院内ブログ

2026.09.03更新

八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックです。
今回は、虫歯がどうやって出来るかについてお話しします。
虫歯ができるまでの過程ですが、私たちのお口の中には色々な細菌がいます。私たちが糖分の入っている食べ物を食べたり飲んだりとお口の中に摂取すると、お口の中の虫歯菌がその糖分を好みエサにします。その時に、虫歯菌が酸(毒素)を出して歯の表面を溶かしてしまいます。そのまま何もせず放置してしまうとどんどんと進行してしまい遂には、歯に穴を開けてしまい冷たい物がしみたり、甘いものを食べたときにお痛みなどの症状が出てきてしまいます。

虫歯
でも、糖分を摂取しない!と言うのは無理かと思います。虫歯が出来るまでには"4つの条件”が全部重なった時に出来るので、4つの条件の内ご自身が出来る所から1つでも対策していけたら予防する事ができます。
◉ 虫歯を作る4つの条件◉
①虫歯になりやすい"歯の質"
②糖分"の摂取量と頻度
③お口の中の"細菌"の量が多い
④食べている"時間"の長さと頻度
◉ 4つの条件の原因と予防策◉
①虫歯になりやすい"歯の質"
・ 歯の質が弱い。歯の表面の構造が弱いと虫歯になりやすいです。フッ素入りの歯磨き剤を使用したり、定期的にフッ素を塗布して歯の質を強化しましょう。
・歯並びが悪く歯と歯が重なり合ったり、親知らずが生えている。など歯ブラシが届きにくく不十分に歯磨きが出来ない所にプラーク(細菌)が溜ってしまい虫歯になってしまいます。ご自身の歯に合った歯ブラシを使用して正しい歯磨きをし、歯並びが悪い場合は、矯正治療をするなど対策しましょう。
・唾液の量が少ない。唾液にはお口の中の酸性状態を中和する作用、洗浄作用や殺菌作用、修復作用があります。そのため、よく噛んで食べたり、唾液腺をマッサージしたりと分泌を促すなどの対策をしましょう。
②"糖分"の摂取量と頻度
・糖分は、虫歯菌が酸をだして歯の表面を溶かしてしまう材料(エサ)です。そのため、なるべく砂糖が多く含まれている飲食物を減らして予防しましょう。特にスポーツ飲料水やジュースなど多く含まれています。
・糖分をダラダラと食べたり飲んだりと常にお口の中にある状態ですと、お口の中が酸性の状態が続きます。そのため、決められた量やジュースなどをチビチビ飲まないなど対策しましょう。
・キシリトール配合の物を摂取する。
③お口の中の"細菌"の量が多い
・虫歯の原因菌が多い。お口の中にたくさんの細菌が存在してしまうと、その内の虫歯の原因となる菌の数が多ければ多いほどお口の中が酸性状態になります。酸性濃度が濃くなり歯の表面を溶かしてしまいます。そのため、細菌の量を減らす対策が必要となります。フッ素濃度の高い歯磨き剤を使用して正しいブラッシングをして歯を磨いたり、洗口液でうがいをする。あとは定期的にクリーニングをしに来て頂きます。
④食べている"時間"の長さと頻度
・ダラダラ飲食しない。間食はきちんと時間を決めて飲食する。飲食した後は、必ずお口の中を清潔に保つようにするため歯を磨くなり洗口液を使用してうがいをするなどしましょう。
まずは、無理なく出来る事を1つでもしていきましょう。

次に虫歯の遺伝についてご説明します。
お父さんお母さんに虫歯が多いと子供にも虫歯が多いの?
虫歯は遺伝するの?

自分は小さい頃から虫歯が多くて子供には虫歯を作りたくないと思っています虫歯って遺伝するのでしょうか?等々…
虫歯は遺伝すると聞いたから心配と思われているお父様お母様、多いのではないでしょうか。これは科学的な根拠が多少あるといえますが、虫歯の予防法は現在確立されていますので、考え方によっては予防ができます。虫歯の発生にはいろいろな原因が関係しています。歯の形や歯の質、虫歯の細菌、唾液の質や量、それらが悪い条件下で関わり合うと虫歯菌が作った酸により歯が溶けてしまい虫歯となってしまいます。歯が酸に弱ければ虫歯になりやすく、酸に強ければ虫歯になりにくいと言われています。歯の質は生まれつき差があります。しかし、フッ素配合の歯磨き剤を使って歯磨きしたり、歯科医院でフッ素塗布を定期的な受けることによって歯のエナメル質を強化できます。また虫歯は糖質の影響を大きく受けます。この時糖質の量だけでなく食べ方も関係しています。虫歯菌が糖を分解して酸を出します。虫歯菌には糖をため込む性質もあります。甘いものをたくさん食べると、その後食べていない時にも、虫歯菌がため込んだ糖を分解して酸を出してしまうのです。甘いものをダラダラと食べたり飲んだりするのが1番良くありません。唾液には虫歯菌が作った酸を中和し洗い流す性質がありますが、それはすぐには作用するのではなく、40分位時間がかかると言われています。おやつの時間を決めずダラダラとテレビを見ながら、ゲームをしながらなど常に甘いものを口に入れていると唾液の作用が働きません。そうなると歯の表面には常に酸が存在することになり、虫歯になってしまいます。食生活は家庭環境による影響が大きく、お父さんお母さんに虫歯が多いと子供にも多いと言われているのがこのような理由です。親と子は同じ食生活になりやすいからです。唾液は虫歯予防の緩衝作用となりますのでよく噛んでたくさん唾液を出すようにしましょう。虫歯の原因になる細菌の塊は、歯に付着したプラークですので虫歯予防に歯磨きはとても大切です。歯磨きだけでなくデンタルフロスで歯と歯の間のプラークを取り除きましょう。お子さんには奥歯の歯と歯の間、前歯の間など虫歯になりやすいところへは、毎日でなくてよいので週に2回程度で構わないので糸ようじも使いましょう。また完全には磨けませんので歯科医院に定期的に通って、歯磨きの指導を受けたりプロによるお口のクリーニング受けて虫歯予防をしましょう。虫歯のない健全なお口はお子さまへの何よりのプレゼントです。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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