こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
春の陽気が心地良いこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は「矯正治療」についてのお話です。
矯正治療とは、歯や顎の骨に力を加えてゆっくりと歯を移動させ歯列を矯正し、正しく機能的なかみ合わせにする治療のことです。
一概に歯並びが悪いといっても、出っ歯や受け口、八重歯、開咬など様々です。
また、柔らかい食べ物が増えて咀嚼をあまりしなくても食事ができるので、顎の発達が不十分になります。その結果、顎が小さくなり歯の並ぶスペースが不足してガタガタに生えてしまうことが多いのです。
見た目以外にも影響があります。
歯が重なっていたり、ガタガタに生えていると磨き残しが増えて、虫歯になりやすい。
歯周病が進行しやすい。
歯の寿命が短くなる。
かみ合わせが悪いので、歯や顎、胃腸にも負担がかかる。
発音や滑舌が悪い。
頭痛や肩こりの原因になる。
口元にコンプレックスがあり、人前で笑えないなどです。
永久歯は乳歯の1.3~1.5倍の大きさになります。
なので、乳歯の時点ですでに隙間なく歯が並んで生えている場合は、永久歯に生え変わると並ぶスペースがなくガタガタになる可能性が高いです。
乳歯の時はすきっ歯の状態が理想なのです。
矯正治療を始める時期としては、7歳~12歳頃に始める事が多いようです。
この時期は顎の骨がまだ成長過程にあるので、正しく顎を成長させたり、生え変わりを利用して抜歯せずに歯を並べられたりと、大人と比べて痛みも少なく理想的な歯並びになります。
大人の場合は、すでに顎の成長は止まっています。
なので並べるスペースを作るのに抜歯をして治療を行うことがほとんどですが、いくつになっても手遅れというわけではではありません。
重度の歯周病や虫歯がある方は難しいかもしれませんが、歯の健康や見た目も良くなるので最近では大人になってから治療される方が増えてきています。
治療後のメリットは、歯がキレイに並ぶのでお手入れがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが減ります。
かみ合わせが良くなり、しっかり噛めるようになるので胃腸の負担が減ります。
口元がスッキリとして顔全体のバランスが整います。
エラが目立たなくなり、小顔効果が期待できます。
コンプレックスがを解消し、自然と笑顔が増えます。
デメリットとしては、自費治療になるので経済的な負担があります。
治療中は装置を歯に装着するので、食べ物が挟まったり、見た目が気になります。
治療期間が1年~3年くらいかかります。
スペースを作るための抜歯が必要な場合があります。
歯を動かすときの痛みがあります。
歯肉退縮や歯根吸収のリスクがあります。
メリットとデメリットをよく考えてから治療されてください。
成長に合わせた治療が可能ですが、早ければ早い方がいいというわけでもありません。
歯並びには個人差がありますので、成長後の適正な歯並びやかみ合わせ、将来的な顎の成長を予測しながら、その人に合った治療法、治療時期を決める事が大切です。
いまむら歯科クリニックでは、矯正専門医が月2~3回来院し治療を行っています。
自分に合った治療法、期間、金額など知りたい方は、無料相談(要予約)をご利用ください。
私は20代で矯正治療を行いました。
今は50歳(笑)
長い人生の中の1年~3年なんて、あっという間ですよ。
今でも治療をして良かったと思っています!
コンプレックスのある口元を気にせずに人前で自然に笑顔が出せるので、気持ちも明るくなった気がします。
自然と笑顔も増えて、自信がもてますよ♪