院内ブログ

2021.04.18更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックスの平田です。
4月18日は「良い歯の日」でした。
良い歯とはどんな歯のことしょうか。
例えばむし歯がない、歯周病になっていない、噛み合わせに問題がない、歯並びが揃っている、歯の色が白くてきれい、などが考えられると思います。
その中でもむし歯は、子供から大人まで誰でもかかりやすいお口の中の病気だと言えます。

チェック

今回のブログは、むし歯の予防策として代表的なフッ素塗布についてお話しさせていただきます。
フッ素塗布と聞くと、歯医者で定期検診を受けた際や小学校で塗布した思い出があるかと思いますが、もっと簡単にご自宅で塗布できる「チェックアップジェル」をご紹介したいと思います。

まず、私たちが食事をするたびに、歯のカルシウムやリンが溶け出す「脱灰」と、唾液が溶けた成分を元に戻す「再石灰化」を繰り返しています。
この「脱灰」がむし歯になるきっかけを生むのですが、フッ素を塗ると「再石灰化」を促進させることができます。

【フッ素の効果】

1 歯を強くします
フッ素が歯に取り込まれて、むし歯になりにくい強い歯を作ります。

2 歯の再石灰化を促進します
歯に穴があいたり、黒くなってしまったむし歯は治療しないと治せませんが、歯の表面が白濁した程度の初期むし歯なら、自然治癒を助けてくれます。

3 むし歯菌を抑制します
フッ素がプラークの中に入って、歯を溶かす原因である酸が作られるのを抑えてくれます。

【チェックアップジェルの使用方法】

まず、食事のあと歯を磨きます。
うがいができるお子さんは、フッ素が入った歯磨き剤を歯ブラシに取ってよく磨きうがいをします。
まだうがいが上手くできない小さなお子さんには歯磨き剤は使用せずに歯ブラシだけで磨きます。
歯磨きが終わったらフッ素ジェルを歯ブラシに取って、全ての歯に行き渡るように軽く磨きます。
塗布後は口をゆすがず、そのままか軽く唾を吐き出す程度にします。
そのあと最低30分間は飲食されないで下さい。
夜はフッ素ジェルを塗布したら、そのまま就寝するのがベストです。
因みに乳歯が生えたらすぐのタイミングでフッ素を塗るのが最も効果的だとされています。
生えたての歯は柔らかく、簡単にむし歯になってしまいますので、歯が生えたら出来るだけ早くフッ素ジェルを塗りましょう。

【使用量】

年齢に応じて適切な量を使用します。
2歳までは歯ブラシの毛先に2mm程度だけ出して歯に塗布します。
3〜5歳で5mm程度、6〜14歳で1cm程度、15歳以上で2cm程度を使用します。

【フッ素濃度の違い】

チェックアップジェルには5種類の味があります。
それぞれフッ素濃度が違いますので、年齢によって選ぶようにして下さい。 

・バナナ(500ppm)5歳まで
・グレープ(950ppm)6〜14歳まで
・ピーチ(950ppm)  〃
・レモンティー(950ppm) 〃
・ミント(1450ppm)15歳以上

どれも、ほのかな味と香りで後味がスッキリしています。
歯磨きができたご褒美に塗ってあげると、歯磨き嫌いが治るかもしれませんよ?
そんな期待も込めつつ、子供から大人まで塗るだけでむし歯予防ができるチェックアップジェル、すごくおすすめです。
いまむら歯科クリニックで販売していますので気になる方はぜひ一度お試し下さい。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.04.05更新

 


こんにちは。八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの和田です。(^^)/

春ですね。チューリップや桜が満開でキレイでした。ポカポカで暖かくもなりお散歩日和です。あちらこちらでは、4月から小学生になる新一年生の子供さん達が新品のランドセルをからって写真撮影会をしていました。
私もその場面を見て急いで、うちに帰り、自分の子供にスーツを着せてカバーもついたままのランドセルを持って写真撮影を行いました。笑
桜もだいぶ散り始め、緑の葉が出てきている状態… 入学式までもたないですね。(^^;)

仕上げ

さて、みなさん。子供さんの仕上げ磨きはいつまでされていますか?歯が生え始めてから仕上げ磨きはしているけれども何歳まで仕上げ磨きをすればいいのかと思います。
年長さん、小学校入学するくらいから自分の身の回りの事は、自分でなるべく出来る様にする。といった第一段階の年齢ですよね…

なので、歯磨きも自分でする!と言い出し仕上げ磨きをされるのが嫌がる子供さんもいるかもしれません。親御さんの中には、自分で歯磨きをやりたいのならば自分でさせて子供さんに任せっぱなしの方もいらっしゃるかとおもいます。ですがそれはとても危険なことなんです。
子供さんのお口の中は、大人の歯が生え替わる段階で歯の形がボコボコしています。
子供は、細かい動作が苦手で全体的に均等に磨く事はとても難しいかと思います。
大人と違って、力加減も難しく、歯ブラシの毛が曲がるくらいに歯に押しつけて大きくガシガシと磨いたり、同じ場所ばかり磨いていることがよくあります。
きちんとした正しい歯磨きが出来る様になるまで練習に時間がかかります。なので仕上げ磨きが必要なんです。

自分で歯磨きを始めることも大事です。じぶんで磨くのと仕上げ磨きを繰り返すことで歯ブラシの使い方や磨き方を覚えてくるので、早くから自分でしたがる様ならさせて上げてください。
歯ブラシは、仕上げ磨き用と子供用があります。仕上げ磨き用は、奥まで届くようにえが長く作られていますので子供さんが自分で磨くには使いずらいうえに喉をついてしまう危険があります。子供さんが自分で磨く場合は、子供用の歯ブラシを使用して下さいね。

仕上げ磨きは、目安として小学校4年生(10歳)ぐらいまではしてあげて下さい。

小学校5年生ぐらいからは、歯ブラシの使い方や力加減も上手にコントロールできるようになるかと思います。ただどの子も磨けるようになるわけではありません。個人差はあります。

歯磨きは基本、一日3回を目安に毎食後します。おやつを食べられるのであれば、出来ればその後も磨きます…

虫歯が出来る原因は、お口の中の「虫歯菌」が食べ物や飲み物の中の「糖分」を食べます。その時に「虫歯菌」が毒素(酸)を出します。その毒素(酸)によって歯を溶かすことでできます。
食後は、お口の中に「糖分」が残りやすいので「虫歯菌」が活性化し、毒素(酸)を発生しやすい状態になりやすいのです。

いくら唾液が汚れを洗い流してくれると言っても限界があります。なので、歯磨きと言う掃除が必要なのです。
かといって、子供さんの学校の準備などで朝からバタバタ忙しくゆっくりきっちり仕上げ磨きをする時間などないかとも思います。
昼間は学校生活。朝昼と仕上げ磨きが出来なくても、夜にしっかりと仕上げ磨きをして、歯と歯の間もしっかりデンタルフロスなども使用してあげて下さい。睡眠中は、唾液の分泌が低下するので虫歯菌への抵抗力が非常に弱くなります。なので一番虫歯リスクが高くなります。

虫歯は、子供さんだけの責任ではありません。大人達の責任です。毎日の仕上げ磨きと定期的に歯医者さんにきて虫歯チェックとフッ素塗布に来られて下さいね♪(^ ^)/

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.03.20更新

 

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの大石です!
だんだん暖かくなってきましたね。花粉に左右される日もありますが、体調に気をつけて過ごしたいと思っています。

さて今回のテーマは『染め出し』です。
染め出しという言葉を皆さん聞いたことはありますか?
染め出しとは、歯の表面にピンク色の染色液を塗り、磨き残しを分かりやすくする為の方法です。
今年度から当院でも染め出しを本格的に行なっていく事になりましたので、今回はこの染め出しについてお話ししたいと思います。
しっかり歯ブラシを当てて磨いたつもりでも、磨き残しが残っていることがあります。そして、その磨き残した部分から虫歯になりやすくなってしまうのです。
これを防ぐ為に、磨き残した部分を把握して普段からしっかり歯磨きをする為に染め出しを行います。

染め出し液について
染め出し液は以前は塩基性フクシン、ビスマルクブラウンなどが使用されていました。ですが、味、染色性、発癌性などの問題があり、現在はフロキシン(赤色104号)、ローズベンガル(赤色105号)などの食用色素が使用されています。
染め出す際、液を塗布する方法以外に錠剤を噛み砕いて染めたり、ジェルタイプの方法がありますが、当院では塗布法で行います。
染め出し液の色素が磨き残しの中に含まれている多糖類とタンパク質に結合してピンク色に染まります。
通常、磨き残しはほぼ白色の為、少量の場合はなかなか歯との見分けがつきません。
その為、色をつけてわかりやすくします。

染め出し

染め出しの手順
唇などについてしまっても落ちやすいように、ワセリンを唇に塗ることがあります。
綿球(綿を丸めたもの)で歯の表面を染め出し液を塗布していきます。
全体に塗布した後うがいをしていただきます。
この際、液が洋服などに飛んでしまうととても落ちにくいので注意してください。
歯面が染まったのを確認したら、ブラッシング指導を行います。ピンク色の部分が磨き残した跡になりますので、把握をしていただき適切な歯磨きの方法をお伝えします。
ご自宅で使われている歯ブラシを実際に持ってきていただいてブラッシング指導を行います。
毛先が開いた状態のまま使用していないか、患者様の口腔内にあった歯ブラシを使用しているかなどを確認させていただきます。
ブラッシング指導後、通常のクリーニングを行って染色液も綺麗に落としていきます。

当院では定期検診を受けられている患者様を対象に染め出しを行なっていますが、定期検診を受けていない方もご希望であればクリーニングの際に染め出しを行います。染め出しをしたい、詳しく知りたい方は是非スタッフにお声掛けください!
自分の磨き残し部位を知って、日々の歯磨き時間を有効に使いましょう!

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.03.07更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。

今回のブログは前回に引き続き歯ブラシについてお話ししていきます。
前回は主に歯ブラシの種類についての説明でしたので、今回は歯ブラシの当て方や磨き方を中心にお話させていただきます。

haburasi

まず歯みがきの目的ですが、虫歯や歯周病の原因であるプラークを除去することにあります。
プラークとは歯に付着している細菌のかたまりのことで、時間が経つほどに落としにくくなっていきます。
プラークは粘着性が高くうがい薬でうがいをしても落とせません。
食事の後は必ず歯ブラシを使って磨くようにして下さい。
歯ブラシを正しく使ってプラークをしっかり取り除きましょう。

 

まず歯みがきをする時に気を付けてほしいことは、毛先の当て方と力加減と動かし方です。
この3つのポイントを意識しながら歯みがきするとプラークを落としやすくなるので、虫歯や歯周病の予防効果が上がりますよ。
3つのポイントを意識しながら磨くと最初は集中力がいりますが、だんだん慣れてくると何かをしながらでも上手に磨けるようになりますので、テレビを見ながらや湯舟に浸かりながらなどリラックスした状態で歯みがきをしてみて下さい。

【基本的な磨き方】
毛先を歯の表面に90度(直角)にあてます。
歯ブラシの毛先が広がらないように気を付けながら、150〜200gくらいの弱い力で磨きます。
5〜10㎜を目安に歯ブラシを小刻みに動かしながら歯1〜2本を15〜20回づつ磨いていきます。
歯並びが悪い部分は歯ブラシを縦に持って1本づつ磨きます。
前歯の裏側を磨く時も縦磨きの方が磨きやすいです。
歯と歯ぐきの境目を磨く時は45度の角度にあてて磨いていきます。
奥歯のかみ合わせの部分は毛先を平行にあてながらかき出すような感じで磨いていきます。
溝が深いところはプラークがたまりやすく虫歯になりやすいので丁寧に磨いて下さい。
磨く場所によってブラシのつま先、かかと、わきの部分を使うのが上手に磨くポイントです。
例えば前歯の裏側をみがく時は、歯ブラシを縦にして1本づつ磨きますが、この時につま先やかかとの部分を使うとしっかりあたるようになります。

【歯ブラシの持ち方】
歯ブラシはペングリップ(ペンを持つように軽くにぎる)で持つと、余計な力が入らないので丁度いい力加減で磨くことができます。
また、歯や歯ぐきを傷付けにくくなります。
お年寄りや小さな子供はしっかり握った方が力が入って磨きやすくなります。

【歯ブラシの取り扱い方】
使用後は流水下でしっかり洗います。
ブラシの根元に食べカスや歯みがき剤が残っていないかをチェックしてちゃんと取り除きましょう。
毛先が濡れたままだと菌が繁殖してしまいますので、立てるなどしてしっかり乾燥させて清潔に使用して下さい。

【歯ブラシの取り替え時期】
歯ブラシは毛先が開くと歯にきちんとあたりにくくなったり、コシがなくなって清掃効果が悪くなってきます。
同じ歯ブラシを何ヶ月も使い続けることは衛生面でもよくないので、歯ブラシを適度に交換する事が大切です。
歯ブラシのヘッド部分を裏から見た時に、毛先がはみ出していたら交換するようにして下さい。
又は1ヶ月ごとに交換されるのがおすすめです。
どんなに長くても2〜3ヶ月ごとにはお取り替え下さい。
もし1ヶ月もたたずに毛先が広がってしまう人は、力の入れ過ぎ、押さえ過ぎが原因だと思われますので、持ち方や力加減に注意してみて下さい。

朝は何かと忙しく、昼は仕事や学校でゆっくり歯磨きする時間がとれない方が沢山いると思います。
その場合は夜少しだけ長く丁寧に磨いていただけたら大丈夫です。

毎日の歯磨きと歯科での定期検診で、お口の健康を維持していきましょう。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.02.20更新

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの竹内です。
今週は、気温の上がり下がりがすごい1週間でしたね。思えばまだ2月まだまだ寒くて当たり前ですね。気温の変化に体がついていかない今日この頃ですが風やコロナに負けないよう体調管理しましょう。


いまむら歯科クリニックでは、リコールの大切さを患者さんにお伝えしつつリコール(定期検診)を担当制にして、衛生士一人一人が患者さんと向き合ってブラッシングの大切さや、歯肉の状態や虫歯のチェックなどをしています。
その中でも今回はブラッシングの大切さについてお話ししたいと思います。

竹内

歯周病は、プラークコントロールに起因する病気です。したがって、歯周炎の治療はプラークコントロールが主体となります。
歯周治療の中でも最も重要な事は、患者さん自身のブラッシングの水準をいかに高め、かつそれを維持するかです。
そのためには、患者さんへのブラッシング指導は重要なステップです。そのため、ブラックシング指導は繰り返し続けることが重要です。
ブラッシング指導では技術的なことだけを指導するのではなく患者さんのモチベーションを維持しないといけません。
患者さんのモチベーションを下げない為にも、私たち衛生士は患者さんへのブラッシング指導のやり方などスタッフと相談したりして、自分のスキルを上げる努力もしています。

まず1つ目は、ブラッシングに使う歯ブラシですが、誰が使っても明らかに効果の高い歯ブラシと言うものは存在しません。電動歯ブラシについても同様で誰にでも合う歯ブラシと言うものはありません。少しでも皆さんに合う歯ブラシを探して使っていただくと良いと思います。
2つ目は、歯ブラシの当て方です。清掃したい歯の部分にしっかり歯ブラシが当たるように磨くことが重要になります。磨いて欲しい部分は歯と歯の間と歯と歯茎の境目になります。
そこにしっかり歯ブラシの毛先が当たるようにして磨いてもらうと良いです。
3つ目は、葉を磨く時間です1日3回しっかり磨いてもらうことがベストですが、朝、昼は唾液の量も多いし起きている間はお茶を飲んだりするので自浄作用もあるので軽く磨いてください。そのかわり、寝ている間は唾液の量も減りますし何も口の中に入れることがないのでブラッシングが不十分のまま出てしまうと寝ている間に細菌が繁殖してしまうので、虫歯や歯周病のリスクが上がるので、寝る前にしっかり磨いてもらいたいのです。寝る前にしっかり時間をとってもらいたいのですが今の時期、洗面所などが寒くて長い時間いられないので入浴中を使ってもらうように進めています。湯船につかっている時間を使って歯ブラシをしてもらうとリラックスをしているのでブラッシング圧の軽減にもつながると思うし無理なく続けられると思います。夜寝ている間に口腔内細菌が増えるわけですからできれば朝起きてすぐ歯を磨いてもらうのが良いと思います。想像してください、寝ている間に口の中に細菌が繁殖したもの(私が聞いた話によるとうんこ一個分)を朝起きて歯を磨かないと朝食と一緒に飲み込んでしまうことになるのです。4つ目は歯磨き粉です。
歯磨き粉にはフッ素が多く含まれているものや口腔内細菌を抑制するものなどあります。
普段のブラッシングにプラスするとブラッシングの質も上がると思います。

リコールに来られた際に、家で使っている歯ブラシを持ってきていただいて開け方などを確認していただいても結構です。わからないことなどいろいろあったら聞いてください。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.02.08更新

 

こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの田中です(^₋^)
梅便りが聞こえるこのごろ、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
私の家の梅も咲き始め、めじろやうぐいすが遊びに来てくれます。

さて、今回はバレンタインデーが近いので「チョコレート」についてのお話です。
チョコレートは疲れたときに食べると癒されますよね。
カカオには、心を安らかにする作用があるといわれていて、リラックスしたいときには
おススメです。

tyoko

私は朝食後にコーヒーと一緒にチョコレートを食べる、というのが日課になってしまって
もう何年もやめられずにいます(;^_^
あの甘さは癖になりますね~(笑)

しかし、お菓子の中でもチョコレートは甘いので、虫歯にならないか気になりますよね。
小さなお子様にチョコレート、というのも気が引ける方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで朗報!!
チョコはチョコでも、「歯医者さんが作ったチョコレート」をご紹介します♪♪

この甘味料には「キシリトール」が使われています。
キシリトールは砂糖と同じくらい甘いのに、虫歯の原因となる“酸”を作りません。
しかもその甘みで唾液が出やすくなり、お口の中も中和されます。
一定期間以上お口の中に入れると歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を硬くします。
さらに、虫歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。
カロリーも低く体内へ吸収されるのが遅いです。

※キシリトールの代謝はインシュリンに依存しないため、血糖値を上昇させません。
 なので、糖尿病の方や妊婦さんが摂取しても問題ありません。

「キシリトールガム」も良いものですが、噛むこと、最後は出さないといけないこと、
が大変な方もいます。
なので飲み込もうとする小さなお子様、
くっつきが心配な、義歯(入れ歯)を使われている方、
介護が必要な方、にも安心です。

歯磨き後に食べてもらうのがベストなのですが、後味もすっきりしているので
寝る前に食べても効果的です。
冷凍庫保存もできます。
ゆっくりなめて溶かしながら食べてください。

☆1回の摂取目安
 幼児(2歳以上)は1粒程度
 小児(5歳以上)は1~3粒程度

☆1日の摂取目安
 1~3回程度

いまむら歯科クリニックではバレンタインデーに因んで、2月12日~15日に来院された方にこの「歯医者さんが作ったチョコレート」をプレゼントいたします♪
お取り扱いもしていますので、気になる方はスタッフにお尋ねください。

チョコレートを食べて虫歯が予防できるなんて、夢のようではないですか~(笑)
一度ためしてみてはいかがでしょうか??

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.01.24更新

 


こんにちは、八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの平田です。
今回のブログは皆さんが毎日使っている歯ブラシについてお話ししていきます。

まず歯磨きの目的はお口の中を清掃することですよね。
歯ブラシは歯の表面に付着したプラークや食べカスを効率的に取り除けるように設計されています。
プラークは生きた細菌の塊でむし歯や歯周病の原因になりますので歯磨きでこのプラークをしっかり取り除くことが大切です。
特に歯と歯の間、歯と歯茎の境目、噛み合わせの面はプラークがつきやすいので注意して磨くようにして下さい。
また食事をしてから時間が経ち過ぎるとプラークが落ちにくくなりますので食後20〜30分を目安に歯磨きするといいですよ。
ではどんな歯ブラシがあるのか説明していきますのでよければ参考にしてみて下さい。

haburasi

【歯ブラシの種類】
様々な種類のものがありますので顎の大きさ、歯の大きさ、歯並び、年齢によっても使い分けが必要です。

1 仕上げ磨き用
保護者等が子供の歯を磨いてあげるのに適した歯ブラシでコンパクトなヘッドと長めのハンドルが特徴です。

2 乳歯列期用
ヘッドは小さく毛も短くなっていて乳歯に適しています。
子供が握りやすい太めのハンドルです。

3 混合歯列期用
乳歯用よりも少し大きめのヘッドと少し長めのネックで生えかわり期の歯並びでも磨きやすいように工夫されています。

4 永久歯列期用
中学生以上の永久歯が生え揃った歯並びに適しています。
毛のかたさ、ヘッドの大きさ、ネックの長さ、ハンドルの形状は様々なものがあります。
口の大きさ、歯の大きさ、歯並び、歯茎の状態等に合わせて自分に合う歯ブラシを選びます。

5 矯正治療用
矯正装置の周りを清掃しやすいように工夫されていて毛が2列のものや真中の毛が短くなっているものや逆に真中の毛が長くなっているもの等変わった形状をしています。

6 部分清掃用
タフトブラシと言って歯と歯の間、歯と歯茎の境目、親知らず等の1番奥の歯、矯正装置の周り等、普通の歯ブラシでは届きにくい部分を磨くための小さな歯ブラシです。

7 義歯用
総義歯や部分義歯を洗う時に使う歯ブラシです。
毛がやわらかいので傷が入りやすい入れ歯も安心してお手入れ出来ます。

8 電動歯ブラシ
電動式、音波式、超音波式があります。
それぞれ振動回数が異なり使用感も全く違います。
正しく使用すれば短時間で歯がツルツルになりスッキリ磨けます。
普通の歯ブラシではどうしても上手く磨けない方におすすめです。

【毛先の形状】
大きく分けてラウンドカットとテーパードの2種類があります。

(ラウンドカット)
歯茎を傷付けないように毛先が丸め加工されています。
1番オーソドックスなタイプでプラークをしっかり除去できるのでむし歯予防に適しています。

(テーパード)
毛先が細くなっていて歯周ポケットの中まで磨けるので歯周病予防に効果があります。
テーパードよりも更に毛先が細くなっている先端極細加工のものはより歯周ポケットの深いところまで入り込んでプラークを除去できます。

【毛先のかたさ】
ふつう、やわらかめ、かための3種類があります。
メーカーによってはやややわらか、超やわらかなども販売しています。

〈ふつう〉一般的なかたさで効率よくプラークを除去できます。
健康な歯と歯茎の方に向いています。

〈やわらかめ〉歯と歯茎へのあたりがやさしいので歯茎が弱っていたり出血している時でも安心して使用出来ます。
プラークの除去率はふつうのかたさのものよりも低くなってしまいますので丁寧に磨く必要があります。

〈かため〉1番プラーク除去率が高いのですが歯や歯茎を傷付けることもありますので歯ブラシのあて方、動かし方に注意が必要です。

歯ブラシは毎日使うものなので自分に合った使い心地の良いものを是非使ってほしいと思います。
参考にしていただけると嬉しいです。

では長くなりますので続きは次回のブログに書きますね。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.01.12更新

 


こんにちは。八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニックの和田です。

少し日にちがたちますが、明けましておめでとうございます。

先週は、木曜日あたりからものすごく雪がすごかったですね。雪に慣れていないもので久々に子供と一緒にはしゃいでしまいました(^o^)♪

雪だるまを作ったり、雪合戦や坂をソリで滑って遊んだりと…この歳で大人気ないですね。笑

雪道ってせいもあるのか、ただの運動不足なのかただ今、足が筋肉痛になっています。今回は雪で滑って全身筋肉痛では無かったのが幸いです。

さて私の今年のプライベートでの目標として、"運動不足解消"としているのですが、ちょっとしたことで筋肉痛にならない体づくりを頑張りたいと思い、いまの所毎日ストレッチやウォーキング?を行なっています。p(T^T)q

ではみなさん。急に話はかわりますが

お食事をしていたり、ガムなどひっつきやすいものを噛んでいたりしていた時に、ポロッと詰め物被せ物が外れてしまったりした事はありませんか?もしくは、虫歯の治療をした所が痛んだり詰まることありませんか?
今回はそんな治療した歯から始まる虫歯についてお話ししますね。

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まず、どうして虫歯になるのか…

▲虫歯のメカニズム▲

私達のお口の中には、虫歯菌や歯周病菌など色々多くの細菌がいます。お口の中の虫歯菌がお食事などをして食べ物の"糖"を摂取します。その時に虫歯菌が酸をだすのですがこの酸によって歯の表面を溶かしてしまいこれが虫歯です。


▲歯の構造▲

歯は、「エナメル質」「象牙質」「歯髄(神経)」からの3層構造でつくられてます。
分かりやすく言うと、殻付きの茹で卵で説明させていただきますね。

茹で卵の殻の部分を「エナメル質」
茹で卵の白身部分を「象牙質」
茹で卵の黄身部分を「歯髄(神経)」となります。
「エナメル質」は、歯の一番外側で表面を覆っている体の中で最も硬い組織です。
「象牙質」は、歯の中層にありエナメル質よりも柔らかい組織になります。なので象牙質まで虫歯が進行してしまうと冷たいもの甘いものがしみたり痛みを感じます。
「歯髄(神経)」は、よく歯の神経と言う所になります。感覚受容体、細い血管などがあつまっている大事な組織になります。


▲治療した歯から始まる虫歯▲

一度虫歯の治療をした詰め物や被せ物がはずれてしまったり隙間ができてしまったりした場合は、新たに虫歯になっていることがあります。これを2次カリエス(う蝕)と言います。

2次カリエスは、詰め物や被せ物の下やその周囲、歯肉と接した部分などに発症します。日頃のブラッシング(歯磨き)によって不十分な場合など歯茎が退縮して下がったりしてその部分にプラーク(細菌の塊)が溜まって虫歯が出来るのです。

そして、食べ物を噛んだ時に生じる強い力で接着面が剥がれてしまったり、治療後から時間が経つことで接着剤が劣化し歯と詰め物被せ物の収縮の違いからできる隙間が出来てしまいます。その隙間から虫歯菌が入り込んで虫歯になってしまうのです。

詰め物や被せ物の隙間から進行した虫歯は、見た目ではみえにくく自覚症状があまりありません。特に歯の神経を抜いている場合は、痛みを感じないので気づかず被せ物を外したら下がボロボロだった…などと最悪の場合は、歯を抜歯(抜く)しなければならなくなる事もあります。

なので、詰め物や被せ物が黒くなったり欠けたり物が詰まりやすくなった場合には、注意が必要ですよ。

お口の中の虫歯を全部治療したから、そこで終了。ではなく、治療したあとの定期的なチェック経過観察を欠かさないようにしましょう!

投稿者: いまむら歯科クリニック

2021.01.01更新

新年明けましておめでとうございます。

八幡西区の歯医者いまむら歯科クリニック、院長の今村です。令和3年がスタートしました。今年の正月は寒いですね。コロナの影響でどこかに出かけることもなく自宅でゆっくりと過ごしています。
さて当院では今年一年、自分が目標とすることを表す漢字一文字を考えてみました。年末に清水寺で行われるその年の世相を表す漢字一文字が有名ですね。
私は「寧」を選びました。

今村
物事を丁寧にする。丁寧な診療に努める。また寧という文字は、安らかに落ち着いている、安らかにする、しずめるという穏やかで温かなイメージを持ちます。優しく思いやりの心で過ごしていきたいと思います。スタッフの一文字は受付でお渡するニュースレターで紹介していますのでご覧になってください。

昨年は新型コロナウィルスに振り回された年でした。飲食業界や旅行業者は大きなダメージを受け、医療機関も多かれ少なかれ影響を受けています。当院でも感染防止に努めみなさまのお口の健康をサポートしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
今年一年は明るい話題、ニュースで溢れることを祈っております。院長 今村英之

スタッフ

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.12.28更新

こんにちは、スタッフの大石です!
今年もあと少しで終わりますね!皆さんやり残した事はないでしょうか?
まだまだ寒さは続きますが、楽しく健康で新しい年を迎えたいと思っています!

さて、今回は『感染の窓』についてお話したいと思います。
皆さん『感染の窓』という言葉を聞いた事はありますか?
これは1歳半から2歳半の子どもが虫歯菌に感染しやすい時期のことです。

感染
まず生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌が存在しないことはご存知でしょうか。虫歯菌は主に唾液を介してヒトからヒトへ移っていき、感染してしまうと虫歯になりやすくなってしまいます。
では、何が原因で感染してしまうのか考えていきましょう。
一般的に言われているのは、大人が使ったお箸やスプーン、フォークです。これらには虫歯菌が付いているのですが、子どもに使用する事で感染しやすくなります。お食事の際は必ず別々の食器を使用するようにしましょう。
その他には、口移しや愛情表現のキスも原因になってしまいます。


食べ物をフーフーしてしまったり、キスをする事で感染してしまうことがあります。
他の方法で食べ物を冷やしたり、愛情表現をしたりして少しでも感染しにくい環境を作っていくことが大切です。
ですが、虫歯菌に感染しなくても虫歯になってしまうことはあります。

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磨き残しが多かったり、だらだらと食べ物を食べていたりすると、お口の中が酸性の状態になってしまい虫歯になりやすい口腔環境になります。
また6歳前後から生えてくる『6歳臼歯』は、最初の永久歯(大人の歯)で、生え始めはとても虫歯になりやすいです。
なので、食後にはしっかりと歯磨きをしたり、お砂糖を含む食べ物を少し控えたりとして頂くことをおすすめしています。
お父さんお母さんをはじめ、おじいちゃんおばあちゃんなど、周りの大人の方のお口のケアを見直して頂くことが1番です。虫歯があれば、しっかり治療を受けていただき、定期的なメンテナンスに通って健康的な口腔内を維持して頂きたいと思います。
その上で子ども自身による歯磨きの後に、しっかりと仕上げ磨きをしたり、糖分の摂取量を見直して、家族全員で虫歯予防をしていきましょう。

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今年は新型コロナウイルスの影響もあり、より感染症対策を見直す年になったと思います。
年末年始はご自宅で過ごす方が多いと思いますが、ひとりひとり食器を分けたり、適宜歯磨きをしたりすることで虫歯菌を含めた菌の媒介を防ぐことができます。
今年は29日(火)午前までの診療となっており、来年は5日(火)から診療を開始します。2021年もいまむら歯科クリニックをよろしくお願いします‼︎

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

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