院内ブログ

2023.10.16更新

 

こんにちは。八幡西区にある歯医者のいまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

暑くて長い長い夏が終わり、涼しく快適に過ごしやすい秋がついにやって来ましたね ♪
10月15日、日曜日には、芦屋基地航空祭の航空イベントショーにブルーインパルスがやってきました。
ですが今年は、行けずお家で大人しくしていました。が、外では、飛行機のゴーゴーと音が響きわたっていたので我が家の2階の窓から見えないものかなぁ〜と、空を覗いてみると、な、な、なんと!ブルーインパルスが飛行しているのが見れました。急いで近くの高台の公園に移動して目の前に1機1機の飛行〜6機キレイに並んでの飛行を見る事ができました♪
公園を散歩していた方が、朝から航空祭に行くために駐車場付近までいったけど渋滞と満車で近づく事さえ出来ず諦めて帰ってきたとの事…
今は、まだ人混みを避けたいもので、行かずとも近くでブルーインパルスを見ることが出来てラッキーでした。

ではでは、話は変わりますが。
前回は、「フッ素による虫歯予防」についてお話しさせて頂きましたが、今回は、「フッ化物洗口」についてお話しさせて頂きます。

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まず、フッ素(フッ化物)による虫歯予防の③つの効果として
①歯の歯質の強化をする
②歯の再石灰化を促進する
③原因菌を抑制する
フッ素(フッ化物)には、お口の中で再石灰化を促進して虫歯に対する抵抗性を強化する事が出来ます。

"フッ化物塗布"と"フッ化物洗口"との違い

♦︎フッ化物塗布♦︎
フッ化物塗布とは、歯の表面にフッ化物を含む薬剤を塗る方法です。虫歯予防の方法の一つです。年に3〜4回ほど塗布する事をオススメしています。当院では、お口の中の状態によりますが、小さなお子様〜大人の方まで1ヶ月に1回、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回の定期的な検診のクリーニングをした最後に塗布をさせていただいています。

♦︎フッ化物洗口♦︎
フッ化物洗口とは、保育所・幼稚園・認定子ども園・小学校・中学校などで集団で行われる基本とした公衆衛生的な虫歯予防法です。
比較的低濃度のフッ化物(900ppm)濃度の洗口液(5ml〜10ml)を口に含み、「ブクブク」と約1分間ほどうがいをします。
もし、フッ化物洗口液を誤って飲んでしまっても体に害の無い量に調整されていますので安心されて下さい。
フッ化物洗口は、まず水を用いてブクブクとうがいが出来る練習を行なって出来るようになってからされます。1分間のうがいが出来る4才〜始めて中学校卒業時まで継続して実施することにより高い虫歯予防の効果が得られるそうです。

1日1回、ご家庭でもフッ化物の入ったフッ化物塗布又は、フッ化物の入った洗口液でのうがいなどの虫歯予防も出来ます。
どちらもされた後は、20分から30分ほどは、飲んだり食べたりうがいは、されないで下さいね。

北九州市では、"フッ化物洗口"についての予防戦隊ハダイジャーによる説明用動画もあり、子どもと一緒に楽しく見させて頂きました。
こちらもオススメですよ。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.10.05更新

八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックの今村です。

セレック(セレック治療)とはデンツプライシロナという会社から出てる機器の商品名のことを言います。従来は虫歯の治療を歯科医院で受けたとき、歯を削って型取りをして模型を作り技工士さんが作ってくれる方法(間接法)です。もう一つはコンピューターでその詰め物や被せ物をデザインして作るCAD/CAM法の2種類があります。

セラミック

セレック治療というのはCAD/CAM法を使用した治療方法になります。間接法に対してこちらを直接法といいます。
セレック治療の具体的な方法としてはIOS(intra oral scanner)という特殊なカメラでお口の中をスキャンします。これが従来の粘土のようなものでの型取りになります。セレック治療は特殊なカメラでお口の中を撮って、そのデータを元にコンピューターで設計をして修復物を作製します。データをコンピューター上で設計したものをミリングマシーンといわれる加工機でセラミックブロックやプラスチックブロックを削り出して詰め物を作るっていう方法です。
セレック治療のメリットはワンビジットトリートメントといい、その日のうち治療が終わることも可能です。今までの方法は虫歯を削って型取りをして技工士さんが作製し、数日後に出来上がった修復物を患者さんのお口にセットするという流れでした。この方法だと型取りからセットまで5~7日ほどかかってしまいます。セレック治療では虫歯を削って、カメラでお口をスキャンしてデータをミリングマシーン送り、コンピューター上で詰め物、被せ物をデザインしその後は機械が自動で削り出してくれます。型取りも特殊なカメラで短時間で終わるので嘔吐反射の不安もなく、ストレスなく治療を受けることができます。すべてデジタルデータ化されるので従来のような石膏模型を作る必要もなく医療廃棄物の削減にもつながる環境にやさしい治療方法です。
また大きなメリットとしては細菌感染しにくいことがあげられます。従来の方法だと修復物のセットまで1週間、大きな修復物やブリッジなどになると2週間くらいかかります。その間歯を削って穴があいてる箇所は仮の詰め物をしますが、これはあくまでも仮の詰め物であって厳密には感染を起こしてしまうかもしれません。間接法というのは感染が起こしやすい環境になってしまうのがデメリットです。一方セレック治療のような直接法はその日のうちに詰め物や被せ物が入るので感染のリスクを下げることができます。
デメリットとしては一回の治療時間が長くなってしまいます。トータルで1時間~2時間はかかります。仕事をされて忙しい方で通う時間がない方は多少時間がかかっても1日で終われば良いかもしれません。また現在のセレック治療ではミリングマシーンで削り出すことができる材質は限られています。金歯や銀歯といった金属系の材質には使用することができません。また保険の範囲内で削り出すことができる材質は保険CAD/CAM冠のプラスチックに限られています。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.09.30更新

 

八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックの大石です。
私事ですが、先月健康診断を受診しましたが、
今までと変わらず特に大きな問題もなく安心しました! 
皆さんにも、身体とお口の定期的な検診を受けていただきたいと思います。

大石

さて、先日ネットで話題になった一般社団法人日本口腔衛生学会からの情報である【乳児と大人の食器の共有による虫歯菌感染について】をご存知でしょうか??

内容としては、今まで乳児期に大人が使用した食器を媒介して虫歯菌に感染するため、各自食器やお箸・スプーンなどは分けて使うように言われていました。
ですが、研究で離乳食が始まる生後5〜6ヶ月以前の生後4ヶ月ですでに母親の口腔細菌が移っていることが分かりました。
これにより、食器の共有が子どもの虫歯リスクを上げてしまう直接的な原因とは考えにくいとのことでした。

ではどうしたら虫歯予防できるのか…?
必要なのは大人と同じく、丁寧な歯磨きやフッ素の使用、そして歯医者での定期検診です。

食後に歯磨きするのは当たり前ですが、その時にどういった歯磨きをしているのかが大切です。
ただ流れるように歯ブラシを動かしても、大きな汚れが取れるだけ。
子どもの奥歯まで優しく歯ブラシを入れて、細かく磨きましょうね。
小学校を卒業するまでは大人による【仕上げ磨き】をしていただいたほうが、効果的です。
最後はフロス(糸ようじ)を全体に通して終了です。
大人と一緒で、歯と歯の間は歯ブラシの毛が入りにくいです。
また、近年子どもの顎は小さい傾向があり、乳歯の隙間が無い子が多いため物が挟まったままのことがあります。
しっかりフロスで残りの汚れも落としましょうね。

次にフッ素の使用です。
子ども用歯磨き粉にフッ素が含まれているものを使用しましょう。
メーカーによってはフッ素ジェルも販売されています。
フロスの後に塗って歯磨き終了するといいですね。
注意として、6歳未満の子どもは安全性の問題から1450ppm以下の歯磨き粉を使用してください。
また使用する量も乳歯萌出開始〜2歳くらいまでは3mmくらい、3歳〜5歳くらいまでは5mmくらいの量を使用してください。
多すぎるとフッ素による副作用が出ますし、少なすぎるとフッ素の効果が出ません。

最後は歯医者での定期検診です。
当院ではほとんどの方に3ヶ月毎の定期検診をおすすめしています。
虫歯が見つかった場合は、状態によって経過観察を行ったり早急に治療を進めたりします。
また、クリーニングの最後は一般には出ていない高濃度のフッ素を少量、塗って終わります。

私たちスタッフも、検診で来院された保護者に『食器共有は絶対にしないでください』とお伝えしていましたが、今後はそれ以上に歯磨きの重要性、定期検診の習慣づけを重点的にお伝えしたいと思いました。

幼少期からの虫歯予防が将来のお口に繋がります。
虫歯だらけ、詰め物・被せ物だらけにならないように、ぜひご家族で取り組んでみてくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.09.17更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
最近蒸し暑く梅雨に戻ったような天気だなぁと感じているのですが、この暑さももう少しで終わりでしょうか?
なかなか夏が終わらないのでカラッと爽やかな秋空を待ち遠しく思う今日この頃です。

さて今回のブログは、先月食べ過ぎが原因で口内炎ができてしまい痛い思いをした時にいろいろ調べたので、そのことについてお伝えさせていただこうと思います。
良かったら参考にしてみてください。

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まず口内炎とはお口の中の粘膜に起こる炎症のことで、軽度のものから重度のものまで色々な症状があり、頬の内側や歯ぐき、唇、舌などどこにでもできる可能性があります。
炎症ができるため食べたり飲んだりする時にしみたり、ヒリヒリしたり、激しい痛みを伴うこともあります。
また食事中に限らず口内炎ができている場所によっては話しづらくなったり、睡眠に影響がでることがあります。

(原因と対策)
口内炎ができる主な原因は疲労、ストレス、栄養不足、睡眠不足などによる免疫力の低下と、頬の内側、唇、舌を噛んでしまった時などにできる傷からの場合が多いと言われています。
その他ウィルスなどによる感染や、他の病気が原因で口内炎になることもあるようです。
たかが口内炎と簡単に考えてしまいがちですが、口内炎を何度も繰り返すような場合は、まず原因を知ることと症状に合わせたケアが大切になります。

・生活習慣を見直してみてください。
食事が不規則になり栄養バランスが崩れてしまうと口内炎ができやすくなります。
特にビタミンB群は口腔など粘膜の健康に大きく関係しています。
なかでもビタミンB2が不足するとお口の中の炎症や唇のひび割れの原因になりやすく、さらにビタミンB6が不足すると細菌の影響を受けやすくなるので、この二つは積極的に摂取しましょう。

生活習慣と言えば十分な睡眠時間の確保も重要になってきます。
もし睡眠不足が続くと疲労やストレスが溜まっていき、代謝が滞り、粘膜の再生力がダウンするため口内炎ができやすくなります。
なかなか十分な睡眠時間が取れない方、疲労やストレスをリセットできない方はビタミンB2とB6に加え、神経組織や免疫機能に影響する成分のビタミンB 1を意識して摂取してみてください。
食事から摂取するのが望ましいですが毎日続けるのは大変ですよね?
そんな時はサプリメントで補ってあげるといいと思います。

さらに疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌清浄作用を低下させるため口内炎ができやすくなります。
また加齢、口呼吸、喫煙なども唾液の分泌量を低下させる原因になります。
水分を補ったり、うがいをして、出来るだけドライマウスにならないように気をつけましょう。

その他の原因としては、入れ歯や矯正器具が原因でお口の中に傷ができ、炎症を起こして口内炎になることがあります。
また、ウィルス感染による口内炎も要注意です。
感染すると症状が重く、強い痛みや熱が出る場合があります。

他には歯磨剤の成分が合わず炎症が起きることがあります。
私も合わないものがあるので同じように感じている方は優しい成分の物に変えてみるといいかもしれませんよ。

ただ口内炎が繰り返しできたり長期化する場合は、他の病気が原因になっていたり服用しているお薬が関係していることもあるそうなので医療機関で相談してみてください。
では次回に続きます。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.09.02更新

こんにちは、スタッフの竹内です。夏休みも終わり、無事に2学期に突入した三男坊です。上の2人、大学生はまだまだ夏休みを楽しんでいます。
子供が大きくなると予定が合わなくて今年の夏は、家族で出かけるとこができませんでした。
親としては、寂しさを感じいつまで一緒に出掛けてくれるのかなぁ〜。と思いながら過ごしております。

今回は、資料採りについては、いまむら歯科クリニックで皆さん説明を受けた事があると思いますが、再度説明をさせもらいます。

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まずは、資料採りとは?
初診で歯医者にかかった状態を記録しておくことです。
患者さんの口腔内を見せてもらって、虫歯がないか、歯石が付いているかを記録します。

いまむら歯科での資料採りとは?
いまむら歯科では、パノラマ、口腔内写真、歯周病検査の3つの事を資料採りと言います。

パノラマは、口腔内の全体を一度に撮影でき、全ての歯と顎の大まかな状況が把握できる。
顎骨の形態、左右対称なのか、治療歴、埋伏歯、過剰歯、顎底の吸収度合、顎の骨の病変、歯根の長さ、歯周病の状態など、上記の事がわかります。

口腔内写真検査は、治療前のお口の状態を記録。
診 査、診断、治療計画のために写真を撮らせてもらいます。患者さんに、客観的に自分の口腔内を見せてもらってどう治療して行って欲しいとか、口腔内の歯石の状態など見てもらって治療に役立ていきます。

歯周病検査は、歯周病の進行度合の確認、炎症、出血、動揺度などを知るための検査です。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患て、歯の周りの歯ぐきや歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。

この資料を元に、歯周病の治療が必要かや、虫歯の治療をどうしていくのかなどを考えています。治療前のお口の中の写真は、治療が終わる時に初診の状態を確認していくとともに、昔に戻らないように説明させてもらう時に患者さんに見てもらっています。
そうする事で、患者さんが定期健診の必要性を感じてもらえたら、嬉しいです。

きっちり、説明をして患者さんに理解して頂いて、しっかり治療していけば一度綺麗になった状態から悪くなることはないように思います。
通院中にわからないことや、聞きたいことがあればスタッフに聞いてくださいね。

当院では、3ヶ月に一度の定期検診をおすすめしています。予約制ですが、30〜45分くらいで、全体のクリーニングを行います。

患者さんが、満足していだだけるよう院長、スタッフ一同で全力でサポートできるよう、日々努力しております。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.08.21更新

 

こんにちは!八幡西区にある歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いていますが、皆様お変わりなくお過ごしですか。

コロナの規制がなくなったので、祭りや花火大会など様々な催し物が再開されてきましたね。
私も近場ですが、八幡南お盆祭りに行ってきました~♪
毎年8月16日に行われるのですが、今年は4年ぶりの開催となりました。
3万人を超える人で賑わうお祭りで、ジュニアキッズダンスや吹奏楽部のマーチング演奏、盆踊りなどがあります。
出店や自治体が出しているお店も多く、とても賑わっていました。
フルーツ飴や焼き芋ソフト、電球ソーダなど、今は色んなお店があるんですね。
結局私が食べたのは、焼きそばに唐揚げなどの定番メニューでしたが(笑)
そして祭りの最後に、公園横にあるグランドで花火が上がります。
友人が一番前の席を確保してくれていたので、打ち上げられる所から150メートルの距離で見ることができました。
以前は音楽に合わせて、レーザー光線、炎、花火と、見ごたえ抜群でしたが、今年は花火だけになっていて少し寂しく感じました。
それでも次々と一気に上がるので迫力があり、とてもキレイでした。
私はこのお祭りが大好きで、ここだけは必ず行きます(笑)
みなさんも機会があれば行ってみてください!
来年以降になりますが・・。

さて、夏休みも残り僅かとなりました。
お休み前に学校歯科検診で紙をもらったのに忘れていませんか?
いまむら歯科クリニックも熊西小学校へ検診に行きました。
紙をもらった方は、早めに歯科を受診しましょう。

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検診の内容は・・・
 虫歯がある
 歯肉の異常
 永久歯に影響のある乳歯が残っている
 歯並びやかみ合わせに問題があるなど

虫歯は早い段階で治療した方が、費用も回数も少なくて済みます。
早期発見、早期治療は、歯を削る量も最小限に抑えられるため、ご自身の歯の大部分を残すことができます。

歯肉の異常は主に歯肉炎や歯周炎です。
磨き残しが多いと、歯肉の赤みや腫れが起こり、歯石もついてきます。
歯石は歯垢(プラーク)が石灰化して硬くなったもので、歯磨きでは取れないので、歯科で取ってもらう必要があります。
また、歯石は細菌の住みかとなり、虫歯や歯周病のリスクを高めます。

永久歯に影響のある乳歯とは、
乳歯が虫歯で、いずれ抜けるからと放置していると永久歯の虫歯リスクが高くなります。また、永久歯の変色や形成不全を起こすこともあります。
乳歯がなかなか抜けない場合、永久歯が真っすぐ出てこれずに斜めに生えてきて、歯並びに影響します。

歯並びやかみ合わせは、
顎が小さいため、歯が並びきれずに重なって生えてきたり、上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)、八重歯など、かみ合わせの悪い歯並びのことです。
歯並びが悪いと歯磨きが難しく磨き残しが出やすいため、虫歯や歯周病になりやすいのです。
かみ合わせが悪いと、よく噛めないことで胃腸に負担をかけます。
また、滑舌の悪さや発音に影響を及ぼします。

歯並びやかみ合わせが気になる方は、月2回行っている矯正専門医による無料相談をおススメします。
お早めに受診されてください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.08.06更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックの平田です。
8月になり暑さも本格的になってきましたね。
最近ではマスクを外して外出される方も多くなってきていると思うのですが、そうなると心配なのがコロナ感染ですよね。
先日福岡で一人暮らしをしている娘が二度目のコロナに感染してしまいすごく心配しました。
お祭りや花火大会、海水浴にプールなど、夏にしか味わえない行事も沢山ありますので、出かける際は十分注意して楽しい夏休みをお過ごしいただけたらと思います。

そしてマスク無しの生活になったことで、患者さんの中でもご自身の歯の色が気になるという方が増えてきたと実感しています。
先日従姉妹から連絡があったのですが、その内容が「この間メンテナンスで歯医者に行ったときに、コーヒーが好きでよく飲んでいるせいか着色が気になっていると相談したら、担当の歯科衛生士さんからルシェロ歯磨きペーストホワイトを勧められたから買って使ってるんだけどこれ凄いね、一回使っただけで歯の黄ばみが取れたし、毎日使っていたら段々歯が白くなってきたよ!」という話でした。
送られてきた写真を見たら本当に白くなっていて驚きました。

平田

ルシェロ歯磨きペーストホワイトは、いまむら歯科クリニックでも販売しているので、着色が気になっている方にはお勧めしていたのですが、実際のところどのくらい白くなるのかは確認できていませんでした。
ですが今回偶然にも自分の身内からリアルなクチコミを聞けたので、これからはもっと自信を持ってお勧めしていこうと思っています。
では早速今回のブログでお話しさせていただきたいと思います。

(特徴)
・弱アルカリ性のペーストが汚れを浮かして落としやすくしてくれる

・歯の表面のエナメル質や内側の象牙質よりも柔らかくきめ細かいLime粒子「炭酸カルシウム」を高濃度に配合しているのでステインを効果的に除去できる

・薬用成分「ポリエチレングリコール(PEG)400」によりヤニを溶かして落とす効果がある

・薬用成分「モノフルオロソン酸ナトリウム(フッ素)」950ppmが歯質の再石灰化を促進しむし歯の発生と進行を予防できる

・発泡剤不使用なので時間をかけてじっくり磨きやすい

・研磨剤不使用なので歯の表面を傷つけにくい

・香味はピュアミントタイプだがミント感はかなり控えめなので強い爽快感が苦手な方でも大丈夫

・歯科医医専用なので安心、安全

(使い方とポイント)
1.乾燥した歯ブラシにペーストをたっぷり取る。着色汚れをしっかり除去するための推奨量は1g。目安は歯ブラシの毛先の端から端まで全体にのせるくらいの量。歯ブラシを水で濡らすと歯磨剤の成分、効果が薄くなるので必ず乾燥した歯ブラシを使う。

2.着色が気になる歯の表面をペーストで覆うように満遍なくのせて一番気になる部分から磨いていく。汚れがひどい時はステインを浮かせるために約1分間擦らずそのままおくと効果的。その後丁寧に磨いていく。

3.歯ブラシの毛先が歯面に直角にあたるようにしながら軽い力で丁寧に磨くと良い。

4.磨き終わったら水でブクブクうがいをし、汚れを吐き出す。

※どなたでも使っていただけますが、特にタバコのヤニが気になる、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色汚れが気になるなどのステイン除去に効果があります。
ステインが多い人ほど効果を感じやすいです。
また、ホワイトニング後の白さ、クリーニング後の白さを持続させたい方にもお勧めです。
市販されているホワイトニング用の歯磨剤では効果が無かった方にも是非一度使っていただきたい歯磨剤です。
気になる方はスタッフにお声かけください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.07.24更新

 

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

7月に入り暑い日々、蒸し暑さが続きますね。かといって突然の激しいスコールにもあいますね。そして、子供達にとっては長ーい長ーい夏休みにはいりましたね♬1日1日が長く感じます。毎日のお昼ご飯と夏休みの工作にも悩まされますね。

さて、話しは変わりますが。今回は、「フッ素による虫歯予防」についてのお話しをさせていただきます。

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まず、歯科医院に行くと『フッ素』と言うフレーズの言葉を良く聞くかと思います。『フッ素』とは、元素名です。水に溶けた時にマイナスイオンになる無機の物質を「〜化物」と言います。なので、『フッ素』も水に溶けた時にフッ素イオンの無機の物資を『フッ化物イオン』と呼んでいます。『フッ素』は、私達の自然に広く存在している物なんですよ。私達の身体の中・土の中・海の中・植物の中・動物の中などに必ず含まれている栄養素です。でも、普段の食べ物などから摂取出来るフッ素の量だけでは、虫歯を抑制するには全然不足なのです。


◆フッ素の働き◆
フッ素の働きには、③つあります。

①再石灰化を促進する
②歯質の強化する
③虫歯菌の働きを抑制する

①再石灰化を促進する
歯は、脱灰(虫歯菌が出す酸毒素によって歯の表面が溶けてしまうこと)と、再石灰化(歯の表面が溶けてしまった部分を元に戻そうとする働きのこと)を繰り返しています。フッ素がお口の中にあると、歯にとって大事な成分「カルシウム・リン酸」が歯に取り込みやすくなります。そして、歯が修復されやすくなります。
②歯質の強化する
フッ素によって、歯が修復されさらに、元々の歯の歯質よりも丈夫になって、より強い歯を保つ事が出来ます。
③虫歯菌の働きを抑制する
フッ素は、抗菌作用があります。なので、虫歯菌の増殖を抑制する事ができます。また、虫歯菌が歯の表面を酸毒素によって溶かす効果を止める効果もあります。

当院では、定期的な検診の時に、小さなお子様から大人の方にも、フッ素を塗布させていただいています。まず、患者様にお口の中で気に所をお伺いし、お口の中の検診をし、特に何も問題がなければ、歯石除去と丁寧にお口の中のクリーニングを行います。最後にフッ素を塗布させていただいています。フッ素を塗布する事により、歯を強化し虫歯予防を強化しています。注意点として、患者さまには、フッ素を塗布した後は、20分ほどですが、うがいや飲食を控えさせていただいています。
普段ご自宅でのご使用の歯磨き剤にもフッ素入りのものがありますが、歯磨きに入っているフッ素濃度よりもさらに歯科医院でのフッ素濃度が高いので定期的にフッ素塗布に来られて下さい。ご来院をお待ちしております。

小学校などでも、虫歯予防として、学校でのフッ素洗口を取り入れてきています。
次回は、フッ素洗口についてご説明しますね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.07.09更新

 

八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックスタッフの大石です。
気付くと今年の半分が終了しましたね!
つい最近年明けたような感じだったので、時間の流れの早さにびっくりしています。
梅雨に負けずに、頑張りたいですね。

さて今回は歯医者嫌いの理由の1つでもある、
通院期間の長さについてお話します。
『歯医者に行くとなかなか終了しない』
『まとめて虫歯治療したいのにやってくれない』
などなど、様々なご不満をお聞きします。
歯科医院側としても、通院回数を減らして患者様の負担軽減を考えて治療を進めています。
ではいくつか治療内容の例をあげてご説明します!

大石

虫歯治療といっても、状態によっては様々な治療が存在します。
小さな虫歯が『1カ所だけ』あれば、即日処置と言ってその日に患部を削ってレジンを埋めて研磨して終わることができます。
小さくても複数箇所にある場合は、噛み合わせの状態なども関係する為数回に分けて治療します。
また、虫歯が大きく神経を取らないといけない治療になった場合は、1回では終わりません。
というのも神経を取る処置自体は1回で終わりますが、神経を取った後のお部屋の消毒が数回続きます。
しかも、中に入れるお薬は最低でも1週間は期間を空けなければならない為、連日の通院が不可能になるのです。
神経の治療中は1週間〜10日に1度、平均で3〜4回の通院になります。
歯の根の状態や形態によっては前後します。
神経の治療が終わった後は被せ物の型取りなどがありますので、1本の歯を治すのに約1ヶ月はかかります。

虫歯治療だけでなく歯周病が進行している方の治療も回数がかかります。
歯のクリーニングは通常であれば1〜2回の通院で終えることができますが、歯周病治療になると最大で6回の通院が必要になります。
理由としては痛くないように軽めの麻酔をするのですが、1度にお口全体に麻酔をかけると大変なことになります。
ですので口腔内を4〜6等分に分けて1カ所ずつ麻酔をして処置を進めていくのです。

歯周病も虫歯もある場合はかなり長く通院する必要があります。
口腔内の状態や、予約・患者様のご都合によっては、すべての治療が終わるまで数ヶ月〜1年以上かかることも。
1番の目標は完治して健康なお口を継続させていくこと。
この目標を達成する為には、長期間の通院や治療を患者様と歯科医院が連携して一緒に続けていかなければなりません。
『通院が面倒で治療途中のまま』
よく耳にする言葉ですが、これ、余計に治療期間を延ばしてしまっています!
歯磨きや通院に手を抜いた結果は必ずお口に現れるので、必ず最後まで通院して完治を目指してくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2023.07.03更新

 

こんにちは!
八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの今井です。

7月に入り、そろそろ各地で梅雨明けしていよいよ夏の本格的な到来が近づいてきますね。

海や山などのアウトドアを始め夏祭り、花火大会などのイベントも盛りだくさんで楽しみにしている方も多いことでしょう。

私の今年の夏は、免許取り立ての子どもの運転で、実家に帰省する予定です。
子どもの成長した喜びをかみしめながら、手に汗握るスリリングな夏の思い出になりそうです。(笑)

私が小学生の頃、夏休み中にすることといえば、虫歯の治療でした。

お子様の中には小学生から高校生は学校で歯科検診があり、「歯科検診の結果のお知らせ」の紙をもらってくることもありますよね。

当医院でも歯科検診の紙を持参されて、すでに治療が終わっているお子様も多くいらっしゃいます。

学校歯科検診は子供たちの健康にとって非常に重要なチェックの一つです。この検診では、歯科医師が子供たちの口腔内を調べ、歯周病や虫歯、歯肉炎、歯並びの異常などを早期に発見することができます。

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では、学校歯科健康診断についてお話しします。

まず、お口の開閉状態、顎関節の状態を診査します。
①お口がどのくらい開くか
②顎の関節に痛みや異常がないか

次に、お口の中を診査します。
①歯列、咬合の状態
歯並びやかみ合わせに不正がないか
咀嚼障害がないか
発音障害がないか

②歯肉の状態
歯ぐきに炎症がないか
歯を支えている歯のまわりに問題がないか

③歯垢の付着状態
歯垢がどのくらいついているか

④その他の疾患異常
歯や歯肉だけではなく、口臭、小帯、前突、口呼吸、歯の形、歯の数、歯の色、歯の質、歯の発育、口の中の炎症など

また、歯の萌出しているう蝕(虫歯)の有無、治療をしているかの有無を診査し、「要確認」「要注意」などの判断をします。

今回は、さらに学校での歯科検診後に歯科医院へ受診する重要なポイントをお伝えしたいと思います。

1. 学校歯科検診では詳細な検査はできませんので、検診後に歯科医院を受診してより詳細な検査を受けることが重要です。早期発見により治療期間を短縮し、痛みを軽減することができます。

2. 学校歯科検診で虫歯や歯周病、歯並びの異常などが見つかった場合は、放置すると症状が進行し重症化する可能性がありますので、早めの対処が必要です。

3. 歯科医院での予防処置として、クリーニングや歯石除去、フッ素塗布、シーラントの塗布などがあります。これらの処置により虫歯の進行を防止することができます。

4. 歯科医院では、患者さまのお口の状態に合わせて歯のケアについてアドバイスを受けることができます。虫歯の原因や予防方法、正しい歯磨きの方法などについて学ぶことができます。

以上のように、学校歯科検診後に歯科医院を受診することは非常に重要です。

お子様の歯の健康を守るためにも、早めの受診や予防処置を行うことが大切です。

もし、お子様の歯の健康について気になる点や不安がある場合は、いつでも八幡西区のいまむら歯科クリニックにご相談ください。お口のケアをサポートいたします。

また歯並びが気になる場合は、月2回の矯正専門医の相談も行っております。
初回無料なので気軽にお越しください。(⭐要予約)

 

いまむら歯科クリニック
  093-647-1325

投稿者: いまむら歯科クリニック

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