院内ブログ

2020.12.28更新

こんにちは、スタッフの大石です!
今年もあと少しで終わりますね!皆さんやり残した事はないでしょうか?
まだまだ寒さは続きますが、楽しく健康で新しい年を迎えたいと思っています!

さて、今回は『感染の窓』についてお話したいと思います。
皆さん『感染の窓』という言葉を聞いた事はありますか?
これは1歳半から2歳半の子どもが虫歯菌に感染しやすい時期のことです。

感染
まず生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌が存在しないことはご存知でしょうか。虫歯菌は主に唾液を介してヒトからヒトへ移っていき、感染してしまうと虫歯になりやすくなってしまいます。
では、何が原因で感染してしまうのか考えていきましょう。
一般的に言われているのは、大人が使ったお箸やスプーン、フォークです。これらには虫歯菌が付いているのですが、子どもに使用する事で感染しやすくなります。お食事の際は必ず別々の食器を使用するようにしましょう。
その他には、口移しや愛情表現のキスも原因になってしまいます。


食べ物をフーフーしてしまったり、キスをする事で感染してしまうことがあります。
他の方法で食べ物を冷やしたり、愛情表現をしたりして少しでも感染しにくい環境を作っていくことが大切です。
ですが、虫歯菌に感染しなくても虫歯になってしまうことはあります。

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磨き残しが多かったり、だらだらと食べ物を食べていたりすると、お口の中が酸性の状態になってしまい虫歯になりやすい口腔環境になります。
また6歳前後から生えてくる『6歳臼歯』は、最初の永久歯(大人の歯)で、生え始めはとても虫歯になりやすいです。
なので、食後にはしっかりと歯磨きをしたり、お砂糖を含む食べ物を少し控えたりとして頂くことをおすすめしています。
お父さんお母さんをはじめ、おじいちゃんおばあちゃんなど、周りの大人の方のお口のケアを見直して頂くことが1番です。虫歯があれば、しっかり治療を受けていただき、定期的なメンテナンスに通って健康的な口腔内を維持して頂きたいと思います。
その上で子ども自身による歯磨きの後に、しっかりと仕上げ磨きをしたり、糖分の摂取量を見直して、家族全員で虫歯予防をしていきましょう。

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今年は新型コロナウイルスの影響もあり、より感染症対策を見直す年になったと思います。
年末年始はご自宅で過ごす方が多いと思いますが、ひとりひとり食器を分けたり、適宜歯磨きをしたりすることで虫歯菌を含めた菌の媒介を防ぐことができます。
今年は29日(火)午前までの診療となっており、来年は5日(火)から診療を開始します。2021年もいまむら歯科クリニックをよろしくお願いします‼︎

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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