院内ブログ

2023.07.09更新

 

八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックスタッフの大石です。
気付くと今年の半分が終了しましたね!
つい最近年明けたような感じだったので、時間の流れの早さにびっくりしています。
梅雨に負けずに、頑張りたいですね。

さて今回は歯医者嫌いの理由の1つでもある、
通院期間の長さについてお話します。
『歯医者に行くとなかなか終了しない』
『まとめて虫歯治療したいのにやってくれない』
などなど、様々なご不満をお聞きします。
歯科医院側としても、通院回数を減らして患者様の負担軽減を考えて治療を進めています。
ではいくつか治療内容の例をあげてご説明します!

大石

虫歯治療といっても、状態によっては様々な治療が存在します。
小さな虫歯が『1カ所だけ』あれば、即日処置と言ってその日に患部を削ってレジンを埋めて研磨して終わることができます。
小さくても複数箇所にある場合は、噛み合わせの状態なども関係する為数回に分けて治療します。
また、虫歯が大きく神経を取らないといけない治療になった場合は、1回では終わりません。
というのも神経を取る処置自体は1回で終わりますが、神経を取った後のお部屋の消毒が数回続きます。
しかも、中に入れるお薬は最低でも1週間は期間を空けなければならない為、連日の通院が不可能になるのです。
神経の治療中は1週間〜10日に1度、平均で3〜4回の通院になります。
歯の根の状態や形態によっては前後します。
神経の治療が終わった後は被せ物の型取りなどがありますので、1本の歯を治すのに約1ヶ月はかかります。

虫歯治療だけでなく歯周病が進行している方の治療も回数がかかります。
歯のクリーニングは通常であれば1〜2回の通院で終えることができますが、歯周病治療になると最大で6回の通院が必要になります。
理由としては痛くないように軽めの麻酔をするのですが、1度にお口全体に麻酔をかけると大変なことになります。
ですので口腔内を4〜6等分に分けて1カ所ずつ麻酔をして処置を進めていくのです。

歯周病も虫歯もある場合はかなり長く通院する必要があります。
口腔内の状態や、予約・患者様のご都合によっては、すべての治療が終わるまで数ヶ月〜1年以上かかることも。
1番の目標は完治して健康なお口を継続させていくこと。
この目標を達成する為には、長期間の通院や治療を患者様と歯科医院が連携して一緒に続けていかなければなりません。
『通院が面倒で治療途中のまま』
よく耳にする言葉ですが、これ、余計に治療期間を延ばしてしまっています!
歯磨きや通院に手を抜いた結果は必ずお口に現れるので、必ず最後まで通院して完治を目指してくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

  • 院内ブログ
  • 当院の症例集
  • 料金について