院内ブログ

2021.01.12更新

 


こんにちは。八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの和田です。

少し日にちがたちますが、明けましておめでとうございます。

先週は、木曜日あたりからものすごく雪がすごかったですね。雪に慣れていないもので久々に子供と一緒にはしゃいでしまいました(^o^)♪

雪だるまを作ったり、雪合戦や坂をソリで滑って遊んだりと…この歳で大人気ないですね。笑

雪道ってせいもあるのか、ただの運動不足なのかただ今、足が筋肉痛になっています。今回は雪で滑って全身筋肉痛では無かったのが幸いです。

さて私の今年のプライベートでの目標として、"運動不足解消"としているのですが、ちょっとしたことで筋肉痛にならない体づくりを頑張りたいと思い、いまの所毎日ストレッチやウォーキング?を行なっています。p(T^T)q

ではみなさん。急に話はかわりますが

お食事をしていたり、ガムなどひっつきやすいものを噛んでいたりしていた時に、ポロッと詰め物被せ物が外れてしまったりした事はありませんか?もしくは、虫歯の治療をした所が痛んだり詰まることありませんか?
今回はそんな治療した歯から始まる虫歯についてお話ししますね。

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まず、どうして虫歯になるのか…

▲虫歯のメカニズム▲

私達のお口の中には、虫歯菌や歯周病菌など色々多くの細菌がいます。お口の中の虫歯菌がお食事などをして食べ物の"糖"を摂取します。その時に虫歯菌が酸をだすのですがこの酸によって歯の表面を溶かしてしまいこれが虫歯です。


▲歯の構造▲

歯は、「エナメル質」「象牙質」「歯髄(神経)」からの3層構造でつくられてます。
分かりやすく言うと、殻付きの茹で卵で説明させていただきますね。

茹で卵の殻の部分を「エナメル質」
茹で卵の白身部分を「象牙質」
茹で卵の黄身部分を「歯髄(神経)」となります。
「エナメル質」は、歯の一番外側で表面を覆っている体の中で最も硬い組織です。
「象牙質」は、歯の中層にありエナメル質よりも柔らかい組織になります。なので象牙質まで虫歯が進行してしまうと冷たいもの甘いものがしみたり痛みを感じます。
「歯髄(神経)」は、よく歯の神経と言う所になります。感覚受容体、細い血管などがあつまっている大事な組織になります。


▲治療した歯から始まる虫歯▲

一度虫歯の治療をした詰め物や被せ物がはずれてしまったり隙間ができてしまったりした場合は、新たに虫歯になっていることがあります。これを2次カリエス(う蝕)と言います。

2次カリエスは、詰め物や被せ物の下やその周囲、歯肉と接した部分などに発症します。日頃のブラッシング(歯磨き)によって不十分な場合など歯茎が退縮して下がったりしてその部分にプラーク(細菌の塊)が溜まって虫歯が出来るのです。

そして、食べ物を噛んだ時に生じる強い力で接着面が剥がれてしまったり、治療後から時間が経つことで接着剤が劣化し歯と詰め物被せ物の収縮の違いからできる隙間が出来てしまいます。その隙間から虫歯菌が入り込んで虫歯になってしまうのです。

詰め物や被せ物の隙間から進行した虫歯は、見た目ではみえにくく自覚症状があまりありません。特に歯の神経を抜いている場合は、痛みを感じないので気づかず被せ物を外したら下がボロボロだった…などと最悪の場合は、歯を抜歯(抜く)しなければならなくなる事もあります。

なので、詰め物や被せ物が黒くなったり欠けたり物が詰まりやすくなった場合には、注意が必要ですよ。

お口の中の虫歯を全部治療したから、そこで終了。ではなく、治療したあとの定期的なチェック経過観察を欠かさないようにしましょう!

投稿者: いまむら歯科クリニック

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