院内ブログ

2020.11.02更新

 


こんにちは、スタッフの平田です。

10月31日はハロウィンでしたね。
いまむら歯科クリニックでは、来院された方に【歯医者さんが作ったチョコレート】をお渡しさせていただきました。

普通チョコレートにはたくさんの砂糖が使われていてむし歯になるリスクが高いとされているのですが、こちらのチョコレートはむし歯の原因となる砂糖を一切使わずにむし歯を防ぐ効果のあるキシリトールを100%使用した、むし歯を予防できるチョコレートです。

むし歯になりやすいお菓子として代表的なチョコレートですが、主成分であるカカオはむし歯の原因にはなりません。
それどころかカカオにはリラックス・ダイエット・認知症予防などの効果があり、体に良い影響をもたらしてくれると言われています。

そこで歯医者さんが、誰でもむし歯を気にせずチョコレートを食べられるようにと考えて作られたのが【歯医者さんが作ったチョコレート】なのです。

平田さん


☆キシリトールとは?

キシリトールは甘味料の一種で砂糖のように甘い味がしますが、砂糖と違ってお口の中で酸を作らないのでむし歯になりません。
更にむし歯菌の成長を抑える働きや健康な歯を保つ効果もあります。
ただし効果を十分発揮するのはキシリトールの他に何も糖分が含まれていない場合だけです。
少しでも砂糖が入っていると効果は期待出来ないので注意が必要です。
甘味料にキシリトールが100%使われているか確認してから購入するようにして下さいね。

・むし歯の原因にならない天然の甘味料

・砂糖と同じ位甘い

・カロリーは砂糖の4分の3

・歯の再石灰化を促す

・むし歯の原因となるミュータンス菌の活動を弱める

キシリトールは甘くて美味しいのに、むし歯を予防するだけでなく歯を強くする働きもあるんですよ。


☆キシリトールチョコレートの効果的な食べ方

基本的にはいつ食べてもいいのですが、歯磨きの後や夜寝る前に食べると効果的とされています。
むし歯菌は就寝時に増殖するのですが、キシリトールでそれを防止することが出来ます。
キシリトール100%なので寝る前に食べても大丈夫なんですよ。
歯磨きを嫌がる子供には、ちゃんと歯磨きが出来たご褒美として与えると歯磨きタイムが楽しみになるかもしれませんね。

量の目安として、大人は1日3回・1回に1〜3粒が良いとされています。
小さな子供は1日1粒で十分です。
お口の中の環境を整えるためにも噛まずにゆっくりと舐めながら溶かして食べて下さい。


☆こんな方にオススメ

・キシリトールガムをまだ食べられない小さな子供や、入れ歯を入れている人もキシリトールチョコレートなら安心して食べられます

・キシリトールのカロリーは砂糖より少ないのでダイエット中にチョコレートを食べたい人にピッタリです

・キシリトールは血糖値を上昇させないので糖尿病や妊婦の人も大丈夫です

この様にキシリトールチョコレートは子供から大人まで安心して口にすることができますし、甘いチョコレートを食べながら歯のケアが出来るなんて嬉しいですよね。
キシリトールチョコレートを上手に活用してむし歯になりにくい口内環境を整えていきましょう。

ただし毎日の歯磨きやうがいは忘れずに行って下さいね。
それから歯医者での定期的なメンテナンスも忘れずに受けましょう。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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