院内ブログ

2019.12.16更新

 

こんにちは!スタッフの田中です(o^‐^o)
年の瀬も押し迫ってまいりました。

今年は時がたつのが一段と早く感じられました。
20代の時に職場の先輩から、30になると早いよ~、40、50と、どんどん早くなるよ~。と言われたことを思い出しました((´∀`))
不思議ですよね?時間は同じなのに、年々早くなっている気がします(笑)

tanaka

先日、院長が所属するスタディグループの講演会に参加してきました。
この講演会は毎年行われていて今回で12回目。
虫歯になっている歯をただ治すだけではなく、治療を全顎的にとらえて、どんな治療が最善なのか、その治療は納得がいく技術で提供できているか、また新しい技術や設備で、より良い治療を行うなど、スライドを使って発表されます。
矯正治療も、歯並びをきれいにするだけではなく、正常なかみ合わせになっているか、食べ物を飲み込むときの舌の位置など、「全体的な治療」を重視します。
私自身、矯正治療を経験したので分かっているつもりでしたが、
発表では新たな試みで理想的な治療をしていて驚かされました。

しかし、今回一番驚いた発表が!!!
題名は「当院における乳幼児の口腔機能発達不全症への取り組み」というもの。

一般的に、歯科では乳幼児の検診で1歳半検診、3歳児検診というものがあります。
母子手帳に付いていて、無料で検診が受けられます。
乳幼児の診療は、虫歯の有無、歯並び、かみ合わせなど口腔内の異常はないか、口腔内の習慣的な癖(指しゃぶりなど)、歯磨きの仕方や虫歯になりやすい箇所を教えたりします。

しかしこの発表は、それ以前の話。
人は物を食べるときに、まず口の中でかみ砕いてすりつぶし飲み込みやすい形にする咀嚼(そしゃく)をします。次に物を飲み込む動作である嚥下(えんげ)をします。嚥下にはプロセスがあり、第一段階で、舌などの動きで食べ物を口の奥へと送りこみ、第二段階で、喉に入ってきた食べ物を飲み込みます。
胎児期にはすでに嚥下を獲得していて、出生後成長とともに唇や舌の動きを学習していくそうです。
歯が生え始めると上下の歯で咀嚼機能を学習し獲得します。
咀嚼の学習には、かみ合わせ、機能、食生活、環境など様々な要因が影響するそうです。

例えば離乳食を与えるときに、スプーンに食べ物をのせて食べさせます。
この時、親が子供の口の中に無理にスプーンを入れて、上あごに食べ物を押し付けてスプーンを抜き、食べさせます。そうすると学習が不十分になり、唇や舌にも影響するそうです。
ちなみに、理想的なのは、水平のスプーンの先に少しだけ離乳食をのせ、口の前で一度とめます。目と鼻で認識させてから、自ら口を開けるようにうながします。
上あごに押し付けないようにまっすぐ持ち、自分で食べてもらうそうです。
私の息子の時はどうだったかな?と考えながら聞いていました。
あぁ、だから歯並びが悪いのかと(笑)
(嚥下がきちんとできていないと、歯並びにも大きく影響します)

そんな早い段階から、口腔機能の一つである、摂食、嚥下機能への介入と教育を行っているなんて!!!
「歯科」はもうそんなところまできているのかと、ただただ驚きです。

乳幼児の不慮の事故での死因別死亡率で8割以上が窒息死で、年々増加しているそうです。
窒息死の増加は、現状の子供たちの摂食嚥下機能の十分な学習、発達が不足していることを表しているとも考えらるので、そこからの指導や治療をされているそうです。

歯科は奥が深いですね~(^^;  色々と勉強になりました♪♪

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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