院内ブログ

2026.07.05更新

 

八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。

今回のブログは口内炎についてお伝えさせていただきたいと思います。
身近なお口の中の病気である口内炎ですが、ほとんどの方が一度は痛い経験をしたことがあるのではないでしょうか。

まず口内炎とはお口の中の粘膜に起こる炎症のことで、軽度のものから重度のものまで色々な症状があり、頬の内側や歯ぐき、唇、舌などどこにでもできる可能性があります。
炎症ができるため食べたり飲んだりする時にしみたり、ヒリヒリしたり、激しい痛みを伴うこともあります。
また食事中に限らず口内炎ができている場所によっては話しづらくなったり、睡眠に影響がでることがあります。

口内炎

【原因と対策】

口内炎ができる主な原因は疲労、ストレス、栄養不足、睡眠不足などによる免疫力の低下と、頬の内側、唇、舌を噛んでしまった時などにできる傷からの場合が多いと思います。
その他ウィルスなどによる感染や、他の病気が原因で口内炎になることもあるようです。
たかが口内炎と簡単に考えてしまいがちですが、口内炎を何度も繰り返すような場合は、まず原因を知ることと症状に合わせたケアが大切になります。

まずは生活習慣を見直してみてください。
食事が不規則になり栄養バランスが崩れてしまうと口内炎ができやすくなります。
特にビタミンB群は口腔など粘膜の健康に大きく関係しています。
なかでもビタミンB2が不足するとお口の中の炎症や唇のひび割れの原因になりやすく、さらにビタミンB6が不足すると細菌の影響を受けやすくなるので、この二つは積極的に摂取しましょう。

生活習慣と言えば十分な睡眠時間の確保も重要になってきます。
睡眠不足が続くと疲労やストレスが溜まっていき、代謝が滞り、粘膜の再生力がダウンするため口内炎ができやすくなります。
なかなか十分な睡眠時間が取れない方、疲労やストレスをリセットできない方はビタミンB2とB6に加え、神経組織や免疫機能に影響する成分のビタミンB 1を意識して摂取してみてください。
食事から摂取するのが望ましいですが、難しい方はサプリメントで補ってあげてもいいと思います。

さらに疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌清浄作用を低下させるため口内炎ができやすくなります。
また加齢、口呼吸、喫煙なども唾液の分泌量を低下させる原因になります。
こまめに水分を補ったり、うがいをして、出来るだけドライマウスにならないように気をつけましょう。

その他の原因としては、入れ歯や矯正器具が原因でお口の中に傷ができ、炎症を起こして口内炎になることがあります。
また、ウィルス感染による口内炎も要注意です。
感染すると症状が重く、強い痛みや熱が出る場合があります。
他には歯磨剤の成分が合わず炎症が起きることがあります。
私も合わないものがあるので同じように感じている方は優しい成分の物に変えてみるといいかもしれません。

ただ口内炎が繰り返しできたり長期化する場合は、他の病気が原因になっていたり服用しているお薬が原因になっていることもあるそうなので医療機関で相談してみてください。

次に口内炎の種類について更に詳しく説明させていただきたいと思います。 
口内炎はどれも同じだと思っていませんでしたか?

【口内炎の種類】

〈アフタ性口内炎〉
直径5ミリ程の円形又は楕円形の白っぽい潰瘍で、その周りは赤く腫れています。
最も一般的な口内炎でほとんどの場合一週間位で治りますが、その間固いもの、熱いもの、辛いものを食べた時に強い痛みを伴うため、栄養や水分が不足して症状が悪化することもあります。
免疫力が低下している時に起こりやすくなります。

〈カタル性口内炎〉
頬の内側や舌を誤って噛んでしまった時や、火傷をした時、矯正装置があたったり、入れ歯の不具合などによる外的刺激が原因で粘膜に傷が付くことにより口内炎になります。
細菌が繁殖して炎症を起こしたり、びらん・潰瘍などができて強い痛みを伴うことがあります。

〈カンジダ性口内炎〉
お口の中に棲むカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌が原因で口内炎ができます。
入れ歯の下の歯肉が赤くただれて痛みが出たり、舌全体が白い板状の苔のようなものに覆われたりします。
頬の内側や唇の裏側など口内全体のあらゆる場所に白くてやわらかい苔状の斑点ができることもあります。

〈ヘルペス性口内炎〉
高熱が数日続いた後、舌や唇の裏の粘膜に多数の小さな水疱ができることがあります。
単純ヘルペスウィルス・水痘帯状ヘルペス・A群コクサッキーウィルスなどが原因で起こります。

〈アレルギー性口内炎〉
特定の食べ物、薬物、金属などが刺激となってアレルギー反応を起こします。

〈ニコチン性口内炎〉
喫煙の習慣が原因で起こります。

【予防と対策】

まずはお口の中を清潔に保つように心がけましょう。
お口の中が不衛生だと感染を引き起こしやすくなってしまいます。
正しい歯磨きはできていますか?
殺菌作用のあるうがい薬を使っていただくのも効果的です。
歯科で定期的にクリーニングを受けていただくと、いつもお口の中を清潔に保てるので更に安心できると思います。

お口の乾燥を防ぐことも大切なので、こまめに水分を摂ったり飴やガム(砂糖不使用でキシリトールでできたもの)などで唾液を分泌させてお口の中を潤すようにしましょう。

疲労、ストレス、生活習慣の乱れ、栄養不足、睡眠不足、免疫力の低下などが原因の方はできることから少しづつ改善されるといいと思います。

ただ2週間以上症状が続いたり、何度も繰り返しできる時や段々と悪化している場合は一度医療機関を受診されてください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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