八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。
市販されているガムで「キシリトールガム」「リカルデントガム」は皆さんもご存知だと思うのですが、「ポスカFガム」は知っていますか?
このガムは「歯科医院専用ガム」なんです。
元々、「ポスカガム」というものがあります。これは日本歯科医師会推薦、(財)日本学校保健会推薦、(社)日本学校歯科医会推薦商品で”特定保健用食品(トクホ)”の認定も受けています。

正式名称はリン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)です。
虫歯の原因となる酸を作らない食品素材です。世界7カ国で特許を取得している、唾液に溶けやすいカルシウム素材です。北海道産じゃがいも由来のカルシウム食品素材です。これは、日本が世界に誇る科学研究施設「SPring-8」で実証実験を行った初めての食品素材、というものです。
このポスカガムに「+緑茶エキス(フッ素)」が含まれているのが「ポスカFガム」になります。この”F”とはフッ素のFで、フッ素が含まれています、という意味になります。この緑茶エキスのフッ素がさらに歯を守ってくれる効果があります。
ではどのような効果があるのかそれぞれ順に説明していきます。まずは「キシリトールガム」です。チョコレートや飴などの甘いお菓子は虫歯になりやすいとよく言われますが、お菓子に含まれている糖が、お口の中で酸を作り虫歯になります。キシリトールは、砂糖と同じ甘さを持っていますが酸を作りません。また、虫歯の原因にもなるミュータンス菌の働きを抑える効果があります。
つまり、虫歯予防を目的にしたい人におススメです。また、カロリーも低く体内へ吸収されるのが遅いので、血糖値の急上昇などを抑えてくれて糖尿病にも効果があるといわれています。その他に骨の密度を高め骨粗しょう症を改善させたり、急性中耳炎を防ぐ効果もあるといわれています。
次に「リカルデントガム」です。
リカルデントの成分は、牛乳から抽出されたCPP-ACP(がゼインリン酸ペプチド一非晶質リン酸カルシウム)です。本来、酸で表面が溶かされた歯は、唾液の成分で再石灰化され治っていきます。しかし唾液の成分だけでは修復が追いつかず、歯が溶けた状態が虫歯です。リカルデントは、唾液の中のカルシウムやリンを増やし、歯の表面が溶ける(脱灰)を抑えてくれる働きがあり、修復成分をたっぷり含む唾液の分泌が増え、再石灰化促進の効果があります。つまり、初期虫歯を治したい人におススメです。ただ、牛乳タンパク質由来なので牛乳アレルギーのある人は注意が必要です。
そして「ポスカFガム」です。
お口の中が酸性に傾くと、歯からカルシウムが溶け出します。
この状態が長く続けば虫歯になります。しかも、歯から溶け出したカルシウムは「唾液に溶けたカルシウム」からしか補給できません。ポスカは唾液に溶けやすい水溶性のカルシウムなので、すばやく中性に近づけます。つまり、ポスカFガムを習慣的に噛んでいれば、唾液に溶けたカルシウムが効率的に歯にとどき、初期虫歯を修復する効果があります。

しかも、リカルデントよりもさらに効果が高いのです。健康な歯と同じ構造を持った結晶が復元する、再結晶化(再石灰化よりさらに修復効果が高い)が世界初で実証されています。緑茶エキスは、ポリフェノールを低減してフッ素が唾液に溶けやすいように工夫された素材です。キシリトールも含まれているので、虫歯になる酸を作りません。つまり、虫歯予防もできて、初期虫歯も治したい人におススメです。
ここでいう「初期虫歯」とは、歯の表面に穴が開く一歩手前の状態です。
穴が開いてしまった虫歯は、放っておいても自然には治らないので、早めに歯科医院を受診されてください。
虫歯予防のために、ポスカFガムを試してみてはいかがでしょうか。





