は柿でした。
梨もできるかなと期待していたのですが、残念ながらすでに終わった後で(-_-;)
少しだけ販売していたので、早めに並んで梨もゲット!
スタッフはみんな梨を買えたのですが、院長先生は買えなかったらしいです(>_<)

柿狩りはみんな初めての経験でした。
日にたくさん当たっている高いところの柿の方が大きくて、きれいなオレンジ色をしているんです。それを採りたくて脚立やはしごを使い、さらには背伸びまでして・・(笑)
貴重な体験でした♪
泰泉閣さんの料理は、地元のものを使った懐石料理で、とても美味しかったです。
デザートの杏仁豆腐には梨で作ったソースがかかっていて、爽やかで斬新でした。
温泉は時間がなくてバタバタでしたが、露天風呂までちゃっかり入りました(笑)
さすがに帰りはみんなぐったり・・。
途中まで私も眠っていたのですが、トイレ休憩のパーキングでお土産買ったりと、最後まで充実していました。

バスハイクって楽でいいですよね~♪
運転もおまかせで、眠っていてもちゃんと目的地に着くし(笑)
ずっと笑いっぱなしで、とても楽しい一日でした♪

さて、今年も残り1ヶ月半。
お店ではすでにクリスマスグッズが並んでいて、そう考えると、年末、お正月と時の早さを実感します。
今年中にお口のクリーニングを終わらせて、スッキリした歯で新しい年を迎えたいものですね。

TANAKA

磨き残しがあると、個人差はありますが2日ほどで石灰化が始まり、そこから15日ほどで歯石になるとされています。
歯石は歯ブラシでは取れません。
また、虫歯がない、歯が丈夫だ、という方は歯医者さんには無縁で、検診などを受けなければ行く機会がありません。
そのせいか、虫歯が1本もないという方は歯周病が進行している場合が多いのです。
歯を失うリスクは、虫歯よりも圧倒的に歯周病の方が多いのです。
歯周病とは、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気で、一度溶けた骨はもう元には戻りません。
なので、いかに現状維持していくかが大切なのです。
歯石がついているとそこを住処とし細菌が繁殖します。
細菌を減らすには、毎日の歯磨きはもちろん、歯医者さんで歯石を取ることが重要です。
また、一度取っても3ヶ月くらいすると元の状態に戻るといわれていますので、その3ヶ月に合わせて汚れを落とすことで、よりお口の中を清潔に保てますし、もし虫歯になっても、早期発見早期治療で、早い段階での治療が可能となります。
いまむら歯科クリニックでは予防に力を入れています。
虫歯や歯周病を予防するためにも3ヶ月に1回はお口のクリーニングを受けましょう。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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