院内ブログ

2020.10.19更新

 


こんにちは。スタッフの和田です(^^)/

秋到来ですね。大分涼しくなってきました。
我が家はもう、お家に引きこもりをする事が限界になってきました。子供には、何処か連れてってー‼︎つまんないー‼︎とせがまれます。

外出すると何処に行こうが人混みは避けれないもので…そこで我が家は、今、篠栗の88箇所お遍路巡りをしています。6歳になったばかりの息子を連れて…

今ほとんどの方が、車で移動されているらしいのですがそこをあえて、その日その日のスタート地点に車を止め、計画を立てて全て歩いてのお遍路巡りを。

一日約、4〜5時間ほど歩き15、6箇所位を巡ります。最初は、イヤイヤ文句をいいながらもじぶんの足で一歩一歩前進して達成感を得たり体力もつき、挨拶も恥ずかしそうにしていたのが、今では自分から大きな声で挨拶できるようになって良い成長です。

さて、子供は日々少しずつみえないところで成長しています。今回は、子供の歯「乳歯」から大人の歯「永久歯」への生え変わりをお話ししますね。

お子さんの乳歯から永久歯への生え変わりのグラグラしだすのは、だいたい6歳前後(個人差があります)より始まります。グラグラしてきてすんなり自然に抜けるケースもあれば、なかなか抜けずに周りのお子さんと比べてしまって、悩まれている親御さんもいますよね?

歯の生え変わり時期として、

人間の歯は、「乳歯」から「永久歯」に一回だけ生え変わります。だいたい6歳前後くらいになると少しずつ乳歯が抜けて永久歯とはえかわります。12歳くらいで乳歯が全部生え変わり、28本の永久歯が生えそろいます。
新しく生え変わった永久歯は、ずっと使うものなので、大事にしましょう。

乳歯から永久歯への生え変わり、

お子さんの体の成長に合わせて、顎も成長して大きくなっていきます。そして、顎の成長に合わせて乳歯から永久歯へと生え変わっていきます。永久歯がはえそろうと、噛む力が強くなり色々な食べ物を上手に食べられるようになります。

和田さん

★ 乳歯から永久歯に生え変わるしくみ ★

歯は、顎の中でつくられてます。歯冠部が完成すると歯茎を破って口の中に生えてきます。永久歯のもとである歯胚は、お母さんのお腹の中で時間をかけてかけて育っていきます。

①顎の中(乳歯の下)で、永久歯のもとである歯胚ができて時間をかけて育っていきます。

②永久歯の歯冠部が出来上がると、歯の根の部分が作られ始め、乳歯の根を溶かす細胞が現れ乳歯の根を少しずつ溶かしていきます。

③乳歯の根が溶けてなくなると、乳歯はグラグラとしだし永久歯に下から押し出されるように抜け落ちます。

この時期は、まだ永久歯の根は完全に出来上がっていないので歯の根が完成するまでには、2〜3年はかかります。

生え変わり、こんな時は注意!

生え変わりはスムーズにいかないこともあります。
①乳歯の横から永久歯がでてきた

乳歯の下からではなく、横から永久歯が生えてきた場合、乳歯がなかなか抜けてくれません。この状態を放置したままにすると歯並びが悪くなる可能性があります。

②乳歯の下から永久歯が見えているのになかなか抜けない。グラグラしない。

③永久歯がなかなか生えてこない

乳歯が抜けた後になかなか永久歯が生えてこない場合は、永久歯が足りない、歯の埋まっている方向がおかしいなど、何かしら問題がある可能性があります。

④乳歯が崩壊している

乳歯が虫歯によりボロボロの場合、乳歯がキレイに丸ごと抜けない事があります。一部分のかけらが残るとその後に炎症などをおこす原因になります。


このような事があれば、一度レントゲン撮影をして確認をとり、場合によっては、乳歯を抜く必要もあります。
乳歯から永久歯に生えかわる時期は特に、仕上げ磨きをしっかりしてあげてください。
きになるようでしたらお気軽にご相談下さいね。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.10.06更新

 

こんにちは、スタッフの大石です!
急に気温が下がってきましたね。
皆さん体調に気をつけてお過ごし下さい‼︎

さて、今回は虫歯についてのお話をしていきたいと思います。

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虫歯には大きく分けると4段階に分かられます。
まずC1(シーワン)の状態は、初期虫歯と言われ歯の表面のエナメル質が溶け始めた状態です。
この段階では痛みを感じにくかったり、しみたりする症状がほとんどありません。
ですので、進行しないように経過観察をしたり、フッ素を塗って様子をみます。

次にC2(シーツー)は、エナメル質の次の層である象牙質まで達した虫歯です。
症状としては、食事やうがいでしみたり、時々痛みを感じることがあります。
治療方法としては虫歯の部分を綺麗に削りとって、レジンを埋めたり、大きさによっては型取りをして詰め物を入れていく処置になります。

C3(シースリー)では、歯の神経にまで虫歯が達した状態で、ズキズキとした痛みがあります。
神経を取っていく根幹治療(こんかんちりょう)という処置をして、最終的に被せ物が入ります。
根幹治療をするので通院回数がかかってくる為、しっかり通う事が重要になってきます。

最終段階のC4(シーフォー)は虫歯が神経に達して歯自体が大きく崩壊している状態です。
噛むと痛みがあったり違和感があったりすることがあります。
残せる状態であればC3と同様根幹治療をしていきますが、不可能の場合は麻酔をして抜いてしまいます。
抜いた場合は、橋渡しの状態の被せ物のブリッジや、義歯(入れ歯)、保険外であるインプラントで補います。

では何故、虫歯になるのか。そのメカニズムをご説明します。
人のお口には、虫歯菌や歯周病菌などたくさんの細菌が潜んでいます。
この細菌の数や種類は人によって違います。
ミュータンス菌というものが虫歯の主な細菌になりますが、この菌がお口に残った食物の糖分を食べます。
その後、菌が酸を吐き出し、この酸によって歯が溶けていきます。
虫歯は、細菌・歯の質・食習慣・時間の4つが重なると虫歯になります。
細菌は菌の量や、磨き残しが多い、虫歯菌の活動が活発の状態です。
歯の質は、歯並びが悪かったり、唾液の量が少量の状態です。
食習慣は、虫歯菌の大好きな糖分をよく摂取していたり、不規則な生活をしている状態。
最後の時間は、ダラダラ食べをしている状態です。
これらが重なって虫歯になる為、少しずつ出来ることから取り組むと虫歯になりにくかなります。
例としては、歯ブラシやフロスを用いてしっかり歯磨きをしたり、フッ素配合の歯磨き粉を使用、糖分の摂取量や、食事時間を見直して生活することです。

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これらをご自宅で取り組んで頂くのと、定期的に歯科医院でチェックを受けて頂くことで、虫歯リスクは大幅に下がりますので是非ご来院ください!
一緒に虫歯予防に取り組みましょう!

投稿者: いまむら歯科クリニック

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