院内ブログ

2022.11.28更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
最近暖かくて気持ちの良いお天気が続いていますね。
おかげで日曜日はお洗濯がはかどりました。
ただこの暖かさも今週半ばまでのようです。
今年の冬はかなり寒くなるといわれているので、先日慌ててダウンコートやヒートテックなど数枚買い足しました。
これで寒さ対策は準備万端です。
12月1日からは急に寒くなるそうなので、みなさんも早めに冬支度されてくださいね。

赤ちゃん

さて、みなさんは最近歯科での定期検診は受けられましたか?
忙しくてつい忘れてしまっていたという方や、何も症状がなかったのでしばらく歯医者に行っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった方はぜひ年内に一度受診されることをおすすめします。
必要があればレントゲンを撮って全体的に調べたり歯ぐきの状態をチェックしてもらうことができます。
また、毎日きちんと歯磨きしていても歯石が溜まっていたり、まだ痛みが出ていなくても小さなむし歯が見つかることもあります。
むし歯や歯周病が進行して痛みが出てからだと治療が大変になったり、回数もたくさんかかることになるので患者さんの負担も大きくなってしまいます。
そうならないためにもちゃんと定期検診を受けて、予防や早期治療をしていくことが大切になります。

ただ歯科検診や治療を受けたくても中々受診することが難しいという方もいらっしゃいますよね。
例えば…赤ちゃんがいるので受診を諦めてしまっているお母さん方。

小さなお子さまがいらっしゃるお母さんは大変ですよね。
忙しくて自分のことはつい後回しにしがちです。
更にお子さまを預かってくれる人がいないとなると、少しの痛みや違和感なら我慢することもしばしばという方も多いのではないでしょうか。

当院は小さなお子さまがいらっしゃる方も通いやすい歯科医院を目指しています。
個室の診療室やおもちゃを置いたキッズスペースを完備し、ベビーカーのまま診療室に入れるので、安心して治療を受けていただくことができます。
また、抱っこが必要な赤ちゃん(首が座っている)から、まだ一人遊びの難しい3歳未満のお子さまが対象の託児サービスを設けています。
ほとんどのスタッフが育児経験者なのでご安心ください。
私たちスタッフが責任もってお預かりいたします。
託児サービスは予約が必要になりますので受付で直接、又はお電話でお問い合わせください。

年末年始に歯が痛みだして困ることがないように、また安心して新年を迎えられるように、年内に一度歯科検診を受けておきましょう。

さぁ、今年もあと1ヶ月で終わりです。
ご予約はお早めにどうぞ。

いまむら歯科クリニックでは3ヶ月に一度の歯科検診をおすすめしています。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.11.13更新

 


こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。


11月8日は、いい歯の日!ですが、今年の11月8日の日は、442年ぶりの安土桃山時代、織田信長が天下の統一を目指していた時以来の皆既月食と、天王星食とのダブルコラボが見られた日でしたね。皆既月食とは、満月が地球の影に隠れて''赤銅色(しゃくどういろ)" と呼ばれている赤黒く変色した満月が見られる状態を天体現象と言うそうです。天王星食とは、天王星が月の影に隠れる現象を言うそうです。

442年ぶりに見られると言う事で、必死になってスマホカメラで撮影しようものの私のスマホでは限度があり無理でした。子供にも見てもらったのですが、あまり感動がなく。今度はいつ見ることが出来るのかわからないと言うのに…

皆さまは、皆既月食と天王星食をダブルで見られましたか?天王星食が分かった方いらっしゃいますか?私は、天王星を見つける事が出来ませんでした。


さて、今回は小児の歯科矯正治療の必要性についてご説明させて頂きます。

wada

子供の歯が永久歯に生え変わり始めると、親御さんは歯並びが気になりはじめますよね。
子供のうちに矯正治療が必要なのか、それとも大人になってから矯正治療をすれば良いのか悩みますよね。

気になる方は、是非、月に2回ほど矯正の曜日がありますので一度相談されて下さい。


矯正治療とは、歯や顎の骨に力をかけてゆっくりと動かすことで悪い歯並びや噛み合わせを整えて、正しい噛み合わせを作りバランスの取れた口元を作り出す治療です。


 ♦︎小児矯正治療の必要性♦︎

①虫歯や歯周病になりにくい
②スムーズに正しい発音ができる
③顎の成長バランスを整える
④永久歯を抜かなくても良くなる
⑤食べ物がよく噛める


①虫歯や歯周病になりにくい

歯並びが悪いと、歯が重なっていたりでこぼことガタついていてどうしても磨き残しが出来やすくなり食べカスや汚れが残ってしまい虫歯や歯周病やらさまざまなトラブルの原因になります。歯を矯正する事により、見た目が良くなるとともに歯磨きがし易くなり、歯並びが悪い時よりも磨き残しを減少させ改善する事が出来ます。

②スムーズに正しい発音ができる

歯並びが悪いと、滑舌が悪く、本人は正しく発音しているつもりが他の人には、聞き取りにくい事があります。歯を矯正する事により、歯列が揃いスムーズに正しい発音が出来る様になります。

③顎の成長バランスを整える

歯並びが悪いと、顎や顔とのバランスがおかしくなったり顎の関節が痛く(顎関節症)なったりとします。歯を矯正する事により、成長期を迎えるお子さんにとって正しい顎と顔の成長バランスを整える事が出来ます。

④永久歯を抜かなくても良くなる

歯並びが悪いと言う事は、永久歯が生えてくるスペースがないので、抜く事もあります。永久歯が生えて来るスペースがない場合は、矯正治療をする事により、奥歯を後ろに移動させたり顎の横や前への成長を促すことによりスペースを作る事が出来ます。

⑤食べ物が良く噛める

歯並びや噛み合わせが悪いと、食べ物をきちんと正しく噛む(咀嚼)事が出来ません。そのため、しっかり噛めずにほとんど丸飲みする癖がついてしまい、消化されず胃や腸に負担がかかってしまいます。矯正治療をする事により、食べ物をしっかり噛む事が出来る様になり、負担を軽減する事ができます。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.10.27更新

 

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの大石です。
ハロウィンの時期がやってきましたね。
当院もいくつかハロウィンの置物がありますので、探してみてください!
ところで、みなさんハロウィンの由来はご存知でしょうか?
紀元前まで遡って、ヨーロッパが発祥のお祭りだそうです。
秋の収穫をお祝いする為、たくさんの収穫物を集めて盛大なお祭りが開かれていたそうですよ。
また、魔女やゴーストの仮装も当時は悪霊から身を守る為だったようです。
ハロウィンと聞くと、甘いお菓子を想像してしまうのは私だけでしょうか?
現在ハロウィン企画として、当院では数量限定で特別な『チョコレート』をプレゼントしています!
今回はそのチョコレートについてお話したいと思います。

大石

プレゼント中の特別なチョコレートとは、『歯医者さんが作ったチョコレート』という商品です。
こちらなんと!虫歯になりません!!
チョコレート=甘い=虫歯になりやすいというイメージがあるかと思います。
ですが、このチョコレートは虫歯の原因となる『糖分』が含まれていないのです。
代わりに含まれている天然代用甘味料である『キシリトール』の力で歯を強くしてくれます。(唾液の分泌が促進され、歯の再石灰化を促してくれます。)
その為、歯磨き後に舐めても良いですし、そのまま就寝しても大丈夫です。
むしろ、唾液分泌量が低下する就寝前に舐める事をオススメしています!

『歯医者さんが作ったチョコレート』は、チョコレートで楽しく虫歯予防したいという歯科医師が考えた商品になります。
子どもだけでなく、大人もお菓子を食べると虫歯になる事はあります。
そこで、お菓子を制限するのではなく、逆に糖分を含まないお菓子で虫歯予防をするという考えです。
普段の歯磨きや歯医者での定期検診にプラス、こちらのチョコレートを舐めることでさらに虫歯予防力がアップします。

また、糖分の摂取量が制限されている方(糖尿病や妊娠中の方)にもオススメです。
通常の糖分は血糖値が上昇してしまうのですが、
キシリトールはインシュリンに依存しない為摂取していただいても問題ありません。
注意点としては、キシリトールは過剰に摂取してしまうとお腹がゆるくなってしまうので体調に気をつけて召し上がってくださいね。

カカオにはリラックス効果もある為、お昼の少し疲れた時に一粒、夜の歯磨きと1日を頑張ったご褒美に一粒いかがですか?
プレゼントは数量限定ですが、販売も行なっています。
購入希望の方はぜひ受付にお申し付けください!!

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.10.16更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
10月も半ばとなりました。
秋といえば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋といいますよね。
確かに夏の暑さから少しずつ涼しくなるにつれ食欲が出てきて体も動かしたくなります。
夏の間はあまり食べずあまり動かずの省エネモード生活をしていたので、秋から冬にはたくさん食べてたくさん動いてどんどん代謝を上げていきたいと思っています。
先日9月に受けた健康診断の結果が届いたのですが、何と身長が1センチ以上も伸びていて驚きました。
この年齢になって身長が高くなるのは凄いし嬉しすぎてみんなに自慢しました。
実はこの1年間ほぼ毎日ぶら下がり健康器具にぶら下がっていたんです。
背骨が伸びて気持ちがいいので続けていたのですがそのおかげで背が伸びたのかもしれませんね。
更にもう少し伸びてくれることを期待しつつ健康のためにも続けていこうと思います。
1年間運動を続けながらこの半年間は食事の栄養素にも気をつけて摂取していたので以前悪かったところはちゃんと改善されていました。
ただ気をつけるあまり過剰に摂取し過ぎたのか新たに改善すべきところもでてきたのでその点を見直してまた1年間健康に気をつけて生活していきたいと思います。

平田

さて今回のブログは歯ぐきの話をします。
というのも患者さんから「歯が長くなってきた」「隙間に食べ物がつまりやすくなってきた」「冷たい水がしみるようになってきた」
といった症状を聞くことが多いと思ったからです。
これらは歯ぐきが痩せて下がること(歯肉退縮)が原因で起こることがほとんどです。
またこのような症状は中高年以上に多く実は私も冷たいものがしみやすいので同じ悩みと対策をお伝えしたいと思いました。
是非参考にされてください。

まず個人差はありますが加齢とともに少しずつ歯ぐきが痩せて下がってきます。
どの位下がるのかというと10年で2ミリ程だそうです。
その他の主な原因としては歯周病、歯磨き、噛み合わせがあります。

①歯周病の進行について
歯ぐきから出血していませんか。
これは歯周病によって歯ぐきが炎症している状態です。
更に膿が出たり口臭が強くなったり歯がグラグラ動くようになってきたら歯周病がかなり進行している状態です。
歯周病は歯を支えている顎の骨が溶かされていく病気で歯ぐきの位置も下がってしまいます。
歯周病は初期症状が少なく気付きにくいので普段からセルフチェックをして少しの変化も見逃さないようにすることが重要です。

②歯磨きの仕方について
毛先の硬さがかたい歯ブラシを使っていたり強い力を入れて磨いてしまう人は注意してください。
その磨き方を続けていると歯ぐきを傷付けたり歯ぐきが下がってしまう原因になります。
歯肉退縮すると歯の根元が露出して歯が長くなったように見えてしまいます。
更に歯肉退縮が知覚過敏の原因になる場合もあります。
歯ブラシを選ぶ際は歯ぐきの状態によってふつうかやわらかめを選ぶようにし、歯と歯ぐきにやさしく丁寧にあてて磨きます。
歯磨剤はできるだけ研磨剤不使用のものを使うようにしてください。
歯ぐきへの効果が期待できる有効成分が入ったものがおすすめです。
又知覚過敏用の歯磨剤をしばらく使い続けるとしみる症状が改善されていくのでこちらもおすすめです。

③噛み合わせについて
歯並びが悪い場合や虫歯、被せ物などが原因で一部の歯が強く噛み合わさっている場合、歯ぐきに強い力が加わるため少しづつ歯肉退縮していきます。
歯ぎしりやくいしばりも歯ぐきが下がる原因になります。

歯ぐきをこれ以上退縮させないためにも歯周病を治療して噛み合わせを整え歯磨きの仕方を見直すことが大切です。
特に正しい歯磨きの仕方は歯周病予防にも効果的で加齢による歯肉退縮も遅らせることが可能だと思われます。
気になる方は一度歯科で相談されてみてくださいね。

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.10.01更新

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの竹内です。
10月になって涼しい日が多くなり、日が暮れるのも早くなりました。
少しずつ秋を感じる様になりました。
中学生の三男坊は、体育祭の練習がはじまり、今年も子供の成長を感じられる場があることに喜びを感じています。

さて、秋といえば食欲の秋ですが、おいしく食事する為にお口の中の状態はとても重要になってきます。

タケウチ

歯医者の治療で1番多い虫歯に付いて少し詳しくお話ししたいと思います。
カリエスとは、骨の侵食を表す言葉で歯科においては、虫歯の意味をさします。
カリエスの大きさは、C0〜C4まであり、C0が小さくC4が1番大きなカリエスの状態です。
C1程度であれば、その日のうちに虫歯を削ってコンポジットレジンを埋めて治療します。
C2になるとエナメル質から象牙質に達している虫歯でできている場所によっては、銀歯のかたとりが必要になってきます。
C3は、かなり虫歯が進んだ状態で神経を取らないといけません。
この、C2とC3の違いで治療内容がかなり変わってきます。神経をとってしまうと、歯がもろくなり、歯質の色も変わり寿命が短くなります。
なので、C2のカリエスの場合は、かなり注意して治療をします。神経がうっすらみえたり、少し穴が空いた場合には、覆髄して神経を残していきます。
覆髄とは?
間接覆髄法は、虫歯の穴が深く虫歯治療が神経の近い部分にまで及んだ場合、歯髄に加わる刺激を遮断して歯髄の炎症をしずめたり、第二象牙質の形成を促すのが目的

直接覆髄法は、神経が出てしまった歯に行う覆髄の処置です。虫歯に感染した象牙質除去後の窩洞で偶発的に露髄した歯に対してかつ、露髄が小さくかつ、細菌感染がないものに対して歯髄保護、象牙質の再生誘導の為もちいる。

覆髄することで、神経を取らずに治療ができるのです。ただし、虫歯が大きく、細菌に感染していた場合は、後日痛みがでたり、数年後に痛みがでることがありますが、やはり神経はできるだけ残した方が良いです。

覆髄に使う材料ですが、グラスアイオノマー系セメントは歯質及び金属に対して高い接着性を示します。酸性度が弱く歯髄に刺激ぐ少ない。フッ素徐放性を有してる為、歯質の強化、二次カリエスを予防する作用があります。

バルクベースは、インレー窩洞の覆髄とコンポジットレジンの役割をしてくれる。流動性が良く1度に4mmまで充填でき、吸水が少なく耐着色にも優れている。熱伝導を防いでくれます。

セラカルは、生体親和性(異物反応や拒絶反応など生じない性質)重合後、組織内液と相互移動を可能としケイ酸カルシウムからカルシウムイオンと水酸化イオンを放出しアルカリ環境を作ると新たに形成された象牙質ができます。
封鎖性に優れています。
これらのセメントを使って、歯髄を守って歯の治療をしています。
少し難しいですが、なるべくなら神経を残す治療をしています。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.09.18更新

 

こんにちは!八幡西区の歯医者「いまむら歯科クリニック」スタッフの田中です。
朝夕の涼しさに、秋の訪れを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。

さて食欲の秋の到来です♪
スーパーでも色鮮やかな秋の食材を目にするようになりました。
私も早速♪♪ 桃、梨、巨峰と食べました!
あと、いちじくと栗は食べないと!と考えています(笑)

田中さん

美味しいものを美味しく食べるには、お口の中の状態はとても重要になってきます。
虫歯や歯周病が進行していれば「噛む」ことすら難しくなります。
また、虫歯じゃなくても知覚過敏で冷たいものがしみたり、口内炎ができたりすると食欲もなくなりますよね。

意外なことに、知覚過敏や口内炎は歯科で合ってますか?と問い合わせがあります。
知覚過敏は、しみてても仕方ない、我慢するしかないと思われている方が多いようです。
治療にはいくつかあり、しみ止め剤を塗ることで緩和できます。
一度塗ってすぐに効果が出る方もいれば、何度か塗って効いてくる方もいます。
また、歯が削れてしみている場合は、そこを埋めることで治まります。

また口内炎も、自然に治るまで待つものだと思われているようです。
口内炎専用の塗り薬もあり、処方できます。
また、ひどい場合はエルビウムヤグレーザーを使用します。
口内炎の部分にエルビウムヤグレーザーを当てることで、表面を焼いて人工的にかさぶたを作ります。
そうすることで、物が触れた時に感じる接触痛がなくなり、痛みの緩和に繋がります。

問い合わせが多いといえば、あごの痛みも歯科で診ています。
病名は顎関節症と言われるものが多く、お口を開けたり閉めたりするとその周りの筋肉に痛みがある、頬がだるい、音がするなど様々です。
多くは、あごの周りの筋肉に炎症が起きて症状が出ています。
炎症があるときは、無理にお口を大きく開けたり、音を何度も鳴らしたりすると悪化させてしまいます。
治療は筋肉の緊張をほぐすお薬を処方したり、マウスピースを作成したり、炭酸ガスレーザーを使用します。
レーザーはそれぞれ波長が異なっており、当院では治療内容に応じて使い分けています。
炭酸ガスレーザーは、高密度エネルギーのレーザー照射が可能なので、患部に15分ほど当てて痛みを緩和します。
何回かレーザー治療をすることで、より効果が発揮されます。

歯科で合っているのか、診てくれるのかと悩む方は意外と多いのです。
疑問や質問など、気になることや分からないことはいつでも聞いてください。

いまむら歯科クリニックでは「予防」に力を入れています。
美味しいものを美味しく食べるためのお手伝いをがんばっていて、3ヶ月に1回の検診をおススメしています。
定期的なメンテナンスでお口の健康を守りましょう。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.09.04更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
早いものでもう9月になりました。
毎日少しづつ涼しさが増してかなり過ごしやすくなってきましたね。
最近空がとてもきれいなんです。
秋空の特徴の高くて広い青空と白い雲、それから赤やオレンジ、ピンク色に染まった夕焼け空は最高なのでみなさんにも是非見ていただきたいです。
お天気の良い日は秋空チェックしてみてください。
それから日中はまだまだ蝉の声が鳴り響いていますが、夜になると虫の声が心地良く聞こえてくるようにもなり、ここでも秋の訪れを感じられます。
目にも耳にもとても贅沢な良い季節ですね。
この時季限定の特典なので、今を充分楽しみたいと思います。

ところで先日福岡に住んでいる姪がフルロナになりまして本当にびっくりしました。
福岡では初だそうです。
恥ずかしながら私はフルロナの存在を知らず慌てて調べたところ、インフルエンザとコロナの同時感染だと知りました。
そんなこともあるんですね。
一つ勉強になりました。
とにかく大事なのは予防と体調管理を怠らないことなので、改めて気を引き締めなければと思った次第です。
みなさんも十分気をつけてくださいね。

平田さん

さて今回のブログは患者さんから質問されることが多い、フロスと歯間ブラシの違いについてお話ししたいと思います。
「フロスと歯間ブラシのどちらを使ったらいいですか?」とか「歯ブラシの前と後ではどちらがいいですか?」という質問が多かったですが、中にはフロスの説明をすると「私は歯間ブラシを使っているから大丈夫です」と仰る方もいらっしゃいました。
ですがフロスと歯間ブラシの違いを説明すると納得していただけて帰りにフロスを購入してくださいました。
もしかするとこの二つの違いがよくわからないことで使っていなかったり、どちらか一つだけしか使っていない場合もあるのかなと思ったので、そんな方の参考になれば嬉しいです。

まず歯磨きの順番は①フロスと歯間ブラシ→②歯ブラシをおすすめしています。
何故なら、この順番で磨いた方がプラーク除去率がアップするそうだからです。
この事を知って私も磨く順番変えました。
それから歯ブラシのみだとプラーク除去率は約60%ですが、フロスと歯間ブラシを併用した場合80%以上まで上昇するそうです。フロスと歯間ブラシの力は大きいですね。
フロスと歯間ブラシの使用順はどちらが先でも構いませんので、とにかく最初に使っていただく事が重要かと思います。

次にフロスと歯間ブラシの違いについて説明します。
どちらも歯と歯の間のプラークや食べかすを除去してくれる清掃器具ですがそれぞれ特徴があります。

(フロスの特徴)
・歯と歯の隣接面の汚れを除去できる
・糸状になっているので狭い所の汚れにもアプローチできる
・2本以上の繋がった被せ物が入っている部分には使用できない
・子どもの歯にも使用できる
・ホルダー型(F字タイプ・Y字タイプ)とロール型がある

(歯間ブラシの特徴)
・歯茎が下がって歯の根元にできる三角形の隙間に溜まった食べかすを除去できる
・2本以上の繋がった被せ物やブリッジを入れている部分の清掃がしやすい
・細いものから太いものまで様々なサイズがあるので隙間の大きさに合わせて選べる
・L字タイプは奥歯にも使いやすく、真っ直ぐのタイプは前歯に使いやすい
・子どもや若くて健康な歯茎の人は無理して通す必要はない

まず使う場所が違う事をご理解いただいて正しく使用してもらえると、確実に虫歯や歯周病を予防できます。
毎食後ではなくても大丈夫なので一日一回、夜の歯磨きタイムで使う事から始めてみてくださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.08.21更新

 

こんにちは。八幡西区の歯医者、いまむら歯科クリニックのスタッフの和田です。

子供達の夏休みも残りわずかですね。今年の夏は、コロナになって3年ぶりのお祭りや花火大会などのイベント事が結構沢山あちらこちらで開催がありましたね♪
楽しい思い出もあったかと思います。しかし、夏休みも後半です。子供さんの宿題は終わりそうですか?我が家はあと、作品作りだけなのですがこれが難解で、今年は貯金箱を作るみたいです。去年も思ったのですが、子供の作品なのか父親の作品なのか…どうなる事やら…( f´△`)


さて、今回は人の歯の白さ、色についてご説明しますね。

歯の色

人の歯の色、白さは、人それぞれですよね。
歯の色は、見た目の第一印象に大きく左右されるかと思います。ただ、今はコロナ禍で常日頃からマスク生活なのでわかりにくいかとも思いますが、逆に今、歯を白くされる方々も増えてきています。

歯の色の違いについてですが、大きく4つに分けます。
①歯の色には個人差がある。
②永久歯と乳歯の色の違い。
③歯が黒っぽい場合。
④飲食物による歯の着色。


①歯の色には個人差がある。
♦︎歯の色には個人差があります。それは、歯の質の違いによるものなのです。歯は、3層構造で出来ています。歯の表面の硬い組織をエナメル質と言います。その下に少し柔らかい象牙質があります。そしてその象牙質の中に神経が通っている歯髄があります。歯の表面の白いエナメル質は半透明で、その内側の象牙質は、黄色っぽい色をしています。なので、歯が真っ白でわなくて少し黄色っぽく見えるのは象牙質の色が透けて見えているからなのです。人、それぞれ個人差はあります。歯の表面のエナメル質の透明度、厚さや象牙質の黄色具合によって色が異なるんです。

②永久歯と乳歯の違い
♦︎永久歯は、①の通りです。乳歯は、白っぽい色をしています。なので、特に永久歯と乳歯が混合している時期(生え変わり時期)はどうしても永久歯の黄色っぽい歯が目立ちますよね。

③歯が黒っぽい場合
♦︎歯が黒っぽくなっている場合は、歯の中の神経が死んでしまっている状態です。
神経(歯髄)まで大きく虫歯になってしまったり、歯を強打して打撲してしまうと神経が死んでしまい徐々に黒っぽくなってきます。そうなった場合は、歯の根っこ(神経が通って居る部屋)の治療が必要になります。根っこの中がキレイになるまで何回か消毒とお薬の交換を1週間〜2週間位の間隔で治療していきます。根っこの中がキレイな状態になると最終的にお薬をつめます。それから土台をいれて被せ物の型取りをして被せ物を入れます。※被せ物の種類にもよりますが、被せ物が入ります。


④飲食物による歯の着色
♦︎飲食物に含まれる成分が歯の表面に付着して、歯が黄ばんでしまいます。着色しやすい赤ワインやコーヒー、紅茶、お茶、カレー、タバコによるヤニなどの食品に含まれる色素は、歯の表面に付着して着色汚れの原因になります。着色による歯の着色汚れ変色は、歯のクリーニングをする事で元の白さに戻す(除去)事が出来ます。

歯の白さを維持するには、着色汚れの原因である飲食物やタバコを出来る限り控えて頂く事で、歯を少しでも白い状態に保つ事ができますが。なかなか難しい事だとは思います。出来る事から気をつけていただき、定期的にお口の中のクリーニングに来ていただき歯の表面の汚れなどを除去しに来てくださいね。
それでも、歯の白さが気になる方は、ホワイトニングを行うことをオススメします。当院では、ご自宅でご自身が行うホームホワイトニングと、当医院で1時間ほど施術するポリリン酸ホワイトニングと2種類あります。
気になる方は、是非お気軽にご相談下さい。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.08.07更新

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックのスタッフ大石です。
もうすぐ『山の日』ですね!
当院では、11日(木)〜15日(月)を休診とさせていただいております。
休診の間はお手数ですが、北九州市立夜間・休日急患センターをご利用ください。
ちなみに、山の日とはその名の通り山に親しむ機会を得、山の恩恵に感謝することを目的としているそうです。
日本各地では山の日にちなんでさまざまなイベントを開催しているようですよ!
調べて参加するのも楽しそうですね。
少し興味があります。

さて、今回は『欠損補綴(けっそんほてつ)』についてお話ししたいと思います。
欠損補綴とは、歯を抜いた所を補う物です。
歯を抜いた場合、見た目だけでなく噛み合わせにも影響してきます。
親知らずであれば大きな影響は無いので、ほとんどがそのままの状態にします。
ですが、それ以外の歯を失った場合基本的には、補綴物で補う必要があり、大きく分けて3つあげられます。

大石さん

1つ目は、義歯(入れ歯)です。
テレビなどで見たことがある方も多いかと思います。
取り外し式のもので、お手入れは比較的簡単です。
ですが、周りの歯にバネを引っ掛ける為、健康な歯への負担が大きいです。
また、小さいものであれば、失くしてしまうこともあります。
作製には個人差がありますが、おおよそ1ヶ月かかります。
保険適用で作製できますし、審美性に優れた保険外のものもございます。

2つ目は、ブリッジです。
こちらは繋がった被せ物になり、最終的には歯科用セメントでしっかりとくっつけます。
噛み合わせや、見た目は義歯に比べると自然ですが、こちらも周りの歯を削る必要がありますので、負担はかかります。
また、抜いた部分はポンティックと呼ばれるダミーのものになるので、お口の中の作りによっては汚れや食べ物が詰まることもあります。
この場合は、『スーパーフロス』という専用のフロスで清掃していただくと、快適にお使いいただけます。
お口の状況などによっては、歯の神経をとってからブリッジの準備に入ることもあるので、期間は個人差があります。
義歯と同様に、保険適用のものと保険外の素材のものがあります。

最後は、インプラントです。
インプラントとは、保険外のもので、顎の骨にインプラント体と呼ばれるネジのようなものを埋め込みます。
最終的にはインプラント用の上物をセットして終了となりますが、2回ほど外科手術が必要になります。
義歯やブリッジに比べると、とても自然で審美面や機能面に優れています。
ですが、最初の手術から最後の上物のセットまではおおよそ半年間かかりますし、しっかりと歯科でメンテナンスを行わないと、『インプラント周囲炎』になってしまうこともあります。
また、顎の骨の状態や服用中のお薬によってはインプラント体の埋入が不可能の場合もあります。
この場合は義歯かブリッジで補うことになります。

このように3種類の方法があり、全て当院で行なっています。
それぞれ、メリット・デメリットはありますが、生きていく上で噛み合わせは大切になりますので、気になる方は是非当院にご相談くださいね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2022.07.24更新

 


こんにちは、八幡西区の歯科・歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
暑い日が続きますね。
マスクをしての外出がつらくなってきましたが、こまめに水分補給しながら引き続きコロナと熱中症の両方に注意していきましょう。

さて、今回のブログは高齢者の口腔ケアについてお話しさせていただきたいと思います。
私自身、親が病気で入院していた時に実際看病、介護してみて感じたことなども交えてお話ししたいと思います。

平田

まず口腔ケアとは、お口の中を清潔に保ち、歯周病やむし歯などのお口に関わるトラブルを予防してそれに伴う全身の健康維持や向上を目指すことをいいます。

お口の健康は全身の健康に影響を及ぼしていて、歯周病菌は脳梗塞、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎など様々な病気と深く関わっていることがわかっていますが、お口の中は口腔内細菌にとって温度や湿度が丁度良く住みやすい環境なので、放っておくとどんどん細菌が繁殖してしまいます。

また口腔内を清潔に保つ自浄作用効果のある唾液も高齢者になると減少するため口腔内を清潔に保つことが難しくなります。
更に高齢者になるにつれ歯磨きなどの口腔ケアを自分で行うことが難しくなる場合も考えられます。

そこでもし数ヶ月に一度通えるのであれば、歯科で口腔内をクリーニングしてもらうのが一番良い方法になります。

普段頑張って歯磨きしていてもどうしても汚れが溜まりやすい箇所、ブリッジの下や歯と歯の間、歯と歯ぐきの隙間、奥歯、前歯の裏などに残った汚れも一度で綺麗に取り除くことができます。

義歯を入れている場合は専用のクリーニング液に浸けて超音波にかけるので、汚れやヌメリもしっかり落ちてスッキリ綺麗になります。
義歯の表面がザラザラしたり傷がついたりしている場合は専用の研磨材で磨くのでツルツル、ピカピカによみがえります。

このクリーニングを定期的に行えば口腔内を清潔に保てるので病気になるリスクも減少できるかもしれません。

どうしても歯科にかかるのが難しい場合は自分で、又は介護者が行なうのですが、これが中々大変でした。
私が親の口腔ケアをしていた時のポイントをお伝えしていきます。

①入れ歯は外して専用の歯磨き剤とブラシで洗い洗浄剤又は水に浸けます。

②殺菌作用のあるうがい薬を入れたコップを2つ用意します。

③何度かうがいをしてもらい食べかすを出します。

④大丈夫であればベッドを少し倒し、大きめの歯ブラシで上の歯の裏側をざっと磨き、次に小さめの歯ブラシや歯間ブラシで細かい所を磨きます。
歯ブラシはもう一つのコップの液に浸けておきます。

⑤上の歯の表側も同様に磨きます。

⑥ベッドを起こしうがいの方の水でうがいをしてもらいます。

⑦歯ブラシを浸けている方の液を一回替えます。

⑧ベッドは起こしたまま下の歯の裏側を上の歯と同様に磨きます。

⑨下の歯の表側を磨いてうがいをしてもらったら終わりです。

簡単そうに感じるかもしれませんが実際にやってみると、時間がかかる、お口を開けているのがきつそう、腰が痛くなるなどお互いに大変でした。
総義歯だったら楽にケア出来たなとつくづく感じました。

入院生活の後半は自力でうがいができなかったので、水で濡らして軽く絞った専用のスポンジで口腔内を拭いて出来るだけ清潔になるようにしていました。

最近飲み込んでも安全な食品成分のみで作られた歯磨き剤が、口腔内細菌にしっかりアプローチし高い効果を発揮しているということなのでチェックしてみようと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

投稿者: いまむら歯科クリニック

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