院内ブログ

2018.10.07更新

こんにちは。院長の今村です。

10月10日でいまむら歯科クリニックは開業11年となりました。あっという間の11年間です。

楽しかったこと、うれしかったこと、苦労したこと、また悲しかったこと様々な想いが詰まった11年間でした。

無事に11年目を迎えることができるのは当院に来院してくださる患者様、いつも診療をサポートしてくれるスタッフのおかげです。感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。

もうすでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、8月のお盆休みを利用して医院の改修を行いました。いまむら歯科クリニック外観

玄関周りのエントランス部分や看板もだいぶ汚れが目立つようになってきたのできれいにリフォームを行いました。

外観だけでなく患者様のご要望をしっかりと把握し、不安のない状態で診療を行えるようにカウンセリングルームを設置しました。

また、予約が何日も先になってしまい取りずらい状況が続いておりますので診療室を増設しました。完全個室の他より広い診療室となっていますので、リラックスして治療、メンテンスを受けることができます。

 

ここでいまむら歯科クリニックが力を入れている予防歯科(定期検診)についてみなさまにお伝えします。

ひと昔前までは歯医者は歯が痛くなってから行くところという認識でした。日本には予防歯科という概念がまだ広まっておらず、むし歯を削って治すということを行っていました。その結果80歳ではわずか6本の歯しか残せないというのが現状です。

一方、予防歯科の先進国であるスウェーデンでは20年以上前から定期的なメンテナスを国民に義務づけてきました。その結果80歳で20本以上の歯を残すという結果がでています。

自分の歯が6本しかないと入れ歯を入れないといけません。20本残っていると入れ歯を入れなくても自分の歯でおいしくご飯を食べることができます。自分の歯が多く残っているほうが認知症にもなりにくく、なんでも食べれるので元気にすごすことができます。

 

むし歯や歯周病の原因となるプラークは一度除去しても、3か月ほどで元の状態に戻ってしまいます。

むし歯の治療は削って穴が開いたところに代替え材料を詰める処置であり、歯が再生して治ったわけではありません。また、同じような生活習慣だとむし歯になってしまいます。「むし歯になる」⇔「歯を削る」を繰りかえすと詰め物が大きくなっていき自分の歯の部分が少なくなってきます。つまりむし歯治療では歯を守ることはできません。特に乳歯(こどもの歯)では一度むし歯になってしまうと、詰め物をしても外れやすくまたむし歯になってしまいます。お子さまにとって「むし歯の治療をする」と「むし歯の予防のため治療をする」とでは治療にたいする負担が全然ちがいます。むし歯

 

歯周病も同じように一度歯周病の治療をおこなっても、そのまま放置しておくとすぐに悪化してしまい元の状態に戻ってしまいます。歯周病は定期的なメンテナスをしなければ、行った治療は無駄になってしまいます。

定期的にメンテナスを受けた方と受けない方では10年後20年後に残ってる歯の数はちがいます。むし歯の予防2

 

みなさまいつまでも快適にお食事ができるようにお口の健康をサポートいたします。

 

 

 

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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