こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
早いものでもう9月になりました。
毎日少しづつ涼しさが増してかなり過ごしやすくなってきましたね。
最近空がとてもきれいなんです。
秋空の特徴の高くて広い青空と白い雲、それから赤やオレンジ、ピンク色に染まった夕焼け空は最高なのでみなさんにも是非見ていただきたいです。
お天気の良い日は秋空チェックしてみてください。
それから日中はまだまだ蝉の声が鳴り響いていますが、夜になると虫の声が心地良く聞こえてくるようにもなり、ここでも秋の訪れを感じられます。
目にも耳にもとても贅沢な良い季節ですね。
この時季限定の特典なので、今を充分楽しみたいと思います。
ところで先日福岡に住んでいる姪がフルロナになりまして本当にびっくりしました。
福岡では初だそうです。
恥ずかしながら私はフルロナの存在を知らず慌てて調べたところ、インフルエンザとコロナの同時感染だと知りました。
そんなこともあるんですね。
一つ勉強になりました。
とにかく大事なのは予防と体調管理を怠らないことなので、改めて気を引き締めなければと思った次第です。
みなさんも十分気をつけてくださいね。
さて今回のブログは患者さんから質問されることが多い、フロスと歯間ブラシの違いについてお話ししたいと思います。
「フロスと歯間ブラシのどちらを使ったらいいですか?」とか「歯ブラシの前と後ではどちらがいいですか?」という質問が多かったですが、中にはフロスの説明をすると「私は歯間ブラシを使っているから大丈夫です」と仰る方もいらっしゃいました。
ですがフロスと歯間ブラシの違いを説明すると納得していただけて帰りにフロスを購入してくださいました。
もしかするとこの二つの違いがよくわからないことで使っていなかったり、どちらか一つだけしか使っていない場合もあるのかなと思ったので、そんな方の参考になれば嬉しいです。
まず歯磨きの順番は①フロスと歯間ブラシ→②歯ブラシをおすすめしています。
何故なら、この順番で磨いた方がプラーク除去率がアップするそうだからです。
この事を知って私も磨く順番変えました。
それから歯ブラシのみだとプラーク除去率は約60%ですが、フロスと歯間ブラシを併用した場合80%以上まで上昇するそうです。フロスと歯間ブラシの力は大きいですね。
フロスと歯間ブラシの使用順はどちらが先でも構いませんので、とにかく最初に使っていただく事が重要かと思います。
次にフロスと歯間ブラシの違いについて説明します。
どちらも歯と歯の間のプラークや食べかすを除去してくれる清掃器具ですがそれぞれ特徴があります。
(フロスの特徴)
・歯と歯の隣接面の汚れを除去できる
・糸状になっているので狭い所の汚れにもアプローチできる
・2本以上の繋がった被せ物が入っている部分には使用できない
・子どもの歯にも使用できる
・ホルダー型(F字タイプ・Y字タイプ)とロール型がある
(歯間ブラシの特徴)
・歯茎が下がって歯の根元にできる三角形の隙間に溜まった食べかすを除去できる
・2本以上の繋がった被せ物やブリッジを入れている部分の清掃がしやすい
・細いものから太いものまで様々なサイズがあるので隙間の大きさに合わせて選べる
・L字タイプは奥歯にも使いやすく、真っ直ぐのタイプは前歯に使いやすい
・子どもや若くて健康な歯茎の人は無理して通す必要はない
まず使う場所が違う事をご理解いただいて正しく使用してもらえると、確実に虫歯や歯周病を予防できます。
毎食後ではなくても大丈夫なので一日一回、夜の歯磨きタイムで使う事から始めてみてくださいね。