院内ブログ

2025.09.12更新

 

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」です。

美味しいものを美味しく食べるには、お口の中の状態はとても重要になってきます。
虫歯や歯周病が進行していれば「噛む」ことすら難しくなります。
また、虫歯じゃなくても知覚過敏で冷たいものがしみたり、口内炎ができたりすると食欲もなくなりますよね。

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意外なことに、知覚過敏や口内炎は歯科で合ってますか?とよく問い合わせがあります。
歯科で合っていますよ(笑)

知覚過敏は、しみていても仕方がない、我慢するしかないと思われている方が多いようです。
治療方法にはいくつかあり、しみ止め剤を塗ることで緩和できます。
一度塗ってすぐに効果が出る方もいれば、何度か塗って効いてくる方もいます。
また、歯が削れてしみている場合は、そこを埋めることで治まります。

また口内炎も、自然に治るまで待つものだと思われているようです。
口内炎専用の塗り薬もあり、処方もできます。
また、ひどい場合はエルビウムヤグレーザーを使用します。
口内炎の部分にエルビウムヤグレーザーを当てることで、表面を焼いて人工的にかさぶたを作ります。
そうすることで、物が触れた時に感じる接触痛がなくなり、痛みの緩和に繋がります。

問い合わせが多いといえば、あごの痛みも歯科で診ています。
病名は「顎関節症」と言われるものが多く、お口を開けたり閉めたりするとその周りの筋肉に痛みがある、開けにくい、頬がだるい、音がするなど様々です。
多くは、あごの周りの筋肉に炎症が起きて症状が出ています。
炎症があるときは、無理にお口を大きく開けたり、音を何度も鳴らしたりすると悪化させてしまいます。
治療方法は筋肉の緊張をほぐすお薬を処方したり、マウスピースを作成したり、炭酸ガスレーザーを使用します。
当院には2種類のレーザーがあり、それぞれ波長が異なっていて治療内容に応じて使い分けています。
炭酸ガスレーザーは、高密度エネルギーのレーザー照射が可能なので、患部に10分~15分ほど当てて痛みを緩和します。
何回かのレーザー治療を行うことで、より効果が発揮されます。

歯科で合っているのか、診てくれるのかと悩む方は意外と多いのです。
疑問や質問など、気になることや分からないことはいつでも聞いてください♪

いまむら歯科クリニックでは「予防」に力を入れています。
痛みが出てから歯科にかかっても、すでに虫歯や歯周病が進行していて、できる治療が限られてしまいます。
歯を失う原因は、虫歯より歯周病の方が圧倒的に多いのです。
歯周病とは歯周病菌が歯を支えている骨を溶かしてしまう病気のことで、進行すると歯が抜けてしまうという恐ろしい病気です。
一度溶けてしまった骨は、もう元には戻らないのでいかに現状維持していくかが大切です。

一度歯石を取っても3ヶ月くらいで菌が活性化してまた付いてきます。
その3ヶ月に合わせて汚れを落とすことでお口の中をキレイに保てますし、また虫歯があれば、早期発見早期治療で、削る量も最低限で済みますし、歯を残すことに繋がります。
また、虫歯や歯周病が進行してから歯科にかかるよりも、予防のために3ヶ月に1回のメンテナンスに通う方が、費用も回数も少ないというデータが出ています。
80歳になったときに、残っている歯の本数が変わりますよ♪

では、メンテナンスではどんなことをするのか説明していきます。
まず痛みや気になっているところはないか問診します。
それから虫歯や歯周病の進行はないかのチェックをします。
異常がなければ、歯石や着色の除去、歯の表面を磨く研磨、バイオフィルムを除去できるエアフロー、虫歯予防のフッ素を行い終了します。

毎日の歯磨きはもちろんがんばっていると思いますが、歯石は歯ブラシでは取れません。
菌の住処になっている歯石は特殊な器具を使って取っています。
虫歯にならないようにする、歯周病を進行させないようにするためにも歯科を受診して菌を減らし予防していくことが大切です。

美味しいものを美味しく食べるために、定期的なメンテナンスでお口の健康を守りましょう。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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