院内ブログ

2024.06.23更新

 

こんにちは。八幡西区にある歯医者のいまむら歯科クリニックスタッフの和田です。

今回は、乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)への生え変わりについてご説明しますね。

まず、乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)の生え変わりには、個人差があります。その子その子の性格、背丈に個人差の違いがあるように歯の生え変わり次期やスピードの違いがあります。一般的の目安として、乳歯(子供の歯)が全て生えそろえるのが2歳半〜3歳くらいで、下の歯10本上の歯10本全部で20本になります。その後に小学校入学するかしないぐらいの5歳半〜6歳頃には、乳歯(子供の歯)の一番奥の歯のさらに奥隣に永久歯(大人の歯)が生え始まります。そして、12歳〜14歳くらいには、乳歯が抜けて永久歯に全て生え変わります。
親子さんの中には、よく周りの同学年の子が、生え変わっているのにうちの子がまだなので、不安だったり心配されるかと思いますが、生え変わりの次期が多少違っていても個人差があるものですから大丈夫ですよ。もし、不安でしたら、当医院のいまむら歯科クリニックに受信されて下さい。確認の為に小さなレントゲン写真や顎まで映る全体的なお写真をお撮りして乳歯の下から永久歯(大人の歯)が生えてきているかどうか確認することも出来ますのでお気軽にご相談されて下さいね。

wada

乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)に生え変わる順番の目安として、まず、5歳半〜6歳頃に下の真ん中の前歯→その後に順番に進んで下の前歯4本→上の前歯4本8歳位までに乳歯が抜けて
永久歯に生え変わります。それと並行して、乳歯(子供の歯)の一番奥歯のさらに奥隣に永久歯(大人の歯)として"第一大臼歯"(別名:6臼歯)が生えてきます。この歯は、永久歯(大人の歯)の中で一番大きくて、噛む力が強いため今後の歯並びや噛み合わせの基本としてとても大事な歯になります。それから、9歳頃には、前歯と奥歯の間にある糸切り歯(犬歯)などが生え変わってきます。
それから、12歳〜14歳位頃までに"第一大臼歯"のさらに奥隣に"第二大臼歯"(別名:12歳臼歯)が生えそろえて、永久歯(大人の歯)が下14本上14本全部で、28本生えそろいます。あと、個人差によっては、さらに"第二大臼歯"の奥隣に"第三大臼歯"(別名:親知らず)が生えて来られる方もいらっしゃいます。

歯の生え変わりすぐの永久歯(大人の歯)は、2〜3年ほどは歯の歯質が未成熟なので、虫歯にとてもなりやすい次期です。乳歯(子供の歯)も永久歯(大人の歯)に比べてとても、柔らかくて汚れが付きやすい性質になります。生え始めの永久歯はその後に徐々にゆっくりと唾液中のカルシウムやミネナルなどを少しずつ歯に吸収されて通常の永久歯(大人の歯)の硬い歯になります。

乳歯が抜けて永久歯に生え変わると、もう新たに歯が生えてくる事はなく一生使い続ける事になります。なのでこの歯の生え変わりの次期は、特に、永久歯(大人の歯)を大事に守るためにもお子さんの歯磨きの仕方&親御さんの仕上げ磨きが重要になってきます。フッ素入りの歯磨き剤で歯を磨いて、うがいをし最後にさらに歯を強くするフッ素を塗って下さいね。
あと、当医院では、お子様のお口の環境によりますが1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月に一度の定期的な検診クリーニングを行っていますのでこちらにもぜひ来られて下さいね。

歯の生え変わり次期ですが、抜けてしまった乳歯(子供の歯)の保管方法はみなさんどうされていますか?私が子供の頃は、下の歯が抜ければ、家の屋根の上に投げ。上の歯が抜ければ、家の軒下に投げていました。今現代では、色々と可愛いらしい日付記入が出来る専用の乳歯入れ保管ケースがありますよね。
こういった習慣は日本だけではなくて、海外でもあるみたいですよ。海外では、抜けた乳歯(子供の歯)を枕の下に置いて寝ると、歯の妖精によってコインやプレゼントに交換してくれる文化があるそうです。もし、抜けた乳歯を保管ケースに入れられる際は、しっかりと水洗いをして綺麗にし、その後は、しっかりと乾燥させて保管されて下さいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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