院内ブログ

2023.09.17更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
最近蒸し暑く梅雨に戻ったような天気だなぁと感じているのですが、この暑さももう少しで終わりでしょうか?
なかなか夏が終わらないのでカラッと爽やかな秋空を待ち遠しく思う今日この頃です。

さて今回のブログは、先月食べ過ぎが原因で口内炎ができてしまい痛い思いをした時にいろいろ調べたので、そのことについてお伝えさせていただこうと思います。
良かったら参考にしてみてください。

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まず口内炎とはお口の中の粘膜に起こる炎症のことで、軽度のものから重度のものまで色々な症状があり、頬の内側や歯ぐき、唇、舌などどこにでもできる可能性があります。
炎症ができるため食べたり飲んだりする時にしみたり、ヒリヒリしたり、激しい痛みを伴うこともあります。
また食事中に限らず口内炎ができている場所によっては話しづらくなったり、睡眠に影響がでることがあります。

(原因と対策)
口内炎ができる主な原因は疲労、ストレス、栄養不足、睡眠不足などによる免疫力の低下と、頬の内側、唇、舌を噛んでしまった時などにできる傷からの場合が多いと言われています。
その他ウィルスなどによる感染や、他の病気が原因で口内炎になることもあるようです。
たかが口内炎と簡単に考えてしまいがちですが、口内炎を何度も繰り返すような場合は、まず原因を知ることと症状に合わせたケアが大切になります。

・生活習慣を見直してみてください。
食事が不規則になり栄養バランスが崩れてしまうと口内炎ができやすくなります。
特にビタミンB群は口腔など粘膜の健康に大きく関係しています。
なかでもビタミンB2が不足するとお口の中の炎症や唇のひび割れの原因になりやすく、さらにビタミンB6が不足すると細菌の影響を受けやすくなるので、この二つは積極的に摂取しましょう。

生活習慣と言えば十分な睡眠時間の確保も重要になってきます。
もし睡眠不足が続くと疲労やストレスが溜まっていき、代謝が滞り、粘膜の再生力がダウンするため口内炎ができやすくなります。
なかなか十分な睡眠時間が取れない方、疲労やストレスをリセットできない方はビタミンB2とB6に加え、神経組織や免疫機能に影響する成分のビタミンB 1を意識して摂取してみてください。
食事から摂取するのが望ましいですが毎日続けるのは大変ですよね?
そんな時はサプリメントで補ってあげるといいと思います。

さらに疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌清浄作用を低下させるため口内炎ができやすくなります。
また加齢、口呼吸、喫煙なども唾液の分泌量を低下させる原因になります。
水分を補ったり、うがいをして、出来るだけドライマウスにならないように気をつけましょう。

その他の原因としては、入れ歯や矯正器具が原因でお口の中に傷ができ、炎症を起こして口内炎になることがあります。
また、ウィルス感染による口内炎も要注意です。
感染すると症状が重く、強い痛みや熱が出る場合があります。

他には歯磨剤の成分が合わず炎症が起きることがあります。
私も合わないものがあるので同じように感じている方は優しい成分の物に変えてみるといいかもしれませんよ。

ただ口内炎が繰り返しできたり長期化する場合は、他の病気が原因になっていたり服用しているお薬が関係していることもあるそうなので医療機関で相談してみてください。
では次回に続きます。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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