こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
以前のブログに書いたよく噛むというテーマの元となった私の早食いですが、その癖はもうすっかり改善され今では意識しなくてもゆっくりよく噛んで30分〜1時間かけて食事できるようになりました。
小さな事かもしれませんが努力して変われたという喜びや達成感を感じることができたことや、実際改善してみて色々と良い気づきや結果が出たことで自信に繋がっていったことなど、本当に毎日コツコツ努力して良かったと感じています。
ところが最近新たに別の癖でとても気になっていることがあるので今回はそのお話しをさせていただきたいと思います。
それは仕事に集中している時や家事をしている時、入浴中や考え事をしている時、携帯やテレビを見ている時、ボーっとしている時など普段の生活の中でふと気がつくといつも舌が正しい位置にないことに気づいてしまいました。
1年程前からずっと違和感がありましたが、最初の頃は一時的なものかな?そのうち治るだろうと思ってそこまで意識してはなかったのですが3ヶ月経ち、半年経ち、そろそろ1年が経とうとしているにも関わらず一向に治る気配がなく、それどころが癖になってしまい、むしろこれが当たり前の状態になってしまいました。
一体どんな癖かと言いますと、舌を下の前歯の内側に押し当てて力を入れていたり、上下の前歯で舌を噛んだままにしていたり、舌で下の前歯の一番上の切端を触っていたりという感じです。
おそらくこれらの癖が原因で常に舌の先がヒリヒリして痛くなってきたことで疑問に思うようになったのだと思います。
更にこれも半年程前に気づいたのですが、上下の前歯の切端同士で前後に歯ぎしりをしていることがあり、気にはしていたもののこちらも放置してしまい、とうとう最近下の前歯の切端が一本欠けてしまいました。
それもあって尚更いつも舌で欠けた所を触るので余計に舌の先の痛みが増してきたという状況です。
これは何とか改善しなければ!と思いまず考えたのが舌の位置です。
ところで皆さん、正しい舌の位置はご存知ですか?
正しい舌の位置なんてあるの?!と思った方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。
実は舌には正しい位置がちゃんとあって、普段はその場所に収まっているべきなんですね。
それが上顎のアーチになっている部分で上の前歯の裏側の口蓋という場所になります。
舌を鳴らす時、舌をギュッと押し付ける場所が口蓋です。
又は唾をゴックンと飲み込んだ時に舌があたっている部分になります。
この時舌の先だけではなく根元の方からしっかり上げて少し圧をかけた状態で口蓋にピッタリくっつけているのが正しい位置になります。
実際やってみるとちょうどピッタリ収まる感じがしますよね。
この場所に通常は舌が収まっているのが理想的だと言われていますが皆さんはどうですか?
私は少なくとも気になり始めた約1年前から舌は下がっていたのではないかと思います。
ですが舌の位置が真ん中や下にあると何故いけないと思いますか?
次回に続きますので是非皆さんも一緒に考えてみてくださいね。