院内ブログ

2026.02.23更新

八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックです。
今回は幼児期(1歳~6歳頃)のお口の状態についてお話します。この時期のことをそれぞれのステージでいくつかあげていきましょう。

幼児期

○歯が生えそろう時期○
幼児期に全ての乳歯が生えます。
あらためて乳児期から幼児期の歯の生える流れを書き出します。
・10ヵ月 4本···上下前歯2本ずつ
・1歳   8本···上下前歯4本ずつ
(かみかみが出来るようになる)
・1歳4,5ヵ月 12本···前歯+奥歯が生えてくる
(あごを左右に動かして、食べ物をすりつぶせるようになる)
・1歳6,7ヵ月 16本···前歯と奥歯の間に犬歯が出てくる
・2歳3,5ヵ月 20本···一番奥の歯が出てきて全ての乳歯がそろい出す
・3歳 歯の高さがそろい歯並びが完成
(ここから6歳ころまでには歯並びには大きな変化はなく成長します)
・6歳 乳歯の奥に永久歯が生えてきます。最近は下の前歯から生えてくることも増えています。
※乳歯はすべて生えそろうと20本あります。2歳半から3歳までに乳歯列は完成します。この表示している年齢には個人差があるので、前後の2,3ヵ月くらいは気にしなくて大丈夫です。
○乳歯の役割○
乳歯には役割があります。
・乳前歯:噛みきること、発音噛む機能の発達のため
・乳臼歯(奥歯):食べ物をかみ砕き、かみ潰すこと
・前歯奥歯ともに:「永久歯(大人の歯)を守ること」これがとても大事です
乳歯にも歯の根っこがあり、あたま部分よりも大きな形をしています。これは将来、大人の大きなお口の為の永久歯が生えるスペースを確保するためです。そして永久歯が歯ぐきの中で成長するのを守ってあげています。

○乳歯の噛み合わせ○
早い段階からお子さんの噛み合わせや歯並びが気になる方もいらっしゃると思いますが、歯並びは1歳頃まではあまり心配されなくて大丈夫です。
その後に噛み合わせを狂わせるのは「遺伝」と「悪習慣」があります。
悪習慣が原因の場合はそれを止めると治せることが多いです。遺伝でも早めに対応すると治せたり、ひどくならない様にできるのでご相談ください。また虫歯などで乳歯を抜いたままにすると大人の歯並びにもかかわってくる場合もあります。抜いたあとのこともしっかり歯医者さんからお話を受けてくださいね。
○食べる機能の変化○
ミルクやおっぱいを吸うお口の運動は本能です。ごはんをかんで飲み込むこと(咀嚼運動)は学習して覚えます。また乳歯の生えた数や状況によって食べ方は変化します。その時に合った食品を与えて下さい。
乳前歯が生える前は、唇と舌で上下にもぐもぐ噛める柔らかさがよいでしょう。前歯が生えて、少しあごを左右に動かし出しますが、まだ歯茎で食べれる位の固さにしましょう。奥歯が生えるとある左右にあごを動かし、食べ物をすりつぶせる様になります。少しずつ歯ごたえのあるものを様子を見ながら変えてあげて下さい。

○言葉を話す○
言葉の発達は脳の発達になります。
ときどき上唇や舌の裏にあるスジが原因で言葉が出にくいのでは?と質問を受けますが、その影響は少ないのであまり心配されなくて大丈夫です。ただしお口の影響の可能性はゼロではありませんので、気になる時は相談して下さい。

○表情とお口○
表情は精神の発達状態と関係が深いです。また環境のかかわりも大きく、愛情に満ちた刺激をたくさん受けたこどもの表情は豊かになります。そしてその表情を作る要素としてお口も関わってきます。よく表情が動くかどうかはお口のまわりの筋肉・筋肉量と、上あご・下あごの形が関わっています。成長、筋肉の発達の為に授乳・食生活を正しく意識しましょう。そして虫歯や歯がなくなることは歯並びだけでなく、噛み合わせが崩れるので将来の表情も変化させてしまう可能性があります。

○あごの発育○
上あご・下あご共に大きく成長します。そして歯を支える骨もたくさん作られる時期です。お口も少しずつ大きくなり、しっかり噛めるようになります。
あごが変化する時期なので(話が重複しますが)指しゃぶり・肩ひじをつく等の悪習慣であごの骨が変化し前歯が出てきたり、奥歯の噛み合わせが逆になったりなどゆがんだ顔や歯並びになります。ですが、こどもは常に新陳代謝で変化し続けています。悪い癖の影響も大きく受けますが、止めることや正しい力をかけることで直るのも早いです。気になることがある時は早めにご相談下さい。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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