院内ブログ

2025.03.10更新

こんにちは。八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。
健康で長生きするということは「寝たきりにならずに暮らしたい」ということだと思います。日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳と報告されています。
高齢になり寝たきりになるリスクとお口に残っている歯の本数の関係の研究では、「歯の本数が10本未満の人は寝たきりになるリスクが15倍になる」と言われています。歯を残すために欠かせないのは日頃から丁寧なお口のケアと、歯科医院での定期検診です。

歯ブラシ

歯科医院で正しい歯磨きも方法を教えてもらったことはありますか。
歯磨きは意外と奥が深く難しいものです。人によって歯並びはさまざまです。また顎のサイズ、歯並び、歯の大きさ、歯の重なり具合も違います。また歯ブラシを持つ利き手、手先の器用さ、磨く時の癖力の入れ具合も人によって異なっています。
利き手側の歯の頬側には磨き残しが多かったり、奥歯の裏側に歯ブラシの先が届いていなかったり、力が入りすぎて歯や歯茎を痛めてしまっていることもあります。
スポーツに正しいフォームがあるように歯磨きにもそれぞれに合った適切なフォームで磨くことが大切です。歯科医院でお口を見てもらって歯科衛生士さんから、適切な歯磨きの指導を受けましょう。一度指導を受けて終わるのではなく、定期的に見てもらい磨き残しが出来ていないのか、歯茎を痛めてないのかチェックしてもらうことが大切です。
また、歯磨きと同じくらい重要なのが歯と歯の間のお掃除です。私たちが日常患者さんのお口の中を見ていて、一見すると虫歯はないようですがよく見ると歯と歯の間に虫歯があることがあります。毎日のケアに、フロスや歯間ブラシを使用していますか?
誤った使いかたをすると歯や歯茎を痛めてしまいます。歯磨きの仕方と同じようにこちらも適切な使いかたを歯科衛生士さんに指導してもらい定期的なチェックを受けましょう。
お口の健康を維持して行くには自分だけではなかなかできません。歯科医院でプロフェッショナルの力を借りてきれいなお口の状態を保ちましょう。
 もし歯がほとんど抜けてしまっている方でもがっかりすることはありません。歯を失っても100歳を超えて元気な方もいらっしゃいます。歯は失わないようにしたいものですが、もし失ったとしてもすぐに歯科医院へ行きましょう。放っておくと歯並びが崩れて、さらに歯が抜けてしまうことがあります。そうならないようにお口の中全体、つまり前歯、奥歯でしっかりと咬めるように自分のお口に合った入れ歯を作ってもらいましょう。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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