院内ブログ

2022.02.20更新

 

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの大石です。
先週はバレンタインデーでしたね!
近年、様々なメーカーからお洒落なお菓子が販売されていますね!
今年は前日がお休みということもあり、お家時間を使って手作りした方もいるのではないでしょうか???
私は焼き菓子を手作りしましたが、久しぶりのお菓子作り、ハマりそうです。
ただ、甘い物を食べた後は、しっかりピカピカに歯磨きしましょうね!

 

さて、今回は『感染根管治療』についてお話ししたいと思います。
感染根管治療とは、その名の通り感染した根管(歯の神経のお部屋)を治療することです。
では神経のお部屋が感染するとはどういう事でしょうか?
まず、神経がある健康な歯は『生活歯(有髄歯)』、神経が死んでしまった歯・虫歯などが原因で神経をとった歯を『失活歯(無髄歯)』と言います。
このうち、生活歯が大きな虫歯によって神経が死んでしまった場合。
そして失活歯が再び虫歯(2次カリエス)になり、虫歯菌が根管に侵入し痛みや嚢胞(膿の袋)を作ってしまった場合などに感染根管治療を行います。
生活歯の場合は歯面に冷たい綿球を当てて反応が無かったり、患者様からの症状を元に歯科医師が治療の判断を行います。

感染

大まかな治療手順として、
感染根管治療では、被せ物や詰め物があればそれを外す必要があります。
外した後、土台があれば一緒に土台も取り除き、根管の入り口を開けます。
神経をとる処置では最後に防腐剤を詰めるのですが、この防腐剤も全て除去した後に根管治療が始まります。
神経をとる処置(麻酔抜髄)と同じく、根管治療は1回では終わりません。
状態にもよりますが平均3〜4.5回ほど通院が必要です。
また、根管治療が終了した後は必要であれば新しく土台を立てたり、最終的な被せ物の型取りをしたりする事もありますので期間がとてもかかる治療です。

一度虫歯になり歯科治療を行った歯は、虫歯になったことの無い健康な歯に比べて2次カリエスになる確率はとても高くなります。
歯と補綴物の小さな境目はなかなか磨きにくいです。
その周りに汚れが溜まってしまうことで虫歯になりやすくなってしまいます。
また、神経を取ってしまった歯(失活歯)は弱ってしまい歯の寿命も短くなってしまいます。

どの治療もそうですが、途中で通院をやめてしまうと残せる歯も弱ってしまい、最終的には『抜歯』という判断になることも少なくありません。
虫歯にならないことが1番ですが、虫歯になってしまったら治療に専念し、虫歯ゼロを目指していただきたいと思っています。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.02.06更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
もう2月になりましたが、今年もよろしくお願い致します。

今年の漢字一文字ですが、私は【健】にしました。
一年間健康な状態で過ごすために栄養・運動・休養を見直して実践することに決めました。
特に休養をとることが苦手なので、疲れた時はしっかりと体と心を休めるようにしていきたいと思います。
1年後の変化が楽しみです。

ところでみなさんは鼻呼吸してますか?
私は普段から鼻呼吸を意識してます。
特に空気を吸い込むときは必ず鼻から吸い込むようにしているのですが、鼻呼吸を意識するようになってからはほとんど風邪をひかなくなりました。
とても良いので是非おすすめします。

平田さん

でも実は口呼吸をしている人の方が圧倒的に多いそうです。
鼻呼吸にはメリットがたくさんあるのに対し、口呼吸にはデメリットがいっぱいです。
空気が冷たくて乾燥しているこの季節は特に口呼吸は危険なので、普段自分の呼吸を意識したことがない人も一度意識してみて欲しいと思います。

(鼻呼吸のメリット)
鼻には鼻毛や鼻水があるので丁度いい温度と湿度が保たれています。
吸い込む空気にも適度な温度と湿度を与えてくれるため加湿器のような役割りをしてくれます。
また空気中の小さなごみ・埃・細菌・ウイルスなどが鼻を通過する時に、鼻毛や鼻水・粘膜に吸着してきれいな空気だけを吸い込めるようになっているため、空気清浄機のような役割りもしてくれます。
鼻呼吸をすることで気管や肺を守ってくれるので、風邪などの感染症予防ができるんですね。

(口呼吸のデメリット)
口呼吸は直接空気を口から肺に入れることになるため、空気中にある小さなごみ・ほこり・細菌・ウイルスなどをそのまま体内に取り込んでしまいます。
また口呼吸しているとお口の中が乾燥しやすくなります。
お口の中が乾燥していると細菌が繁殖しやすくなるので、口臭・口内炎・歯肉炎・歯周病・むし歯などの原因になってしまいます。
また常に口が開いていると前歯が前方に出たり、あごの成長に支障をきたして歯並びが悪くなってしまう場合もあります。
他にも風邪をひきやすくなる、扁桃腺が腫れやすくなる、免疫力が低下する、代謝の低下、集中力の低下、顔のたるみやシワ・二重あごになるなどデメリットがいっぱいです。
更に口を開けて寝ていると、舌が喉に落ちて気道を塞いでしまうためいびきをかきやすくなり、睡眠の質の低下に繋がったり、睡眠時無呼吸症候群のリスクも高まります。

いつもお口の中が乾燥している、鼻がつまっている、いびきをかく、集中している時無意識に口が開いている、唇が乾燥している、唇が荒れている、起床時喉が痛い、起床時口臭が気になる、口内炎ができやすいなどの症状はありませんか?
一つでも当てはまる人は口呼吸の可能性があります。

(口呼吸の原因)
・風邪、鼻炎など鼻の病気がある
・咽頭扁桃肥大により鼻の通りが悪い
・歯列が狭く空気が通りにくい
・歯並びが悪く口を閉じにくい
・寝る時の姿勢
・肥満
などがあります。
歯並びや鼻炎が原因で鼻呼吸がしづらい場合はまずそちらの治療を優先しましょう。
もし癖や習慣で口呼吸になっている場合は、鼻呼吸を意識することで改善できるそうですよ。

お口の中や全身の健康にも影響する口呼吸。
みなさんも今日から鼻呼吸を意識してみませんか?

投稿者: いまむら歯科クリニック

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