院内ブログ

2023.06.25更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
突然ですが最近私がハマっていること、それは毎朝赤紫蘇ジュースを飲むことです。
実は毎年気になっていた赤紫蘇ジュース作りだったのですが、今年ついに初チャレンジしてみてこれが大成功かつ大好評でした。
紫蘇の爽やかな香りとほのかな甘味と酸味のバランスが丁度良く、朝寝起きに飲むと頭と体がシャキッとして家事がはかどる気がします。
更に色も綺麗なピンク色なのでテンションも上がって見ているだけで幸せな気持ちになるので、何となく重怠い梅雨の時期も楽しく元気に過ごすことができています。
赤紫蘇はこの時期しか出回らないので、毎年梅雨の時期のルーティンにしたいなと思いました。
本当に美味しいので是非皆さんにもおすすめしたいと思います。

さて、前回に引き続き、たくさん噛むことのメリットとよく噛んで食べるためのポイントについてお話しさせていただきたいと思います。
まずはよく噛んで食べることの嬉しい効果についてお伝えしていきます。

平田

・食べ物の形や固さを感じたり、食材本来の味を感じるようになるなどの味覚が発達する。
・よく噛むことによってあごの骨が十分に発達し歯が並ぶスペースができるため、歯並びや噛み合わせが良くなる。
・よく噛むことによって唾液の分泌量が増加する。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用があるため、むし歯や歯周病の予防につながる。
・唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が食品の発ガン性を抑える効果があるため、ガン予防につながる。
・唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素がデンプンを分解して消化を助け胃腸の働きを活発にする。
・よく噛むことによって血流が増加する。また脳に酸素と栄養が送られるため脳細胞の働きが活発になり反射神経、記憶力、集中力、判断力などが良くなる。更に子どもの知育にも影響したり高齢者の認知症予防にもつながる。
・口の周りの筋肉をよく使うことで表情が豊かになったり顔が引き締まるなど美容にも嬉しい効果がある。また言葉の発音がきれいになる効果も期待できる。
・一回の食事で20分以上ゆっくりよく噛んで食べるようにすると満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぐ効果があるため肥満防止につながる。
(早食いの人ほどBMIの数値が高くなることがわかっているそうです)

ただ噛む回数を増やすだけでこんなにもたくさんのメリットがあるなんて、やってみない手はないですよね。
でも実際私がやってみて簡単ではなかったですし挫けそうにもなりました。
頭ではわかってはいるけど中々出来ない、習慣化するまで半年以上かかるといった感じです。
ですがメリットしかないので頑張って続けていこうと思っています。
それでは実際に私が行っている咀嚼回数を増やすための工夫や気をつけていることをお伝えしたいと思います。

・急いで食べない。
・ひと口の量を減らす。
・ひと口ごとに箸を置く。
・ゆっくり味わって食べる。
・調味料は使わず食材そのものの味を感じる。又は薄味にする。
・食材を大きめにカットする。
・なるべく皮ごと食べる。
・生野菜、根菜類、きのこ類、海藻類、ナッツ類などの噛みごたえのある食材を取り入れる。
・飲み物で流し込まない。
・テレビやスマホを見ながらなどのながら食べをしない。
・初めから30回を目指すのではなくまずは10回、慣れてきたら15回と少しづつ咀嚼回数を増やしていく。

このようなことを意識するようになってから食生活がガラリと変わったと思います。
良かったら参考にしてみてください。

もしむし歯や歯周病などのお口の中の病気が原因でよく噛めないという人は、先に治療を受けてから始めてみてくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.06.10更新

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの竹内です。
コロナも、5類に下がりマスクなしの生活が戻りつつありますがまだ、手洗いうがいを忘れずに。

今回は、唾液についてお話しします。
朝起きて、口の中がカピカピになっている事ありませんか?口呼吸が原因なことが多いのですが、口の中がカピカピということは、歯についてるプラークの水分もなくなるので、朝歯磨きしても、かなり取りづらくなります。

まず、唾液がどこから出るかと言うと耳下腺、顎下腺、舌下腺の左右3対といくつかの小唾液腺から分泌されてます。
唾液は、健康な成人で1日1 ℓ〜1.5ℓ分泌されると言われています。しかし個人差も多く、季節、年齢、性別、身体状況、服用薬剤などで変わります。
唾液が減ってしまうと、嚥下障害、咀嚼障害、発音障害、味覚障害などがおこります。さらに、口腔乾燥や唾液分泌低下により自浄作用が低下すると、口腔内に、食物残渣なでが、たまり、う蝕や歯周病が非常に発症しやすくなります。粘膜保護作用も低下してしまうので粘膜の障害、義歯の不適合、舌苔の増加、味覚異常、嚥下障害などもおきりやすくなります。
なので、唾液が多いにこしたことはないのです。
唾液にもでんぷん(炭水化物)を分解するβアミラーゼという成分があります。唾液でお米やパンなどの炭水化物を消化しておき、胃腸の負担を軽くするのです。硬い歯から口内の柔らかい粘膜を守るのが、唾液。潤滑油の役割を果たし、歯がこすれて粘膜表面に傷がつかないようにしたり、歯の表面や舌の上などについた食べカスを洗い流しています。唾液には抗菌作用があります。代表的な成分はリゾチームやラクトフェリン。これら殺菌・抗菌作用のお陰で、口から体内へ細菌が侵入しにくくなっています。
ほんとに良いことだらけです。
耳下腺、顎下腺、舌下腺をマッサージする方法

takeuti


あいうべ体操、

takeuti

 

あいうべ体操のやり方は、次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます。
あごが痛くなったりした場合は、回数を減らしたりしましょう。

薄い昆布茶うがい

昆布茶の旨み成分が唾液分泌効果は、20分以上持続するそうです。市販の昆布茶の場合は、指定の3倍に薄め30秒ほど口に含みその後は飲んでも吐き出しても大丈夫です。1日10回2週間ほどで効果がでるそうです。試してみてはいかがですか。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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