八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。
毎年年末から年始にかけて、詰め物や被せ物が外れて来院される方が多くいらっしゃいます。
昨年の年末もそういった方が沢山いらしたので、今回のブログはこちらのテーマにさせていただきました。
年末に歯科で診てもらえた方は良かったですが、予約が取れなかったり、年末年始の休診中に外れたため診てもらえず、お困りの方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
では早速、詰め物や被せ物が外れる理由や治療方法、外れた際の注意事項などをお伝えしていきたいと思いますので参考にしていただければと思います。

〈詰め物・被せ物が外れる理由と治療方法について〉
①月日の経過により接着剤が劣化して弱くなり外れてしまうことがあります。
外れてもむし歯になっていない、詰め物・被せ物に変形などの問題が無い、きれいに元に戻せて隙間ができていない、そういった場合はそのままつけ直すことができます。
外れた詰め物や被せ物と、歯の接着面に古い接着剤が残っていないか確認して、もしまだ接着剤が残っていたら器械を使って綺麗にしてから元に戻していきます。
当日につけ直しますので時間もそんなにかからず1回で治療が終わります。
②月日の経過により詰め物や被せ物の周りに隙間ができ、そこから細菌が入り込むことでむし歯になり、中で広がってしまうことがあります。
中がむし歯になったことが原因で外れた場合は、残念ながら再治療が必要になります。
むし歯になった部分を削って、詰め物や被せ物を新しく作り直します。
1回の治療で修復できる場合もありますが、詰め物や被せ物の型採りをする場合は、最低2回の治療回数がかかります。
またむし歯の大きさや、神経の有無によって麻酔が必要になったり、場合によっては神経をとって根管治療から行っていく必要があります。
根管治療になると個人差はありますが治療終了までに4〜7回程度かかるでしょう。
③歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせが原因で外れたり割れたりすることがあります。
基本的には治療をやり直していきますが、場合によっては全体的に診ていったり、噛み合わせを調整していく必要があります。
治療終了後にご自身の歯や顎関節、詰め物・被せ物を守るためのマウスピースを装着した方が良い場合もあります。
マウスピースを作る場合、基本的には全ての治療が終了した後に歯の型を採り、作ってお渡ししますのでプラス1〜2回のお日にちがかかります。
④詰め物・被せ物が劣化して外れることがあります。
月日の経過による劣化や変形が原因で何度も外れてしまう場合は、詰め物・被せ物が合わなくなってきています。
むし歯になるリスクが高くなりますので再度新しく作り直すことをおすすめします。
〈外れた時の注意事項〉
・詰め物や被せ物が外れてもそれを再度つけ直せる場合と再治療が必要な場合があります。
再利用できた場合、新しく作り直す時間も費用もかからなくて済みますので、外れた詰め物・被せ物は、自己判断で捨てたりせずに必ず持って来られてください。
・外れたまま放っておくと、外からの刺激を受けやすい状態なのでしみる症状が出やすくなります。
更に、むし歯が発生したり、進行したり、痛みが出ることがあります。
また、あまりにも期間が空くと、歯が動いて隙間ができたり塞がったり、倒れたり伸びたり、噛み合わせが変わってしまい全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。
できるだけ早目に受診しましょう。
・市販の接着剤でつけないでください。
ご自身では見えづらく、中がむし歯になっているかもしれませんし、市販の接着剤は歯科専用の物とは全く違いますので、くれぐれもご自身でつけないようにしてください。市販の接着剤は流れが悪く、接着剤に厚みがあるので浮き上がってついてしまいかみ合わせが変わってしまいます。
※放置しても良いことは何もありません。
外れた詰め物・被せ物を忘れずに持って行き、出来るだけ早く歯科で診てもらいましょう。





