院内ブログ

2021.02.20更新

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの竹内です。
今週は、気温の上がり下がりがすごい1週間でしたね。思えばまだ2月まだまだ寒くて当たり前ですね。気温の変化に体がついていかない今日この頃ですが風やコロナに負けないよう体調管理しましょう。


いまむら歯科クリニックでは、リコールの大切さを患者さんにお伝えしつつリコール(定期検診)を担当制にして、衛生士一人一人が患者さんと向き合ってブラッシングの大切さや、歯肉の状態や虫歯のチェックなどをしています。
その中でも今回はブラッシングの大切さについてお話ししたいと思います。

竹内

歯周病は、プラークコントロールに起因する病気です。したがって、歯周炎の治療はプラークコントロールが主体となります。
歯周治療の中でも最も重要な事は、患者さん自身のブラッシングの水準をいかに高め、かつそれを維持するかです。
そのためには、患者さんへのブラッシング指導は重要なステップです。そのため、ブラックシング指導は繰り返し続けることが重要です。
ブラッシング指導では技術的なことだけを指導するのではなく患者さんのモチベーションを維持しないといけません。
患者さんのモチベーションを下げない為にも、私たち衛生士は患者さんへのブラッシング指導のやり方などスタッフと相談したりして、自分のスキルを上げる努力もしています。

まず1つ目は、ブラッシングに使う歯ブラシですが、誰が使っても明らかに効果の高い歯ブラシと言うものは存在しません。電動歯ブラシについても同様で誰にでも合う歯ブラシと言うものはありません。少しでも皆さんに合う歯ブラシを探して使っていただくと良いと思います。
2つ目は、歯ブラシの当て方です。清掃したい歯の部分にしっかり歯ブラシが当たるように磨くことが重要になります。磨いて欲しい部分は歯と歯の間と歯と歯茎の境目になります。
そこにしっかり歯ブラシの毛先が当たるようにして磨いてもらうと良いです。
3つ目は、葉を磨く時間です1日3回しっかり磨いてもらうことがベストですが、朝、昼は唾液の量も多いし起きている間はお茶を飲んだりするので自浄作用もあるので軽く磨いてください。そのかわり、寝ている間は唾液の量も減りますし何も口の中に入れることがないのでブラッシングが不十分のまま出てしまうと寝ている間に細菌が繁殖してしまうので、虫歯や歯周病のリスクが上がるので、寝る前にしっかり磨いてもらいたいのです。寝る前にしっかり時間をとってもらいたいのですが今の時期、洗面所などが寒くて長い時間いられないので入浴中を使ってもらうように進めています。湯船につかっている時間を使って歯ブラシをしてもらうとリラックスをしているのでブラッシング圧の軽減にもつながると思うし無理なく続けられると思います。夜寝ている間に口腔内細菌が増えるわけですからできれば朝起きてすぐ歯を磨いてもらうのが良いと思います。想像してください、寝ている間に口の中に細菌が繁殖したもの(私が聞いた話によるとうんこ一個分)を朝起きて歯を磨かないと朝食と一緒に飲み込んでしまうことになるのです。4つ目は歯磨き粉です。
歯磨き粉にはフッ素が多く含まれているものや口腔内細菌を抑制するものなどあります。
普段のブラッシングにプラスするとブラッシングの質も上がると思います。

リコールに来られた際に、家で使っている歯ブラシを持ってきていただいて開け方などを確認していただいても結構です。わからないことなどいろいろあったら聞いてください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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