院内ブログ

2024.01.08更新

 

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

新年あけましておめでとうございます。
みなさんは、お正月はどう過ごされましたか?
我が家では毎年毎年恒例の、長期の休みに入ると車中泊で遠出の家族旅行に行っています。
今回は、岡山県(鬼ノ城)→兵庫県(神戸の中華街)→奈良、大阪を素通りし三重県(伊勢神宮外宮・内宮) →岡山県(岡山城) →香川県(讃岐うどん?)→愛媛県(金比羅山)(道後温泉)と行ってきました。
かなりのハードスケジュールではありましたが、また、いい思い出が一つ増えたと思っています♪小学3年生の息子君は、既に初日何処に行って何をして何を食べたかを忘れているんですけどね…笑
私も子供の頃に色々な所に親に連れて行ってもらっていたのですが、写真を見れば行ったようなあまり記憶がなく…子供に言い返せなかったです。まぁ〜忘れちゃうのはしょうがないものですよね。笑

さて、話は変わり突然ではありますが、みなさん冷たい物を食べたり冷たい飲み物、歯磨きした後にうがい水などを口に含むとキーンと染みる事はありませんか?今回は、その事についてご説明させて頂こうかと思います。

まず、歯の断面構造からですが、歯の一番外側で歯の表面を覆っている体の中で最も硬い組織で、色は半透明の部分を"エナメル質"と言います。次にエナメル質の内側にありエナメル質よりも柔らかい組織になる部分を"象牙質"と言います。そして、最終内側部分に神経がある"歯髄"と言う組織があります。このエナメル質・象牙質・歯髄の三層構造で成り立っています。
そして、歯茎の中の歯の根っこ(歯根部)の表面、象牙質を覆っている組織部分をセメント質といいます。

普段、冷たい飲み物食べ物により歯がしみる。冷たい風が当たった時に歯がしみて痛む。歯磨き中に歯ブラシの毛先が当たるだけで痛むという症状になったことはありませんか?
歯の表面のエナメル質は硬い組織で、削っても歯ブラシの毛先が当たっても痛みなどを感じる事はありません。ですが、エナメル質の内側の層、象牙質部分は柔らかい組織なので器具や歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい物や熱い物が浸透して触れることによりその刺激が、象牙質の内部(象牙細管・象牙質の中の無数の小さな細い管)を通じて内側の神経に伝わりしみる、痛むと感じるのです。なので、しみる痛むと感じる部分は、象牙質が露出しているからなのです。

通常は、象牙質はエナメル質に覆われているのでそこまでものすごく痛みやしみるといった症状はないのですが、いくつかの理由で象牙質がむき出しになり露出した状態による症状を『知覚過敏』と言います。

『知覚過敏』には、いくつかの原因があります。
①歯肉の退出
②歯の破折
③歯が擦り減ることにより
④歯が溶ける
⑤虫歯治療により
⑥ホワイトニングにより
これら、①②③④⑤⑥については、次回ご説明させて頂きますね。
特に今の時期冬場は、極端に水は冷たく、外では風は冷たく、象牙質が露出して歯がしみる痛みを敏感に感じやすくなっていますよね。私も歯がしみていて苦労していました。ですが、歯磨き粉を知覚過敏ようのに変えて使い続ける事により緩和してきたと思います。個人差はありますが、当医院の受付にも販売してありますので良かったらお声かけ下さいね。(^-^)

WADA

投稿者: いまむら歯科クリニック

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