院内ブログ

2019.04.22更新

 

こんにちわ。スタッフの和田です!

新元号「令和(れいわ)」になりましたね。

5月から使用になりますが、私は何だかまだしっくりきてないんですよね…(°_°)
使い始めると段々と習慣になって、慣れてくるんでしょうけど。笑


さて、皆さん習慣と言えば…


毎日しっかりハミガキしていますよね?

したつもりでいても、何故か虫歯になったり歯周病になっていたりしていませんか??

歯ブラシの毛先は、歯と歯の間まで届きにくいため、歯垢(プラーク)は取りきれていない事が多いんです。歯ブラシだけで取り除ける歯間の歯垢(プラーク)は、たったの6割程度なんです。
そのままにしておくと、歯間の虫歯や歯ぐきの炎症につながる可能性があります。

皆さんは、歯垢(プラーク)の事を正しく知っていますか??
歯垢(プラーク)は、歯に付着している白色又は、黄白色のネバネバした付着物です。虫歯や口臭・歯周病の原因となる「歯垢(プラーク)」は、単なる食べカスではなくて、細菌のかたまりです。歯垢(プラーク)1mgあたり1億個以上もの細菌がいるんです。∑(゚Д゚)

それを放っておくと、虫歯や歯周病・口臭の原因になってしまいます。
歯を失う主な原因は、「虫歯」「歯周病」です。

歯間ケアには、"糸ようじ"などのデンタルフロスと"歯間ブラシ"があります。

和田

二つの違いは、隣の歯と接している部分や、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)など狭い部分の歯間清掃に適しているのが"糸ようじ"などのデンタルフロスです。

一方、隙間が広い歯と歯ぐきの間の三角スポットやブリッジの詰め物には、"歯間ブラシ"が適しているのです。
注意としては、どちらも無理に入れてしまうと歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあるので、無理矢理ちからづくでは使用しないでゆっくり使用して下さいね。

 

* 歯間ブラシ のサイズの選び方 *

狭い隙間に大きすぎる歯間ブラシを使うと歯と歯ぐきを傷つけてしまったり、歯間ブラシを折れやすくなります。また、逆に広い隙間に小さすぎる歯間ブラシを使ってしまうと、歯垢(プラーク)を十分なの落とすことは出来ません。
歯間に無理なく挿入できてきつく感じない程度の物を選ぶようにしましょう!
分からなければ、スタッフにお聞きくださいね。

和田

 

* 糸ようじの上手な使い方 *

①隣の歯と接している歯間に糸を入れる時は、前後に細かくのこぎりを引くようにゆっくりと動かしながら歯と歯の間に挿入します。
歯と歯の接している部分を通す時は、少しきつく感じる場合がありますが、勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう!


②歯ぐきに少し触れるまで挿入したら、隣り合った歯それぞれの側面に沿って上下に動かし、歯垢(プラーク)を取り除きます。
特に、歯並びが揃っていない場所は歯ブラシの毛先が届きにくく汚れが取れていない事が多いので、念入りにしましょう!

③取り出すときは、ゆっくり横に動かしながら取り出してきかださいね。

特に子供さんは、前歯、奥歯の歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としきれず虫歯になりやすいので奥歯が生え揃ってきたらなるべく早めに使い始める習慣にすることをオススメします。子供用の小さいサイズもありますよ。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.04.13更新

こんにちは、原田です。

前回に引き続き幼児期のお口の健康についてご説明します。

○食べる機能の変化○

ミルクやおっぱいを吸うお口の運動は本能です。
ごはんをかんで飲み込むこと(咀嚼運動)は学習して覚えます。

乳歯の生えた数や状況によって食べ方は変化します。その時に合った食品を与えて下さい。
・乳前歯が生える前は、唇と舌で上下にもぐもぐ噛める柔らかさ。
・前歯が生えて、少しあごを左右に動かし出しますが、まだ歯茎で食べれる位の固さで。
・奥歯が生えるとある左右にあごを動かし、食べ物をすりつぶせる様になります。少しづつ歯ごたえのあるものを様子を見ながら変えてあげて下さい。

原田2


○言葉を話す○
言葉の発達は脳の発達になります。

ときどき上唇や舌の裏にあるスジが原因で言葉が出にくいのでは?と質問を受けますが、その影響は少ないのであまり心配されなくて大丈夫ですよ。ただしお口の影響の可能性はゼロではありませんので、気になる時は相談して下さいね。


○表情とお口○
表情は精神の発達状態と関係が深いです。また環境のかかわりも大きく、愛情に満ちた刺激をたくさん受けたこどもの表情は豊かになります。
そしてその表情を作る要素としてお口も関わってきます。

よく表情が動くかどうかは
お口のまわりの筋肉・筋肉量と、上あご・下あごの形が関わっています。
成長、筋肉の発達の為に
“授乳・食生活を正しく”を意識しましょう。
そして虫歯や歯がなくなることは歯並びだけでなく、噛み合わせが崩れるので将来の表情も変化させてしまう可能性があります。

原田3


○あごの発育○
上あご・下あご共に大きく成長します。そして歯を支える骨もたくさん作られる時期です。
お口も少しづつ大きくなり、しっかり噛めるようになります。

あごが変化する時期なので(話が重複しますが)指しゃぶり・肩ひじをつく等の悪習慣であごの骨が変化し
前歯が出てきたり、奥歯の噛み合わせが逆になったりなどゆがんだ顔や歯並びになります。
ですが、こどもは常に新陳代謝で変化し続けています。
悪い癖の影響も大きく受けますが、止めることや正しい力をかけることで直るのも早いです。
ですので気になることがある時は早めにご相談下さいね(^-^)


今回は幼児期のお口の成長・状態についてお話をしました。
乳歯は大人になる過程で生え変わるものですが、将来に関わってくる歯です。大事に大事にしましょうー!

長くなってしまうので「幼児期の歯のケア方法などお口の健康づくり」については、次回原田のブログの更新の時にお話しますね。

 

それではまた(o^-^o)

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.04.08更新

 


こんにちは、原田です。

4月に入って暖かくなって過ごしやすくなりましたね。
お出かけをするとどこも桜が満開で、風に舞う花びらがキレイで癒されますね(^-^)
最近の我が家では、今年はトマトを植える前にイチゴの苗を植えてみました。
小さな白い花が可愛いです。こどもが喜ぶ苺がなるかなー?楽しみです(o^-^o)

 

それでは今日のブログでは幼児期の口の状態のお話します(^-^)
この時期のことをいくつかあげていきますね。

原田

○歯が生えそろう時期○
幼児期に全ての乳歯が生えます。
あらためて乳児期から幼児期の歯の生える流れを書き出しますね

・10ヵ月 4本···上下前歯4本づつ

・1歳   8本···上下前歯4本づつ
(かみかみが出来るようになる)

・1歳4,5ヵ月 12本···前歯+奥歯が生えてくる
(あごを左右に動かして、食べ物をすりつぶせるようになる)

・1歳6,7ヵ月 16本···前歯と奥歯の間に犬歯が出てくる

・2歳3,5ヵ月 20本···一番奥の歯が出てきて全ての乳歯がそろい出す

・3歳 歯の高さがそろい歯並びが完成
(ここから6歳ころまでには歯並びには大きな変化はなく成長します)

・6歳 乳歯の奥に永久歯が生えてくる(最近は下の前歯から生えてくることも増えています)
となります。

※乳歯はすべて生えそろうと20本あります。2歳半から3歳までに乳歯列は完成します。このあげてる月齢には個人差があるので、前後の2,3ヵ月くらいは気にしなくて大丈夫です。


○乳歯の役割○
乳歯には役割があります。

・乳前歯ー噛みきること、発音噛む機能の発達のため

・乳臼歯(奥歯)ー食べ物をかみ砕き、かみ潰すこと

・前歯奥歯ともにー「永久歯(大人の歯)を守ること」これがとても大事です

乳歯にも歯の根っこがあり、あたま部分よりも大きな形をしています。
これは将来、大人の大きなお口の為の永久歯が生えるスペースを確保するためです。そして永久歯が歯ぐきの中で成長するのを守ってあげています。

原田2


○乳歯の噛み合わせ○
早い段階からお子さんの噛み合わせや歯並びが気になる方もいらっしゃると思いますが、歯並びは1歳頃まではあまり心配されなくて大丈夫です。

その後に噛み合わせを狂わせるのは「遺伝」と「悪習慣」があります。

悪習慣が原因の場合はそれを止めると治せることが多いです。
遺伝でも早めに対応すると治せたり、ひどくならない様にできるのでご相談ください。
また虫歯などで乳歯を抜いたままにすると大人の歯並びにもかかわってくる場合もあります。抜いたあとのこともしっかり歯医者さんからお話を受けてくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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