院内ブログ

2022.10.16更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
10月も半ばとなりました。
秋といえば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋といいますよね。
確かに夏の暑さから少しずつ涼しくなるにつれ食欲が出てきて体も動かしたくなります。
夏の間はあまり食べずあまり動かずの省エネモード生活をしていたので、秋から冬にはたくさん食べてたくさん動いてどんどん代謝を上げていきたいと思っています。
先日9月に受けた健康診断の結果が届いたのですが、何と身長が1センチ以上も伸びていて驚きました。
この年齢になって身長が高くなるのは凄いし嬉しすぎてみんなに自慢しました。
実はこの1年間ほぼ毎日ぶら下がり健康器具にぶら下がっていたんです。
背骨が伸びて気持ちがいいので続けていたのですがそのおかげで背が伸びたのかもしれませんね。
更にもう少し伸びてくれることを期待しつつ健康のためにも続けていこうと思います。
1年間運動を続けながらこの半年間は食事の栄養素にも気をつけて摂取していたので以前悪かったところはちゃんと改善されていました。
ただ気をつけるあまり過剰に摂取し過ぎたのか新たに改善すべきところもでてきたのでその点を見直してまた1年間健康に気をつけて生活していきたいと思います。

平田

さて今回のブログは歯ぐきの話をします。
というのも患者さんから「歯が長くなってきた」「隙間に食べ物がつまりやすくなってきた」「冷たい水がしみるようになってきた」
といった症状を聞くことが多いと思ったからです。
これらは歯ぐきが痩せて下がること(歯肉退縮)が原因で起こることがほとんどです。
またこのような症状は中高年以上に多く実は私も冷たいものがしみやすいので同じ悩みと対策をお伝えしたいと思いました。
是非参考にされてください。

まず個人差はありますが加齢とともに少しずつ歯ぐきが痩せて下がってきます。
どの位下がるのかというと10年で2ミリ程だそうです。
その他の主な原因としては歯周病、歯磨き、噛み合わせがあります。

①歯周病の進行について
歯ぐきから出血していませんか。
これは歯周病によって歯ぐきが炎症している状態です。
更に膿が出たり口臭が強くなったり歯がグラグラ動くようになってきたら歯周病がかなり進行している状態です。
歯周病は歯を支えている顎の骨が溶かされていく病気で歯ぐきの位置も下がってしまいます。
歯周病は初期症状が少なく気付きにくいので普段からセルフチェックをして少しの変化も見逃さないようにすることが重要です。

②歯磨きの仕方について
毛先の硬さがかたい歯ブラシを使っていたり強い力を入れて磨いてしまう人は注意してください。
その磨き方を続けていると歯ぐきを傷付けたり歯ぐきが下がってしまう原因になります。
歯肉退縮すると歯の根元が露出して歯が長くなったように見えてしまいます。
更に歯肉退縮が知覚過敏の原因になる場合もあります。
歯ブラシを選ぶ際は歯ぐきの状態によってふつうかやわらかめを選ぶようにし、歯と歯ぐきにやさしく丁寧にあてて磨きます。
歯磨剤はできるだけ研磨剤不使用のものを使うようにしてください。
歯ぐきへの効果が期待できる有効成分が入ったものがおすすめです。
又知覚過敏用の歯磨剤をしばらく使い続けるとしみる症状が改善されていくのでこちらもおすすめです。

③噛み合わせについて
歯並びが悪い場合や虫歯、被せ物などが原因で一部の歯が強く噛み合わさっている場合、歯ぐきに強い力が加わるため少しづつ歯肉退縮していきます。
歯ぎしりやくいしばりも歯ぐきが下がる原因になります。

歯ぐきをこれ以上退縮させないためにも歯周病を治療して噛み合わせを整え歯磨きの仕方を見直すことが大切です。
特に正しい歯磨きの仕方は歯周病予防にも効果的で加齢による歯肉退縮も遅らせることが可能だと思われます。
気になる方は一度歯科で相談されてみてくださいね。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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