院内ブログ

2020.03.10更新

 

こんにちは!スタッフの田中です(*^^*)
連日、新型コロナウイルスが猛威を振るっていますね。
北九州市も先日、とうとう感染者が出ました。
マスクもアルコール消毒液もなかなか手に入らない中、みなさんはどのような対策をされていますか?

私たち歯科業界でも、マスク、アルコール消毒液の注文が困難になり、今では、手袋、ペーパータオル、紙エプロンにまで制限がかかっています。
これも、トイレットペーパーがなくなったのと関係があるのでしょうか。
幸い、当院ではまだ在庫が確保できているため診療に影響はしませんが、大変な病院も多いのではないでしょうか。

そんな、マスクもアルコール消毒液もない中でも、まだ出来ることがあります!!!
今回はそれをご紹介します♪

私たちの口の中には常に300種類以上の細菌が1000~2000憶個いるといわれています。
これはよく歯を磨く人での場合。
あまり磨いていない人だと4000~6000憶個も Σ(・□・;)

コロナ

この細菌の中には、粘膜の防御機能を破壊するプロテアーゼという酵素を作り出すものがあり、感染を起こしやすくしたり、感染を重症化させてしまう原因になることがあります。
また、飲み込む機能が弱っているご高齢の方など、唾液に混ざった細菌が肺に入り、肺炎を引き起こしたりもします。

つまり「歯磨き」は虫歯や歯周病を予防するだけではなく、コロナやインフルエンザなどの感染症の予防にも繋がるのです。

では、正しく「歯磨き」できていますか??
歯石(歯についた汚れが長時間堆積し石灰化したもの)がついていませんか?

歯石がついているところは細菌の住処になり、菌が繁殖します。
また、歯石の上から歯磨きをしても、磨けていないのと同じなのです。
しかも、歯石は歯磨きでは取れません。
歯科医院で、専用の器具を使って取ることができます。

いまむら歯科クリニックでは、「予防」に力を入れていて、虫歯ができないようにする、歯周病が進まなようにするために3ヶ月に1回の定期検診をお勧めしています。

一度歯石を取っても3ヶ月くらい経つとまたついてくるので、その3ヶ月に合わせて
クリーニングすることで、よりお口の中を清潔に保ち、菌の繁殖を防ぎます。
もし、虫歯ができたとしても、早期発見、早期治療で、早い段階での治療が可能です。
特に気になるところがなければ、1時間かからないくらいで終わります。

痛みが出て来院されるよりも、痛くなくても定期的に来院されるほうが、
費用も回数も少なくて済む、ということが分かっています。
これを機に「予防」のための定期検診を受けてみませんか?
10年後、20年後に、残ってくる歯の本数が変わりますよ~(o^―^o)

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.02.24更新

 

 

こんにちは、スタッフの平田です。

先週は雪が降ったかと思えば暖かい日もあったりと、かなり気温差が激しかったですね。
そのせいかはわかりませんが、少し風邪気味です。
手洗い、うがい、マスクをもっと強化して様々な菌に負けないように予防を頑張っていこうと思います。
皆さんも体調に気をつけて下さいね。

さて、今回のブログは、とっても万能なうがい薬をご紹介します。
うがいと言っても、喉の奥のガラガラうがいではなく、お口の中のブクブクうがいの方です。
是非皆さんにおすすめしたい商品があるので説明させていただきますね。

まず、お口の中には様々な細菌が存在していることはご存知ですか?
プラークコントロールが不十分な場合、細菌の数は増加してしまいます。
その中でも、むし歯と歯周病の原因菌が血中から全身に移行して、全身疾患へ悪影響を及ぼしているということがわかっていますので、プラークコントロールはとても重要だと言えます。
プラークコントロールに欠かせない口腔ケア用品には色々な種類の物がありますが、今回はその中でも、毎日のブクブクうがいで簡単にむし歯と歯周病の予防ができる洗口液をご紹介します。

こちらの商品は『コンクールF』というネーミングの薬用マウスウォッシュで、もちろん医薬部外品です。
高い殺菌力が長時間持続し、むし歯の発生や進行の予防、歯周病の予防、口臭の予防ができる優れものです。
爽やかで心地よい使用感で、後味もスッキリと口内環境を整えてくれます。

コンクール

 

使用方法は、コップ8分の1〜4分の1の水に対して、コンクールFを5〜10滴滴下して、ブクブクうがいをするだけです。
1本で360〜700回分と大変お得な濃縮タイプで、実際何ヶ月ももちます。
また、ボトルが小さいので、外出先への携帯用としても大変便利だと思います。

私は市販のマウスウォッシュだと、お口の中がピリピリしてしまうので苦手なのですが、コンクールFだけは全く刺激がなく優しい使用感なのに、お口の中がスッキリ、サッパリして爽やかさが長時間続くので、もうこれ以外の洗口液は使えなくなりました。

皆さんの中には、使ってみたいけど使用感は?味や臭いは?など気になる方もいらっしゃると思いますので、そんな方のためにテスターもご用意できます。
お気軽にお声掛け下さい。

さて、こんなにも素晴らしいコンクールFですが、1番の特長はやはり高い殺菌力です。
主な成分としてグルコン酸クロルヘキシジンが入っており、この成分が高い殺菌力を発揮しています。
普通は薬が浸透しないと言われているバイオフィルム(細菌の細胞膜)にまで障害を与えて殺菌してくれます。
また、長時間(約12時間)殺菌効果が持続するので、少なくとも1日2回うがいをすれば、ずっと効果があるという訳です。

コンクールFでのうがいは、気になった時にいつしても構いませんが、おすすめは歯みがき後や就寝前、起床時、口臭が気になる時にされるのがいいと思います。
因みにむし歯菌や歯周病菌は、主に夜眠っている間に沢山増えるのですが、就寝前にうがいをすることで細菌を減らすことができ、更に眠っている間も効果を発揮してくれるので、安心して眠れますよね。
就寝前にうがいをすると、朝目覚めた時にお口の中がスッキリしているので、是非一度お試し下さい。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.02.10更新

 


こんにちは。スタッフの和田です(^ ^)

2月に入りましたね。2月といえば、女の子にとっては2回も大事なイベントがありますね‼︎

2月3日の雛祭り⭐︎ 2月14日のバレンタイン⭐︎
と…っといっても我が家は、子供が男の子なので一切無関係なのでちょっと寂しいんですけどね。(>_<)

バレンタインといえば、好きな人大事な人、お世話になってる人、友達自分へのご褒美にとチョコを渡すイベントですよね?毎年毎年どれにするか迷いますよね〜そんな時は、"歯医者さんがつくったチョコレート"などはいかがですか??

市販のチョコレートは、虫歯になってしまいますが、"歯医者さんがつくったチョコレート"は甘いんですが、砂糖ではなくキシリトールを使用されているので、食べる事により虫歯予防になるのです‼︎

それに、糖尿病のかたにもオススメです。カロリーも低く体内へ吸収されるのが遅いため血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。
お渡しする相手のお口の中の事をも考えて、今年は変わったバレンタインチョコはいかがでしょうか?
一粒一粒ハート型で可愛いですよ♪♪

 

さてさて、今回は口内炎についてお話ししますね。

口内炎とは、口の中や口の周辺の粘膜に起きる炎症のことをいいます。口内炎といってもいろいろと種類がありますよ。

 

◉ アフタ性口内炎 ◉


一般的に多くみられるのが、アフタ性口内炎です。

原因は、はっきりとわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏)などが考えられます。

症状としては、赤く縁取られた2㎜〜10㎜程度の丸くて白い潰瘍が、頬の内側・唇の内側・舌・歯茎などにできます。まれに小さいものが2〜3個ほど群がって発生することもあります。

だいたい1週間〜2週間ほどで自然になおります。跡はのこりません。

またなかなか治らない、広範囲、何度も再発する場合は、他の原因病気かもしれないので病院に行ってくださいね。

 

◉ カタル性口内炎 ◉


カタル性口内炎とは、物理的刺激によって起こります。

原因として、入れ歯(義歯)の不具合や矯正器具が接触したり、詰め物被せ物や噛み合わせが合わなくて頬の内側を噛んでしまったり、虫歯、熱湯での火傷、薬品の刺激などが原因でおこります。


症状は、口の粘膜が赤くなり水疱ができます。水疱はすぐに潰れ潰瘍になります。治るまで痛みがなかなか治らないです。

 

◉ ウイルス性口内炎 ◉


ウイルス性口内炎とは、ウイルスや細菌の増殖が原因でおこります。

原因としては、単純ヘルペスウイルスの感染が原因の"ヘルペス性口内炎(口唇ヘルペス)"で、主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。または、もともとお口の中に存在する常在菌のひとつでもあるカビの一種(真菌)のカンジタ菌が原因で、体の免疫力が低下すると増殖してしまい"カンジタ性口内炎"を発症させたりします。

症状としては、口の粘膜に小さい水疱ができて、それが破けて赤くただれます。
カンジタ性口内炎の場合は、口の中に白い苔状の斑点ができます。

 

◉ アレルギー性口内炎 ◉


特定の食べ物や薬、金属が刺激となってアレルギー反応を起こし、口の中の粘膜に炎症をおこします。


◉ ニコチン性口内炎 ◉


喫煙の習慣によって、お口の中が長時間熱にさらされていて起こる。症状として、お口の中の粘膜や舌に白斑ができる。
まれに、それが癌に変化することもあるそうです…


もし、口内炎が出来てしまった場合気をつける事改善すること


※ 刺激の強い香辛料、熱いもの、濃い味付けのものなど刺激物は避けましょう。傷口を刺激してさらに痛みが増します。

※ アルコール、煙草、甘いお菓子などは、ビタミンを破壊してしまうため避けましょう。栄養のある食事やビタミン剤などでビタミンを摂取しましょう。

※ ストレスや疲れ睡眠不足などで免疫力低下している場合は、しっかり睡眠をとり体を休める時間をとるなど生活習慣を見直したりしましょう。

※ 入れ歯の不具合で、お口の中を傷つけている場合は、すぐに歯科医に調整に来て下さい。

※ お口の中が不衛生だと、感染を引き起こしやすくなります。なので食後は歯磨きをしっかり行ったり出来たない場合は、うがいなどして清潔な環境をたもちましょう。

口内炎


気になるかたは、ご相談下さい。
当院では、レーザー治療や塗り薬もお出ししています。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.01.25更新

こんにちは、原田です(^-^)
1月も半分すぎて、入って寒さが本番になりましたね
インフルエンザなど、皆さんは体調くずされてませんか?
最近の原田家は、幼稚園のお餅つきに参加してきました!
もち米を釜で蒸す・杵でのお餅つき、つきたてを丸めるなど家では出来ない体験で
こどもも張りきっていましたが、親たちも「すごいすごい!」と非日常の体験を楽しんできました(o^-^o)
釜には空焚き防止にだいこんを入れたりするなど、経験豊富な方からの話も興味深く
今年は幼稚園以外にも普段できない体験イベントに沢山参加したいなと思いました(о´∀`о)
さてさて、
今回は成人期のお口についてお話したいと思います。
成人期は20代~60代と幅広い層になるので、分かりやすく20代と50代でお話をしますね。

成人
▫20代のお口▫
全ての歯は28本で、親知らずを含むと32本。20代の平均は29本で人生で1番歯が多い年代です。
ですが、歯には虫歯で治療している多数あるのが特徴です。
歯の溝が深くなったり、歯の色の黒ずみや水がしみる事か気になった場合は要注意です。歯科医院でみてもらいましょう。
歯ぐきには、歯ぐきのみの軽度の炎症=歯肉炎(軽度歯周病)か58%の人に。
歯の周りの組織への影響がある歯周炎(中度~重度の歯周病)が約8%います。
お口がネバネバしたりハミガキで出血することや、口臭がするようになった方は歯周病の可能性があります。歯石取りやメンテナンスをしましょう。
20代に多い初期の歯周病=歯肉炎は適切な治療でもとのように治ります。
▫50代のお口▫
50代後半になると急激に歯の減少が目立ってきます。
ただこの年代に急にお口の状態が悪くなるのではなく、これまでに徐々に歯周病が進行した結果と適切な治療を受けなかったことが原因で歯がなくなります。
25歳以降から歯周炎(中度~重度の歯周病)の割合が増えて、45~54歳あたりでピークになります。
(ピークと言うのはその後は歯の本数が減ってくるので割合は減りますが、歯周病が治るわけではありません。)
症状としては出にくいのですが、
・「歯が動くようになった」
・「歯の間の隙間が増えた」
・「硬いものが噛めなくなった」
・「歯ぐきが腫れる」
・「口臭が強くなった」
・「膿が出る」
などがあります。
症状で気になることがある方は早めに歯科医院で精密検査を受けましょう。
成人期・大人のお口では虫歯ももちろんですが、歯周病との関係が深い事が分かりますね。
いまむら歯科クリニックでは、歯が抜けてなくなる可能性を下げる為に予防歯科に力をいれています。
20代から始まる歯周病で歯が抜けることがないように、定期検診やメンテナンスを是非ご相談ください(^-^)

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.01.13更新

 


こんにちは。
2020年最初のスタッフブログは平田が担当させていただきます。
今年も宜しくお願い致します。

毎年いまむら歯科クリニックでは、〈今年の漢字〉一文字を先生とスタッフそれぞれで考えます。

因みに、私の今年の漢字は【前】にしました。
その理由は「後ろは振り向かず前だけを見て一歩一歩前進したい」「どんな時でも前向きな思考と行動をしたい」という思いからこの漢字に決めました。

しかし何故か周りからは不評で、(今でも十分ポジティブなのにこれ以上前向きになってどうするん?)とか(前につっ走るのは得意なんだからちょっとは後ろも振り向いた方が良くない?)など、散々な言われようだったのですが、周りから見た私ってそうなんだなと改めて考えさせられた〈今年の漢字〉の一件でした。

先生とスタッフ全員の〈今年の漢字〉を『いまむら歯科通信・冬号』に掲載しています。
受付でお配りしていますので、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

さて、突然ですが、虫歯や歯周病の次に多いお口の中の病気は何だと思いますか?
それは酸蝕歯と言われるものなのですが、聞いた事がないという方もいらっしゃると思います。

酸蝕歯は普段の食生活で食べ物、飲み物に含まれる酸により歯の表面が溶かされる事で起こります。

食事中はお口の中が酸性になりますが、通常は食後30分程で元の中性の状態に戻ります。
ですが、だらだら飲食をしていると中性の状態に戻れず、ずっと酸性の状態が続いてしまい、酸蝕歯になりやすくなります。

因みに、歯の表面のエナメル質はPH 5.5 以下で溶け始めますので、酸性度の高い飲食物は注意しないといけません。

では、酸性度の高い飲食物にはどんな物があるかというと

•黒酢などの酢飲料

•コーラなどの炭酸飲料

•スポーツ飲料

•レモン、オレンジ、りんご、いち
 ごなどの果物やジュース類

•ワイン、梅酒、日本酒、ビールな
 どのアルコール類

•ドレッシング

•梅干し

その他にも沢山ありますが、全ての中で PH 1.0〜2.0と非常に酸性度が高いのは、胃液だそうです。

胃が悪い方は、胃酸の逆流で酸蝕歯になりやすいそうですよ。

では、酸蝕歯になるとどんな変化があるのでしょうか。

エナメル質が薄くなることで、内側の象牙質の色(黄色)が見えやすくなったり、歯の先端が透けて見えたり、エナメル質が溶けて歯の先端が丸くなったりします。
また、エナメル質がすり減った歯は、ツヤが無くなりくすんで見えます。
さらに内側の象牙質が露出し、知覚過敏の症状を引き起こします。

実は私も酸蝕歯なのですが、普段から気を付けていることがいくつかありますので、良かったら参考にされてみて下さい。

•酸性の飲食物の摂取回数を減らす

•酸性の物は続けて沢山摂取しない

•酸性の物を口にした後は、水やお
 茶を飲んだり、口をすすぐ

•だらだら食べたり飲んだりしない

•酸性の飲み物は口の中に溜めない
 ストローを使って直接喉に送る

•食後はポスカFガムを噛んで素早
 くお口の中の酸を中和させる

•食後すぐに歯磨きをしない
 30分以上経ってから磨く

•歯磨きは軽い力で磨く
 強く擦らない
 軟らかい歯ブラシを使う

•歯質を強化するフッ素配合の歯磨
 剤を使う

エナメル質は一度失ってしまうと元には戻せません。
酸蝕歯を予防して強くてキレイな歯を守りましょう。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2020.01.09更新

明けましておめでとうございます。院長の今村です。
今年は暦の都合上いつもより長い休みとなりましたが、みなさまお正月休みはどこかに行かれましたか?元旦は天気も良く暖かかったですね。私は人混みを避けるため家でゆっくりと過ごしました。
さて今年もスタッフ全員で目標とする漢字一文字を考えてみました。私は「頼」を選びました。「頼」は信頼される、頼みにできて心強い、期待できて楽しみであるという意味があります。
歯科業界も医療機器においてはアナログからデジタルへ、また歯科材料の進化とともに対応も大きく変化してきています。これらの変化を日常の治療に取り入れ、患者様のライフステージを考慮し最適な治療方法を提供していきたいと考えています。
歯科医師としてまた一人の人間として、患者様に信頼され頼って頂けるように精進していきたいと思います。スタッフの目標とする漢字は当院で配布してるニュースレターでご紹介してますのでご覧になってください。
いよいよ令和時代のはじまりです。2020年もみなさまのお口の健康をサポートするためスタッフ一同頑張っていきたいと思います。

 院長 今村英之

今村

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.12.30更新

こんにちは、スタッフの竹内です。
2019年も残すところ後わずかになりました。
家の大掃除や、お正月の準備が大変な時期がきました。
寒さも厳しくなってきましたので、ますます体調管理をしっかりしていきましょう。

私も今年の5月にいまむら歯科クリニックに入社して、早7ヶ月が経ちました。
先生、スタッフに見守られ少しづつですが、クリニックの一員になれるように頑張っています。

さて、いまむら歯科クリニックでは月に1度みんなでスキルアップの為の勉強会をしています。
今回は、その勉強会で学んだPMTCの事についてお話しします。
リコールで来られている患者さんに行っている事です。

歯ブラシ

PMTCとは
P→Professional 専門家による(歯科医師、歯科衛生士)

M→Mechaical 専門の器具を使用した

T→Tooth 歯の

C→cleaning 清掃

手順

診察→現在の歯と歯ぐきの状態をチェック

歯石、着色除去→超音波スケーラーなどで
   歯石やプラーク、着色などの除去

研磨→ラバーカップ、ラバワーポイント、
   ブラシなどにペーストを付けて磨きま
   す。ペーストにも種類があり、フッ素
   配合のものは、齲蝕予防効果を期待し 
   て、ステインの量や歯面の状態にも
   合わせて研磨剤の粗さ別に何種類かの
   ペーストを組み合わせて使用するのが
   一般的です。
   クリニックでは、細かい研磨剤とフッ素
   が配合されている物もあります。

エアーフロー→細やかな炭酸水素ナトリウム
       グリシン(アミノ酸)を強力
       なジェット水流で歯に吹き付け
       汚れを落とします。
       歯の表面に付着した、細菌の 
       塊であるバイオフィルムや茶渋
       タバコのヤニといった着色を
       水圧とパウダーの力ですみずみ
       まで落とすことができます。 

フッ素塗布→フッ素塗布には、歯面の表面を
      酸に溶けにくくし、強い歯面に
      変えて行く働きと、酸に溶かさ
      れて虫歯になりかかった部分を
      修復する働き虫歯菌が酸を作り、
      歯を溶かそうとする働きを弱め
      ます。
      フッ素の塗布の仕方、フッ素を
      綿球に付け歯面に塗るタイプと
      既製のトレーに泡タイプのフッ素
      を付けて5分間噛んでもらうもの
      の2タイプあります。
      まだまだ、フッ素塗布される方は
      少ないので興味のある方は、是非
      試してみて下さい。
      

簡単に説明しましたがどうでしたか❓
たったこれだけと思われるかも知れませんが
イメージとしては、普段の肌のお手入れだけじゃなくたまにはエステにでもの感覚だと思います。
歯周炎や歯周病が気になる方にもオススメです。

施術する方も、スキルがいるので今いっそ努力します。

次回は、PMTCのメリットをお話しします。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.12.26更新

こんにちは、院長の今村です。今年もあとわずかとなりました。
毎日しっかりと歯みがきをしていても完璧にむし歯や歯周病を予防することはできません。どうしても歯ブラシが届かない場所にプラークがたまり、むし歯や歯周病になってしまいます。そうならないように当院では患者様に定期的なメンテナスをお勧めしています。当院の診療理念のひとつに「患者様が健康で快適な毎日を送って頂けるようにお口の健康をサポートいたします」とあります。当院ではみなさまの歯が悪くならないように、歯を失うことがないように、歯を抜かなくてもいいようにすることが私たちの使命です。
そのため月一度院内研修を行っています。患者様にむし歯、歯周病、予防の大切さ、またお口の健康の大切さを理解していただくために、私たちスタッフもしっかりと勉強し理解を深めています。12月の研修内容はバイオフィルムについて勉強しました。

院内研修


今回はバイオフィルムについてご説明します。
むし歯・歯周病はバイオフィルム感染症です。徐々に進行しなかなか治りにくいタイプの感染症では、細菌が増殖するときに作り出すフィルム状のもの(バイオフィルム)が病気の発症やその後の進行と深く関係しています。プラークもバイオフィルムでありむし歯・歯周病はバイオフィルムによる感染症です。
バイオフィルムの特徴
・細菌自身が作り出す粘着性の強いフィルム状の物質
・細菌をその中に包み込んで外敵をシャットアウトします
・水に溶けません
・この中で細菌はさらに増殖します
むし歯菌とバイオフィルム
むし歯の原因菌は、砂糖を栄養源としてネバネバした物質をつくり、歯面に付着して次第に厚い膜(バイオフィルム)になります。そして、むし歯菌はこの中で増殖しながら酸をつくります。膜の内側は強い酸性になり、歯のエナメル質の脱灰が進みます。これがむし歯です。
歯周病とバイオフィルム
歯面についたプラークは歯周ポケットを広げながら奥に入り込み、この中で空気を嫌う歯周病細菌が増殖し、強い毒素を出して周りの歯肉を破壊します。歯周ポケットの中のバイオフィルムはセルフケアができないため、歯の表面のものより厄介です。

歯の表面にバイオフィルムができるまで18時間以上かかります。プラークは簡単に落とせるうちにブラッシングやPMTCで除去しておきましょう。

忘年会

先日は忘年会を行いました。スタッフのみなさまお疲れ様でした。

当院ではフレッシュな若手からベテランまでの衛生士6名、やさしい歯科助手4名の計10名でみなさまのお口の健康をサポートいたします。

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.12.16更新

 

こんにちは!スタッフの田中です(o^‐^o)
年の瀬も押し迫ってまいりました。

今年は時がたつのが一段と早く感じられました。
20代の時に職場の先輩から、30になると早いよ~、40、50と、どんどん早くなるよ~。と言われたことを思い出しました((´∀`))
不思議ですよね?時間は同じなのに、年々早くなっている気がします(笑)

tanaka

先日、院長が所属するスタディグループの講演会に参加してきました。
この講演会は毎年行われていて今回で12回目。
虫歯になっている歯をただ治すだけではなく、治療を全顎的にとらえて、どんな治療が最善なのか、その治療は納得がいく技術で提供できているか、また新しい技術や設備で、より良い治療を行うなど、スライドを使って発表されます。
矯正治療も、歯並びをきれいにするだけではなく、正常なかみ合わせになっているか、食べ物を飲み込むときの舌の位置など、「全体的な治療」を重視します。
私自身、矯正治療を経験したので分かっているつもりでしたが、
発表では新たな試みで理想的な治療をしていて驚かされました。

しかし、今回一番驚いた発表が!!!
題名は「当院における乳幼児の口腔機能発達不全症への取り組み」というもの。

一般的に、歯科では乳幼児の検診で1歳半検診、3歳児検診というものがあります。
母子手帳に付いていて、無料で検診が受けられます。
乳幼児の診療は、虫歯の有無、歯並び、かみ合わせなど口腔内の異常はないか、口腔内の習慣的な癖(指しゃぶりなど)、歯磨きの仕方や虫歯になりやすい箇所を教えたりします。

しかしこの発表は、それ以前の話。
人は物を食べるときに、まず口の中でかみ砕いてすりつぶし飲み込みやすい形にする咀嚼(そしゃく)をします。次に物を飲み込む動作である嚥下(えんげ)をします。嚥下にはプロセスがあり、第一段階で、舌などの動きで食べ物を口の奥へと送りこみ、第二段階で、喉に入ってきた食べ物を飲み込みます。
胎児期にはすでに嚥下を獲得していて、出生後成長とともに唇や舌の動きを学習していくそうです。
歯が生え始めると上下の歯で咀嚼機能を学習し獲得します。
咀嚼の学習には、かみ合わせ、機能、食生活、環境など様々な要因が影響するそうです。

例えば離乳食を与えるときに、スプーンに食べ物をのせて食べさせます。
この時、親が子供の口の中に無理にスプーンを入れて、上あごに食べ物を押し付けてスプーンを抜き、食べさせます。そうすると学習が不十分になり、唇や舌にも影響するそうです。
ちなみに、理想的なのは、水平のスプーンの先に少しだけ離乳食をのせ、口の前で一度とめます。目と鼻で認識させてから、自ら口を開けるようにうながします。
上あごに押し付けないようにまっすぐ持ち、自分で食べてもらうそうです。
私の息子の時はどうだったかな?と考えながら聞いていました。
あぁ、だから歯並びが悪いのかと(笑)
(嚥下がきちんとできていないと、歯並びにも大きく影響します)

そんな早い段階から、口腔機能の一つである、摂食、嚥下機能への介入と教育を行っているなんて!!!
「歯科」はもうそんなところまできているのかと、ただただ驚きです。

乳幼児の不慮の事故での死因別死亡率で8割以上が窒息死で、年々増加しているそうです。
窒息死の増加は、現状の子供たちの摂食嚥下機能の十分な学習、発達が不足していることを表しているとも考えらるので、そこからの指導や治療をされているそうです。

歯科は奥が深いですね~(^^;  色々と勉強になりました♪♪

 

投稿者: いまむら歯科クリニック

2019.12.08更新

先日スタッフの何人かと第12回STEP 講演会に参加してきました。

ステップ

本会は福岡市でご開業の田中秀樹先生が主宰する勉強会による発表会です。院長の私はその勉強会に所属しています。今回のテーマは「One STEP Ahead~一歩先へ~」と企画されました。
歯科治療は医療機器はアナログからデジタルへと、またマテリアル(歯科材料)はここ数年で大きく進化してきています。今回のテーマである「One STEP Ahead」もう一歩先を予測して、一歩先を考えた院内システムの構築や治療連携、本来のベーシックなことはおさえた上での一歩先を行く治療技術の習得、歯科医療のあり方については何かという内容でした。

特にここ数年で歯科治療の領域にもデジタル化の波が押し寄せています。しかしどんなにデジタル化やオートメーション化が進んでも歯科治療は人間の手によってしかできないところはあります。新しい器機を治療に取り入れることは大切ですが従来からの基本的な手技を軽視することはできません。


今回は接着、デジタルデンティストリー、咬合治療、メンテナンスと衛生士との共同発表もあり多岐にわたる内容であったが、現代の歯科治療、これからの歯科治療において必要となる分野でした。

ステップ

投稿者: いまむら歯科クリニック

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