院内ブログ

2026.01.17更新

八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。
歯科にもアレルギーが関係する事はご存知でしょうか?

アレルギー
主に金属アレルギー、ラテックスアレルギー、薬剤アレルギー、レジンアレルギーなどがあげられます。
金属アレルギー
よく耳にする名前で、アクセサリーに注意する方が多いかと思います。
実は、治療した後の銀歯にも反応するのです。溶け出した金属イオンは全身を巡ることができる為、身体のあらゆる場所に赤みや痒みの症状がでます。歯科での主な対応策としては原因となる銀歯をセラミックスやジルコニアといったメタルフリーの材料に変えます。当院でも、詰め物被せ物の説明の際は金属アレルギーの説明を行なっています。保険適用な為、安価ではあるのですが今後の身体のことを考えるとメタルフリー素材のほうがおすすめです。個人差はありますが、2週間ほどで症状が治るようです。
ラテックスアレルギー
医療従事者も発症しやすいこちらのアレルギーは、『天然ゴムラテックス』によるものです。接触部位に痒みや発赤、水疱などが現れます。ひどい場合はアナフィラキシーショックが起こることもあります。当院では主にこのラテックスを使用したグローブを使用しています。治療後にお顔などに痒みがでたり、赤くなったりした場合はラテックスアレルギーの疑いがあります。日常生活でも使用されている方は、ラテックスフリーのグローブに変えることをおすすめします。歯科治療後に異常があった方は、ラテックス不使用のグローブを使用しますので次回受診時に必ずお伝えください。
レジンアレルギー
レジンとはプラスチックのことで、歯科治療でも使用する材料になります。治療して半日から数日後に湿疹や痒みなどが現れるようです。未重合(固まっていないレジン)レジンに反応すると言われているそうですが、具体的な成分の特定はできていないようです。虫歯治療で削った穴に充填して修復したり、仮歯の材料にも使用します。また、『義歯』(入れ歯)は広範囲で使用される為、アレルギー反応を起こしやすい物になります。対応策としては、口腔内のレジンを全て取り除きセラミックスに変えるなどになります。ですが、発症前に入れたレジンが原因とは考えにくいこともあります。未重合レジンから出る物質に反応する為、すでにしっかり固まったレジンを取り除く必要はありません。ただし、新しく仮歯を作る際や義歯の調整・修理をする場合は注意が必要です。この他にもたくさんのアレルギーはあります。問診票には必ずアレルギーの有無を記入しましょう。また通院中の方も、アレルギーの診断を受けた際は必ずお伝えください。
お薬の副作用でアレルギーが出る原因は、体内に入ったお薬が血液中のタンパク質と結合して抗体ができると、次に同じお薬が入ってきたときに特異な反応を起こしてアレルギー症状が出てくることで起こるそうです。
薬剤アレルギーには数分から数時間で症状が現れる「即時型アレルギー」と数日以降に現れる「遅延型アレルギー」があって「即時型アレルギー」では蕁麻疹、発熱、喘鳴、嘔吐、血圧低下などの症状がみられます。
元々アレルギー体質であったり、腎臓や肝臓などの臓器に疾患がある場合は副作用が出やすいそうです。また数種類のお薬を同時に飲んでいる場合も副作用が出やすくなることがわかっています。子どもや高齢者の方も副作用が出やすいので注意が必要です。

また薬によるアレルギー反応も注意が必要です。

アレルギー
アレルギーを起こしやすいお薬として、抗生物質、鎮痛剤、ホルモン剤、非ステロイド抗炎症薬などがあります。
歯科で処方されるお薬には主に痛み止めや抗生剤、軟膏やうがい薬があります。歯を抜いたとき、神経の治療をしたとき、歯ぐきが腫れたとき、歯が痛いとき、口内炎ができたときなどに、感染を防いだり痛みや炎症を和らげるために処方されます。
〈正しいお薬の飲み方〉
指示通りに服用しましょう
・お薬の量や時間、回数が変わると効果が出なかったり副作用が出やすくなります
・飲み忘れても2回分同時に飲まないでください
他にお薬を飲んでいる場合は必ず先生に伝えましょう
・飲み合わせ、重複は危険です
・飲んでいるお薬が変更になったり増えたりしたときも必ず伝えてください
異常が現れた場合はすぐに服用を中止しましょう
・蕁麻疹や胃腸障害など副作用と思われる症状が出たらそれ以上お薬を飲まないでください
・すぐに先生に相談してください
・かかりつけの内科で診てもらってください
・合わないお薬の名前を覚えておきましょう
お薬でアレルギーがある方はお薬の名前を記入していただけると今後の治療の参考になり助かります。お薬手帳をお持ちの方は保険証と一緒に受付に出されてください。よろしくお願い致します。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2026.01.12更新

八幡西区の歯科・歯医者 いまむら歯科クリニックです。
「テトラサイクリン歯」ってご存知ですか?
「テトラサイクリン歯」というのは、テトラサイクリン系と呼ばれる抗生物質を一定期間内に服用した場合の副作用により変色した歯のことをいいます。
よくみられる変色の程度はグレー色、イエロー色、ブラウン色などが歯の表面に横縞模様となってあらわれます。

このように変色してしまう原因は、永久歯の形成期である出生直後から8歳頃までにテトラサイクリン系の抗生物質を多量に投与された場合、歯の着色、歯のエナメル質の形成不全、胎児や小児に一過性の骨発育不全などを起こすことがあるとされています。むし歯ではありません。また妊娠中な母親が服用した場合胎児の歯牙に沈着が認められます。このため妊婦や授乳中の母親、および8歳頃までの小児に対してはテトラサイクリン系の抗生物質を避けるべきとされています。

テトラサイクリン歯
テトラサイクリン系の抗生物質は、かつてはマイコプラズマ肺炎や百日咳の特効薬として、また風邪薬のシロップとして用いられてきましたが、歯に変色を生じることが認められたため、現在ではほとんど使われなくなっています。昭和40年代くらいにはよく使われていたようです。このため、テトラサイクリン歯は40代~50代の方によく見られます。
しかし現在でも、このような副作用が生じることよりも全身疾患の治療を優先するべきであると判断された場合にはテトラサイクリン系の抗生物質が使われる場合があります。
テトラサイクリン歯のメカニズムですが、テトラサイクリンは鉄や亜鉛、カルシウムと結合しやすいという性質があるため、形成中の歯に含まれるカルシウムと結び付き、象牙質の中に沈着します。沈着した物質は、紫外線にあたると光化学反応により色が変わるため、太陽光線があたることで歯の色が変化します。そして、紫外線が当たることによって徐々に濃い色へと変化する特徴もあります。そのため、最も光があたりやすい前歯の色が濃くなってしまいます。
テトラサイクリンによる歯の変色の治療法は、変色の程度や希望する見た目のレベルによって異なりますが、大きく分けてホワイトニングとセラミックによる修復法があります。

テトラサイクリン歯の治療にはホワイトニングが有効なの?
ホワイトニングは軽度の変色であれば有効ですが、茶色が強く重度の変色にはあまり効果がみられません。テトラサイクリン歯は変色が歯の内部に及んでいるため、完全には白くならないケースがあります。逆にホワイトニングを行うことにより白濁部分が目立ってしまうこともあります。ウオーキングブリーチ(内部漂白)が一部有効な場合もあります。しかし、ウオーキングブリーチは歯の神経を取った歯に対して行う方法のため神経のある歯には行えません。効果には個人差があり、通常のホワイトニングより回数と時間が必要です。

色が濃くて重度な場合はラミネートべニアが有効な治療法となります。
ラミネートべニアは歯の表面のエナメル質の部分を削り、型取りを行い模型を作製して技工士がセラミックの薄いシェルを作ります。それを強い接着剤で削った部位に接着する方法です。色調のコントルールが行いやすく自然な仕上がりになります。ラミネートべニアは歯の神経がある有髄歯が適応症となりますが、歯の神経を取った無髄歯はクラウン(被せ物)修復の適応となります。また色が濃くラミネートべニアでは色を隠すことが出来ない場合もクラウン修復の適応となるでしょう。
セラミッククラウン(被せ物)による修復は着色が重度な場合に有効です。強度もあるので外れにくく、色調のコントルールもしやすいというメリットがありますが、歯を大きく削る必要があります。特にグレー系の縞模様が強いテトラサイクリン歯の場合、ホワイトニングだけで満足できる白さを得ることは難しく、セラミックによる治療が選ばれることが多いです。ラミネートべニア、セラミッククラウンは保険適用外の治療です。
テトラサイクリン歯は変色の程度によって治療法が変わってきますので、まずは歯科医院ご相談ください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2026.01.04更新

 

八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。

毎年年末から年始にかけて、詰め物や被せ物が外れて来院される方が多くいらっしゃいます。
昨年の年末もそういった方が沢山いらしたので、今回のブログはこちらのテーマにさせていただきました。
年末に歯科で診てもらえた方は良かったですが、予約が取れなかったり、年末年始の休診中に外れたため診てもらえず、お困りの方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
では早速、詰め物や被せ物が外れる理由や治療方法、外れた際の注意事項などをお伝えしていきたいと思いますので参考にしていただければと思います。

平田

〈詰め物・被せ物が外れる理由と治療方法について〉

①月日の経過により接着剤が劣化して弱くなり外れてしまうことがあります。
外れてもむし歯になっていない、詰め物・被せ物に変形などの問題が無い、きれいに元に戻せて隙間ができていない、そういった場合はそのままつけ直すことができます。
外れた詰め物や被せ物と、歯の接着面に古い接着剤が残っていないか確認して、もしまだ接着剤が残っていたら器械を使って綺麗にしてから元に戻していきます。
当日につけ直しますので時間もそんなにかからず1回で治療が終わります。

②月日の経過により詰め物や被せ物の周りに隙間ができ、そこから細菌が入り込むことでむし歯になり、中で広がってしまうことがあります。
中がむし歯になったことが原因で外れた場合は、残念ながら再治療が必要になります。
むし歯になった部分を削って、詰め物や被せ物を新しく作り直します。
1回の治療で修復できる場合もありますが、詰め物や被せ物の型採りをする場合は、最低2回の治療回数がかかります。
またむし歯の大きさや、神経の有無によって麻酔が必要になったり、場合によっては神経をとって根管治療から行っていく必要があります。
根管治療になると個人差はありますが治療終了までに4〜7回程度かかるでしょう。

③歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせが原因で外れたり割れたりすることがあります。
基本的には治療をやり直していきますが、場合によっては全体的に診ていったり、噛み合わせを調整していく必要があります。
治療終了後にご自身の歯や顎関節、詰め物・被せ物を守るためのマウスピースを装着した方が良い場合もあります。
マウスピースを作る場合、基本的には全ての治療が終了した後に歯の型を採り、作ってお渡ししますのでプラス1〜2回のお日にちがかかります。

④詰め物・被せ物が劣化して外れることがあります。
月日の経過による劣化や変形が原因で何度も外れてしまう場合は、詰め物・被せ物が合わなくなってきています。
むし歯になるリスクが高くなりますので再度新しく作り直すことをおすすめします。

〈外れた時の注意事項〉
・詰め物や被せ物が外れてもそれを再度つけ直せる場合と再治療が必要な場合があります。
再利用できた場合、新しく作り直す時間も費用もかからなくて済みますので、外れた詰め物・被せ物は、自己判断で捨てたりせずに必ず持って来られてください。

・外れたまま放っておくと、外からの刺激を受けやすい状態なのでしみる症状が出やすくなります。
更に、むし歯が発生したり、進行したり、痛みが出ることがあります。
また、あまりにも期間が空くと、歯が動いて隙間ができたり塞がったり、倒れたり伸びたり、噛み合わせが変わってしまい全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。
できるだけ早目に受診しましょう。

・市販の接着剤でつけないでください。
ご自身では見えづらく、中がむし歯になっているかもしれませんし、市販の接着剤は歯科専用の物とは全く違いますので、くれぐれもご自身でつけないようにしてください。市販の接着剤は流れが悪く、接着剤に厚みがあるので浮き上がってついてしまいかみ合わせが変わってしまいます。

※放置しても良いことは何もありません。
外れた詰め物・被せ物を忘れずに持って行き、出来るだけ早く歯科で診てもらいましょう。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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