院内ブログ

2026.05.10更新

「指しゃぶり」について
こんにちは。八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。
子どもの成長過程でよく見られる「指しゃぶり」ですが。赤ちゃんの頃は眠たくなった時やお口が寂しい時によく、指しゃぶりを自然に行動をする仕草をよく見るかと思います。ある程度の年齢を過ぎても続けているのを見かけると、親御さんは大抵、歯並びやお口の発達に影響を及ぼさないか心配になるかと思います。今回は、「指しゃぶり」との上手な向き合い方、「指しゃぶり」が乳歯や歯並びに与える影響についてご説明していきます。
まず、「指しゃぶり」とは生まれつき赤ちゃんによっては、お母さんのお腹の中にいる時から指しゃぶりをしていることもあるそうです。本能で備わっている「吸う反射」の延長でしてしまう行動です。子供が安心感を得たい時などの自然な行動でもあるので、乳歯が生えそう前の時期がくるまでには無理にやめさせる必要はありません。一般的には2〜3歳頃までであれば問題ないとされています。しかし、4歳〜5歳位以降も習慣化している場合は注意が必要です。

指しゃぶり
長期間の指しゃぶりは、前歯が前に出る「出っ歯(上顎前突)」や、上下の前歯がかみ合わない「開咬(かいこう)」などの「不正咬合」といった歯並びの問題を引き起こし、食べ物を噛みにくくすることがあります。また、口呼吸になったり・舌の位置や飲み込み方にも影響し、発音や食べ方に影響するケースもあります。このような変化は、子供の成長とともに自然に改善し指しゃぶりをしなくなることもありますが、習慣が続くと固定化され指しゃぶりをし続けてしまう子供さんもいます。
●出っ歯・上顎前突(上の前歯が前に傾いている)(上の歯並びが全体的に前にでている)
●開口(上下の前歯が正しく噛み合わない)(上下の前歯に隙間がある)
●歯列狭窄(上顎の歯列が狭くなる)
●すきっ歯(歯と歯の間に隙間ができる)
どうすれば、辞めさせられるのか?どのように対応すればよいのでしょうか。1番に大切な事なのは「無理にやめさせない」ことです。叱ったり、無理に我慢させたりすると、かえって子供にストレスとなり逆効果になることがあります。まずは、なぜどんな時に子供さんが指しゃぶりをしているのかを観察し理解することが大切です。眠いときや不安なとき、退屈なときなど、きっかけを見つけてあげましょう。
きっかけを見つけられたら次に少しずつ習慣を減らす環境を作る工夫を取り入れるなどしていきましょう。例えば子供さんが指しゃぶりをしそうになった場合は、手を使う遊び折り紙・ブロック・粘土遊び・パズル・お絵描きなど、集中出来る物を取り入れるなど、眠たくなった時とかは寝る前に大好きな絵本を読み聞かせたり、お気に入りのぬいぐるみやタオルを持たせたりなど、安心して過ごせる時間・環境を作ることが効果的です。また、もし徐々に指しゃぶりをする回数が減っているようでしたら、「今日は指しゃぶりしなかったね」などといった前向きな声かけ褒めてあげる事も子どもの自信につながり指しゃぶりをしなくなるかもしれません。
後は、指しゃぶりをした時に指に違和感を与えると、子供は、自然に口に指を持って行く行動も減る事もあります。例えば、子供さんの指に、指サックや絆創膏を装着したり、赤ちゃんがお口に入れても無害タイプの塗り薬などを塗っておくのも効果があります。
子供さんの習慣は、成長とともに変化していくものです。焦らず、子供さんの気持ちに寄り添いながら、少しずつ指しゃぶりをしない環境作りをしつつ見守っていく事が大切です。指しゃぶりを通して見えてくるサインを大切にし、健やかな成長をサポートしていきましょう。
少しでも不安な事、心配な事がありましたら、当医院にご相談下さい。当医院では、矯正相談もおこなっておりますので、まずは、ご予約のお電話お待ちしております。どうすれば、辞めさせられるのか?どのように対応すればよいのでしょうか。1番に大切な事なのは「無理にやめさせない」ことです。叱ったり、無理に我慢させたりすると、かえって子供にストレスとなり逆効果になることがあります。まずは、なぜどんな時に子供さんが指しゃぶりをしているのかを観察し理解することが大切です。眠いときや不安なとき、退屈なときなど等、きっかけを見つけてあげましょう。

少しでも不安な事、心配な事がありましたらお気軽にご相談ください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2026.05.06更新

こんにちは八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックです。
以前に白い詰め物をしたところに色がついて気になることってありませんか?
見た目が気になる。むし歯になっていないかな?詰めなおしたほうがいいかな?と悩んでしまうかと思います。

白い歯
白い詰め物はコンポジットレジンというものです。むし歯の治療は日々進化しています。特に材料は物性が向上し、接着技術もひと昔前に比べると格段に進化しています。最近はできるだけ歯を削らずに詰めることができる白い詰め物コンポジットレジンによる修復が多く行われています。コンポジットレジンはひと昔前では前歯のむし歯の治療に主に使用されていましたが、材料の進歩のおかげで特に接着技術の向上により奥歯にも使用されることが多くなりました。奥歯は噛んだ時大きな力がかかるのでひと昔前では適応症が限られていました。コンポジットレジンの性能の向上により適応範囲が増え、以前のものは経年劣化により茶色く変色したり、光沢がなくなったりと審美性に問題が生じてきていました。長期間使用して詰め物と歯との間にある変色はコンポジットレジン自体の変色ではなくレジンと歯との境目に着色は起きています。
お口の中の環境は過酷な状態です。湿度100%、氷を食べて温度が下がることもあれば熱いものを食べて温度が急に上がることもあります。さらに唾液にもさらされています。そうなると詰め物にも接着剤にも影響が出てきます。接着剤はお口の中で徐々に色が着いてきます。また詰め物と歯の境目にコーヒーなどの色が着いてきます。これは銀歯でも同じことが起こります。ただ銀歯の場合、白いコンポジットレジンほど目立つことはありません。コンポジットレジンの周囲が着色した場合、奥歯ならそのまま経過をみることもあります。前歯のように審美性が気になるようならまずは表面を研磨して着色が取れることもあります。取れなければ患者さんのご希望に応じてコンポジットレジンを詰めなおすこともあります。気を付けなければならないのは着色ではなくむし歯の場合もあります。むし歯の場合しっかりとむし歯を削って取り除きコンポジットレジンを詰めなおす治療になります。むし歯が小さい場合は削る量も最小限で済み、詰め直しも一回の治療で終わります。ただの着色なら表面を磨くだけで治療が終了しその後も使い続けることができます。詰め直しはあまり積極的にはお勧めしません。再治療を行う際は詰め物だけではなくその周囲の歯を削らなければいけません。やり直しを繰り返すのは自分の健全な歯も削ることになってしまいます。むし歯で歯が欠けてしまうと修復が必要になります。現在では材料学が進歩してたくさんの素材がありますが、保険で使用できるもの保険外で使用するものと決まっています。

まず保険で使用するものについて説明しましょう。
保険診療は使える素材が部位によって決まっています。下の小臼歯の場合、一般的には金銀パラジウムの金属インレー、削った部位が小さい場合はコンポジットレジンによる修復で対応します。金銀パラジウムはいわゆる銀歯のことです。保険適応の金銀パラジウム合金は金の含有量が12%以上、その他銀とパラジウムを含む金属と規定されています。保険適応の金属はすべてJIS規格のものなので安心です。余談になりますがテレビやネットのニュースでも報道されたことがありご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この金銀パラジウム合金がすごく高いのです。金属なので価格変動があり高値のときは金属のかぶせ物、詰め物をすると保険点数は決まっているので赤字になってしまいます。この金銀パラジウムの高騰は私たち歯科医師を悩ませています。金銀パラジウムで修復するメリットは保険適応なので患者さんの経済的負担が少ないことです。金属で強度もあるので耐久性もあります。
削った部位が小さい場合に行うコンポジットレジンは白色の歯科用のプラスチックです。むし歯が小さく十分に歯質が残っている場合が適応になります。コンポジットレジンは保険適応で1~2千円の自己負担で治療ができます。ただケースを選びますのでできるかどうかは診断をしてからになります。たまに患者さんで奥歯も保険の範囲で白くしたいのでコンポジットレジンを詰めてほしいと要求される方がいますが、適応外のケースに無理に行うと欠けてしまったり外れてしまいます。
コンポジットレジンは特殊な光を当てて硬化させます。硬化させる前は柔らかいペースト状なので、内側性(四方に歯質がある)の小さなむし歯が対象になります。銀歯より目立ちにくい白い詰め物で修復したいものですが無理な治療は後々トラブルの原因になります。
保険外のものだと金属修復ではゴールドがあります。白いものならジルコニアやe-maxがあります。
ゴールドはいわゆる金歯です。見た目は目立つかもしれませんが延びる性質があり保険の金属に比べると柔らかいのでフィットがよく、対合歯(反対側の歯)を摩耗させることがありません。
ジルコニアは高圧縮されたセラミックのブロックを削って作製します。そのため高い強度を持っています。e-maxは高い強度と透明感をもっているため審美性に優れています。ジルコニアとe-maxの違いは強度と審美性にあります。審美性ならe-maxの方が優れています。強度はジルコニアに軍配があがります。噛む力が強い男性の奥歯などはジルコニアが適しています。一方、笑ったり大きくお口を開けるとみえる小臼歯の部位はe-maxのほうが向いています。その方の噛み合わせの状態や習癖(歯ぎしり)を考慮して素材を選択する必要があります。
歯科治療で使用する素材はその方のお口の状態に適したもので修復する必要があります。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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